裏返してドン引き、実はカビの温床?【女性約100人調査】浴室のイスの掃除方法
浴室掃除の中でも、イスを毎日掃除するというのは大変と感じている人も多いのではないでしょうか? 浴槽と比べると、つい後回しになってしまいがちですよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、浴室のイス掃除についてリサーチしました!
浴室のイスはあり派?なし派?
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずは、浴室内にイスを設置しているか聞いたところ、74%の人が「YES」と回答。「NO」と回答した人は26%でした。
「YES」と回答した人の理由を見てみましょう。
「イスがあるのが当たり前だと思っている」(34歳・会社員)
「洗う時に座りたい」(34歳・主婦)
「子どもの髪を洗う時に必須」(40歳・主婦)
昔からイスのある浴室に馴染んできた人たちは、イスがないと不便なようで、使い続ける人が多いようです。私も昔からイスを使ってきたので、座った状態でないとうまく体が洗えない気がします。
ただ、YESと回答した人の中には、家族が使うので設置しているが自分は使わないという人もちらほらいました。
続いて、「NO」と回答した人の理由も見てみましょう。
「掃除の手間がかかるし、浴室が狭くなる」(39歳・会社員)
「カビが生えるので設置していない」(29歳・デザイン)
「子どもが転倒しないように」(35歳・主婦)
イスを利用しない理由はいろいろありましたが、何と言っても、掃除の手間を減らすことができるのが大きなメリットですよね。湿気が多い浴室では、イスの裏側にいつの間にかカビが生えていたという経験がある人も多いのではないでしょうか。
イスの「汚れている」目安は?
続いて、浴室にイスを設置している人たちに、掃除頻度を聞いてみました。
もっとも多かったのは、「汚れたと感じた時」と回答した人で50%。次に、「お風呂掃除の際に毎回」と回答した人は15%、「月に1回程度」、「その他」と回答した人はそれぞれ14%でした。
「その他」と回答した人の具体的な頻度は、半月に1回だったり、入浴をする度に掃除したりと、バラバラでした。
もっとも回答が多かった「汚れたと感じた時」ですが、どういう状態になると、「汚れた」と感じるか教えてもらいました。
「透明なイスが曇ってきたら」(36歳・会社員)
「少し汚れが取れてないなと感じる時」(39歳・専門職)
「イスの裏が少し赤くなってきた時」(39歳・専門職)
汚れたと感じる目安は人それぞれで、イスの表面を見る人もいれば、裏側を見たり、イスの脚元をチェックしたりする人もいました。
私は、イスの脚に赤カビが発生していたら掃除しようと思うのですが、裏側はひっくり返さないと見えないので、ついつい目をつぶって気づかないふりをしてしまいます。
イス掃除は触らずに完了
ヌメリやカビが発生しやすい浴室のイスですが、みなさん、どのように掃除をしているのでしょうか? 掃除方法についても聞いてみました。
「スプレーして少し置いてから流す」(39歳・専門職)
「毎日ササっと流す程度」(26歳・会社員)
特に目立ったのが、イスに直接触れないで掃除をしている人たち。スプレーを吹きかけたら、擦らず流すだけという方法が多かったです。ただでさえ水回りの掃除には腰が重くなりがちなので、イス掃除だけでもラクに済ませたいという気持ちの表れでしょうか。私もイス掃除をする時は、スポンジは使用せず、スプレーのみです。
スプレー洗剤のほかにも、道具についてコメントがありました。
「スポンジとお風呂用洗剤でサッと」(31歳・会社員)
「浴槽を洗うスプレーをかけて、スポンジで磨く」(36歳・会社員)
洗剤やスポンジついては、普段浴槽を洗うのに使用するのと同じものを使っている人が大半でした。簡単に洗いたい時は、手で表面を軽く擦るだけで、道具は何も使わないという人もいました。
しつこい頑固汚れ対策の強い味方
普段のイス掃除は、あまり手間をかけない人が多いですが、しつこいカビが発生してしまうこともありますよね。そういった頑固な汚れには、どう対応しているのでしょうか。
「カビキラーでスプレーするだけ」(34歳・主婦)
「イスの脚部分のゴムはたまにカビキラーのような強い洗剤で洗浄する」(36歳・会社員)
「浴室用洗剤で取れない場合は、浴槽にお湯を張ってオキシクリーンを溶かし、浸け置きしてから洗う」(39歳・主婦)
頑固汚れ掃除の強い味方、漂白系洗剤を使うという人が大半でした。漂白系洗剤を使って洗った後は、しばらくカビやぬめりも発生しにくくなるので、予防法としてもいいですよね。
簡単にヌメリ知らずのイスに
浴槽と比べると、つい後回しになりがちなイス掃除ですが、浴室のイスがなるべく汚れず、キレイに保つためにしている工夫を教えてもらいました。
「使用後にシャンプーなどの泡をしっかり落とす」(39歳・専門職)
「イスを床に置きっぱなしにせず、浮かせて乾燥させる」(34歳・会社員)
「2か月に1度、カビ防止剤を使用するので、イスも同時に防カビされている。おかげで汚れが気になったことがない」(40歳・主婦)
カビ対策には、石鹸カスを残さないようにしたり、乾燥をしっかりしたりすることが大事ですよね。水回りのヌメリ対策としても広まってきた、浮かせる収納を実践している人も多かったです。イスの場合は、S字フックなどのアイテムも不要で、浴槽に引っ掛けるだけで浮かせることができます。道具も不要で、ヌメリ知らずの浴室が叶うのは嬉しいですね。
一方で、こんな意見も多く集まりました。
「特に何かをしているわけではない」(39歳・専門職)
「特に何もしていない…。」(31歳・会社員)
やはり、浴室のイスのために、何か対策をするのは少し面倒と感じている人も多いですよね。私も、入浴後は毎回、浴室のドアを全開にして乾燥を意識していますが、イスのためだけの工夫はできていない気がします。
細部のキレイも保って快適なバスタイムを
浴室のイス掃除リサーチ、いかがでしたか? 浴室の中でも、普段はなかなか手が回らない場所かもしれませんが、イスまでキレイだとバスタイムがより楽しくなりそうですよね。みなさんのアイデアも参考に、是非キレイな浴室を保ってください!
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