結局、損しました! 女性約100人調査「買い直すほど後悔した100均アイテム」
100均アイテムのクオリティはどんどん上がり、「こんなものも100円で買えるの!?」と驚くことも多いこの頃。しかし、すべての商品が大当たりというわけにはいかないよう。100均で失敗して、結局他のものに買い替えたという意見も少なくありません。そこで今回は「100均で購入して失敗したもの」について女性約100人にアンケートを実施。女性たちの失敗体験を参考に、ぜひ100均でコスパのいいお買い物を!
100均で失敗した経験がある女性は6割超!

anan Beauty+ clubのメンバーに、「100均で購入したものの、使いづらい/質が悪いなどの理由で結局買いなおした経験はありますか?」と質問をしたところ、グラフのような結果となりました。
6割以上の女性が「YES」と回答。多くの女性が失敗した経験を経ているようです。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
こんな商品で失敗しました
では、どんな商品を購入した時に失敗したのでしょうか。女性たちのコメントを見ていきましょう。
「化粧品類はあまりいいと思えず。粉っぽかった」(39歳・専門職)
最近の100均はコスメやスキンケア用品も豊富。いいものもたくさんありますが、なかには使い勝手がよくないものもあるようです。他の製品と組み合わせると意外な効果を発揮することもあるようですよ!
「おたまなどの調理器具。力を入れたらすぐ曲がってしまいストレスだったので、買い直した」(29歳・主婦)
毎日料理をする方であれば、調理器具はとても重要ですよね。あまり出番がない調理器具だけ100均にするなど、住み分けするとよさそうです。
「iPhone用のタッチペンを購入したけれど、描きにくくて結局2,000円くらいのものを購入しました」(30歳・自営業)
100均には家電量販店で買うと数千円するようなガジェット系が売られていることも。100均ではお試し感覚で購入して、もっと使いたいと感じたらお金をかけるというお買い物の仕方もいいかもしれませんね。
「ガムテープ。粘着力がなさすぎて新しい物を買った」(39歳・その他)
100円のガムテープだと、大事な梱包にはちょっと不安に…? 用途によって100均アイテムとそうでないものを使い分けた方がよさそうです。
「腕時計。仕事で正確な時間を見る必要があり急遽購入したが、分単位を正しく設定できず使えなかった」(36歳・会社員)
見た目じゃ100円とわからないような立派な腕時計も販売されていますが、機能性はそれなりということも。SNSなどでレビューをチェックしてから購入すると失敗が減りそうです。
「包丁。切れ味悪すぎて怖かった」(39歳・専門職)
包丁については筆者も失敗経験あり。包丁研ぎで研いだところ普通に使えるようになったので、一手間かけるのが面倒でなければぜひ挑戦あれ!
「お醤油スプレー。スプレーが広範囲に飛び散る」(34歳・会社員)
霧吹き状に醤油が出てくるアイディア商品。ドバッと出ないのでかけすぎを防止できる画期的なアイテムなのですが、狙ったところ以外にも飛んでしまうのは気になりますね…。

100均が最安値とは限らない!?

性能だけでなく、価格で失敗したという方も。メンバーの女性たちに「100均で購入後、その商品が別のお店で100円以下で売られていたのを発見したという経験はありますか?」と聞いたところ、4割の方が「YES」と答えていました。
具体的に、以下の商品で失敗が発覚したようです。
お菓子類
「スーパーの方が安いこと、けっこうよくあると思う」(29歳・主婦)
「お菓子だけでなく、ジュースのペットボトルなどでも経験あり」(39歳・専門職)
調味料
「調味料、スパイス系は98円でスーパーでよく売っている」(39歳・その他)
生活雑貨
「ラップやスポンジ。スーパーやドラッグストアで100円以下だった」(34歳・会社員)
「除菌ティッシュがドラッグストアで98円で売っていた」(39歳・その他)
食品や生活雑貨に関しては、100均よりも安く売られていることもあるよう。最安値で購入したい方は、こまめな価格チェックが欠かせませんね!
100円なら失敗も許容範囲?
100円でいいやと買ったものが、思ったより使えずにお蔵入りになることも少なくないようです。
筆者も何度か100均で購入したものを買い直してきましたが、その時のショックは低価格だけに最小限。さらに、買い直したからといって100均アイテムを捨てるのではなく、サブで使うことも可能です。
実際に100均のネイルポリッシュで失敗した際、ベタ塗りすると塗りにくいけれど、フレンチネイルなどでポイント使いするには重宝したという経験があります。
失敗したと思った製品も、使い方によっては本領を発揮してくれるかも。失敗を活かして、新しい使い道を探してみませんか?
(C)Felix Oberhage/Getty Images