肌トラブルの原因にも!【エステティシャンが解説】秋冬の「アンダーヘアのNGケア」
セルフでアンダーヘアのケアをしている人も多いと思います。デリケートゾーンの乾燥、かゆみ、黒ずみ悩みを招かないためにも、秋冬のお手入れは特に意識したいところ。今回は、秋冬に気をつけてほしいアンダーヘアのセルフケアについて、エステティシャンの筆者がご紹介します。
NG:アンダーヘアのセルフケア後、保湿ケアをしない
カミソリやシェーバーを使ってアンダーヘアをセルフケアしている人も多いと思いますが、ケア後、衣類を着用する前にきちんと保湿ケアをおこなっていますか?
- カミソリやシェーバーの刃によって、皮膚を傷つけている可能性がある
- 毛が短くなり肌が空気に触れ、乾燥しやすくなる
- 毛のクッションがなくなり、ショーツや衣類の摩擦を受けやすくなる
これらの理由から、アンダーヘアのセルフケア後の保湿ケアはとても大切だと言えます。保湿ケアをおこたると、デリケートゾーンの乾燥、乾燥によるかゆみ、摩擦による黒ずみや色素沈着を招く可能性も。セルフケア後はデリケートゾーン用の保湿ローション、美容液、ジェルなどでうるおいを補う保湿ケアをおこないましょう。
NG:一つのアイテムだけで保湿ケアを済ませる
デリケートゾーン用の保湿ケアアイテムも色々ありますが、大きく分けると化粧水(ローション、ミストなど)、美容液(セラム、オイルインなど)、クリームに分類されます。セルフケア後の保湿ケアとして、ローションや美容液だけ、クリームだけなど、一つのアイテムしか使っていないという人も多いはず。ただ、化粧水や美容液だけだと、せっかくつけたうるおいが蒸発してしまい、再び乾燥を招く可能性があります。また、クリームだけの場合は、保湿はできていてもうるおいが不足していることも。
肌のコンディションは水分と油分のバランスで成り立っているため、水分である化粧水・美容液、油分であるクリームの両方を取り入れるのがおすすめです。
NG:保湿ケアアイテムを冷たいまま使う
秋冬は寒いため保湿ケアアイテムも冷たくなりやすいですよね。お風呂上がりの温まった体に塗ると、冷たさで体が驚くこともあるはず。温かいお湯で絞ったタオルやレンジで温めたタオルにスキンケア容器を包んで、しばらく温めてから肌に塗布すると、冷たさがやわらぐのでおすすめですよ。
まとめ
アンダーヘアをセルフケアする場合は剃り方や衛生面に加え、アフターケアにも気をつけましょう。特に秋冬は乾燥しやすいので、肌トラブルや黒ずみを招かないためにも丁寧なアフターケアを意識してみてください。
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筆者情報
寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。
Instagram @laulea.beauty