疲労がたまりやすい原因かも!? 座ったままできる「温活エクササイズ」
疲労が溜まったときほど、適度に体を動かすのがおすすめです。体を動かさないことで体が冷えてしまい、疲労が蓄積している可能性が。疲労でだるさが残るときは、体を休ませるのではなく動かしてみましょう。今回はヨガインストラクターの筆者が、体を温める「温活エクササイズ」をご紹介します。
芯からの冷えには動くことが大切
![疲労がたまりやすい原因かも!? 座ったままできる「温活エクササイズ」 疲労がたまりやすい原因かも!? 座ったままできる「温活エクササイズ」](https://img.ananweb.jp/anan-plus/2023/01/06112751/%E7%94%BB%E5%83%8F1-1024x675.jpg)
寒くなって活動量が減りがちな冬。体を動かさないと体が冷えるうえに、疲れも取れにくくなると考えられます。
疲労が残りやすいと感じたり、なんとなく動くのが億劫になったりするときは、体を動かさないことからくる冷えが原因かも。たとえば、歩くことで下に向かって流れる血液が心臓へと戻りやすくなりますが、同じ姿勢でじっとしていると全身が凝り固まってしまう可能性があります。
寒いときほど体を動かして、体を芯から温めることが大切。動くことで体内の巡りが良くなり、体温が上がると免疫力アップも期待できるでしょう。
体の芯から冷えを感じるときや、だるさが残るときは、お腹の奥から体を温める温活エクササイズをしてみてください。
座ったついでにポカポカにしよう! お腹から温めるエクササイズ
![温活エクササイズ 温活エクササイズ](https://img.ananweb.jp/anan-plus/2023/01/05193658/IMG_0592.jpg)
1.床に座ります。
2.両膝を浅く曲げ、両脚の幅を広めに取ります。
3.背骨を上に伸ばすようにして、腰を立てましょう。
![温活エクササイズ 温活エクササイズ](https://img.ananweb.jp/anan-plus/2023/01/05193653/IMG_0593.jpg)
4.両腕を前方へ伸ばし、両肘を軽くつかみます。肩の力を抜いて、肩甲骨から腕を持ち上げる意識で行いましょう。
![温活エクササイズ 温活エクササイズ](https://img.ananweb.jp/anan-plus/2023/01/05193655/IMG_0594.jpg)
5.息を吸います。息を吐きながら、両脚を股関節から動かすように意識して左へ倒します。
6.お腹は正面を向けたままで、軽く体をひねった状態にします。
![温活エクササイズ 温活エクササイズ](https://img.ananweb.jp/anan-plus/2023/01/05193656/IMG_0595.jpg)
7.息を吸いながら両脚を真ん中に戻し、息を吐きながら反対側へ倒していきます。
左右で1回として、30秒間行いましょう。もしくは10回以上を目指して動かすのもOKです。
お腹が温かくなってきたらバッチリ!
この動きは、両脚を交互に倒して股関節を動かしながら、お腹周りも刺激するエクササイズです。エクササイズの最中に、お腹の中心からだんだんと温まってくる感覚があるのではないでしょうか。お腹の温かさを感じない場合は、脚を倒すときに、お腹の向きを正面に保つ意識を忘れないようにしてみてください。
また、エクササイズを終えた後は、楽な格好で休みましょう。お腹から全身へと温かさが広がっていく気持ちよさを体感できるはず。動くのが億劫なときほど、試してみてくださいね。
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