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防災リュックを見直しました! 5人家族の40代主婦が備える「いざというときの非常用アイテム」

9月1日は防災の日。南海トラフ地震や台風など、災害への不安も高まっている今のタイミングだからこそ、非常時の備えを見直したいところです。今回は、5人家族の40代主婦が実際に常備している非常用アイテムをご紹介します。

モバイルバッテリー

©古賀令奈
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スマートフォンは緊急連絡や情報のリサーチなど、災害時にもさまざまな用途で活躍するアイテムです。しかし、どんなに便利でも充電が切れてしまうと使い物になりません。緊急時に対応できるように、防災リュックにモバイルバッテリーを常備しています。

モバイルバッテリーは充電しておいても時間とともに放電してしまうため、定期的に充電しておくことが大切です。防災の日をきっかけに、充電を習慣化させることをおすすめします。

携帯トイレ

©古賀令奈
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災害時はトイレを使えない環境になる可能性も否めません。携帯トイレを持っておくと、万が一の備えとなります。水分を固めてニオイを閉じ込められるため、プライバシーが確保されにくい場面でも最低限の配慮ができるでしょう。

筆者が用意しているのは1つにつき1回分ですが、1つで複数回使えるものもあります。買いやすさやコンパクトさを重視しているため、このタイプ25個を5人分として確保しています。一つのリュックに入れるとかさばるため、複数のリュックやバッグに分けて一人5個持つようにしています。

よりしっかりと備えたい方は、複数回使えるタイプにしたり、尿取りパッドなどを併用したりと、万が一の場面に手厚く揃えておくとよいでしょう。

軍手

©古賀令奈
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災害によって家や家具が倒壊した場合、撤去作業を行わなければなりません。撤去作業でケガをしないように、家にある軍手をかき集めて人数分をリュックに入れています。

災害時にはガレキやガラスの破片が散乱している可能性があります。うかつに触れるとケガをするだけでは済まないかもしれません。すぐに医療を受けられない場合は傷口が化膿したり、傷口から細菌が侵入して感染症にかかったりすることもあるため、必ず軍手などで手を保護した状態で撤去作業できるように備えています。

パックごはん

©古賀令奈
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災害リュックには食料も入れておきたいところです。パックごはんは、停電や断水時はパックのままお湯の中に入れて加熱するなどすれば、レンジなしでも食べられるものが多くあります。商品によって適切な食べ方が異なるため、リュックに入れる前に確認しておいてください。

パックごはんはできるだけ多く備えておきたいところですが、たくさん持ち出すのは難しいものです。携帯トイレと同様に家族で手分けして運べるよう5個ずつ入れています。

後悔のないように防災リュックの中身を見直そう

万が一の事態にしっかりと備えておくのが理想的ですが、持ち出し用の荷物は量に限りがあります。緊急時に不可欠なものは持てる範囲で可能な限り用意しておきましょう。また、今回ご紹介できていませんが、水もしっかりとストックしておくことをおすすめします。緊急時に後悔しないように、万全の対策を目指したいですね。
©yuz/Adobe Stock

筆者情報

古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。