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家の不満を一挙紹介! 女性約100人に聞く「選んではいけないNG間取り&立地」

今住んでいる家に満足していますか? 今回は、ライフスタイルに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「私だったら選ばない家の特徴」をテーマにリサーチを行いました。女性たちは、どんな基準で家選びをしているのでしょうか。早速チェック!

女性たちの「家選びの決め手」

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※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずはanan Beauty+ clubに所属する女性たちに「今の家を借りた or 購入した決め手」について聞きました。

「駅徒歩2分で都心に出やすいこと。近くに商店街もあって不便もないし場所的には最高です!」(32歳・会社員)

「駅から近く、都心へのアクセスもいい」(37歳・会社員)

「駅に近い、コンビニが近い、実家から近い、幼稚園と学校が近くにある」(34歳・主婦)

「日当たりがよくて、リビングが広いことが決め手でした」(37歳・専門職)

「駅近、日当たり、クローゼットの大きさ、家賃など、総合的に見て決めました」(40歳・会社員)

「周辺環境がよく、予算に合ったから」(33歳・会社員)

「立地、とにかく立地です。家のリビングの広さと、駐車場の広さも気に入ったので決めました」(40歳・専門職)

今回のアンケートによると、"駅からの近さ"を重要視している人が多いようです。駅から近ければ、病院やスーパーが近くにあったり、すぐに電車に乗れて移動がしやすいなど、利便性に優れている魅力がありますよね。

一方で、電車に乗らない人や、ネットスーパーなどを活用できる人であれば、駅近である必然性はあまりないのかもしれません。また、"自分が住みやすい周辺環境なのか"にプラスして"予算に合うか"も大切なよう。いくら住みたくても、予算以上の家に無理して住んでしまうと、住んだ後に後悔してしまうこともあります。

筆者は、予算と住みたい条件がマッチせずなかなか引っ越せずにいます。どこか条件を妥協しなければいけないとは思いつつも、不満のある家には住みたくないし。購入するにしても賃貸ににしても、どんどん価格は上がっていますから、早く決めたいところなのですが…。物件選びって難しい。

Q. 絶対に選ばない家の特徴を教えて!

続いては女性たちに「自分だったら絶対に選ばない家の特徴」についてリサーチ。実際に住んでみて、"これは嫌だった"、"住んで後悔した"など、女性たちの本音を教えてもらいました。

NG1. 3点ユニットバス

「ユニットバスだと掃除が大変」(37歳・会社員)

「ゆっくりお風呂に入りたいのでユニットバスはなしです」(37歳・会社員)

「20歳くらいのときの元彼の家がユニットバスで、お風呂マットとトイレマットを兼用にしててめちゃくちゃ不衛生だったのがトラウマです」(34歳・主婦)

ユニットバスはNGという女性が、今回のアンケートでは最も多い結果に。お風呂場とトイレが一緒になっていて、その間に洗面台が置かれている3点ユニットバス。家賃が安いというメリットはあるものの、どうしても衛生面が気になってしまう人は多いよう。確かに、お風呂マットとトイレマットの兼用は嫌ですね…。狭さを感じてしまい、ゆっくりお風呂に入れないというコメントも多数。

NG2. 築年数が古い

「今の家が築20年以上で、古くて嫌だから。新しい家じゃないと掃除する気になれないんだなって気がつきました」(32歳・会社員)

「設備が古いと嫌です」(40歳・主婦)

築年数が古いと"キレイに感じない"というコメントが目立ちました。新築よりも安く購入できる利点はありますが、築年数が古いだけで、"住みたくない家"となってしまう女性は多いよう。

筆者は築25年の家に住んでいますが、設備が古いと水漏れしやすかったり、扉が開きづらかったりなど、設備の不具合に悩まされてしまうことがあります。

NG3. 駅から遠い

「車をもっていないので、駅から遠いのは考えられない」(40歳・主婦)

「ペーパードライバーなので病院や街にアクセスしやすい場所が必須だから」(44歳・主婦)

駅から遠いと最寄駅へ行くまでが手間なんですよね…。バスや自転車を使う必要があるので、雨の日になるとより不便。また、地方に住んでいると、車を持っていないとスーパーやコンビニが近所にないことが多いですから、駅から遠いと生活がしづらいデメリットも。筆者も実家に住んでいたときに感じていましたが、車の免許を持っていない人は、駅近に住んだ方が快適に過ごせる可能性は高いと思います。

NG4. 日当たりが悪い

「太陽の光で明るい家が好きなので」(39歳・派遣社員)

「日当たりが悪いと憂鬱になるので必須です」(37歳・専門職)

筆者の友人は高層階の南向きの家に住んでいますが、冬でもあたたくて明るいため、昼間は電気も暖房もつけていないのだそう。太陽の光があたりやすい南向きの家であれば、昼間は電気をつけなくても明るいですし、冬の時期も暖房要らずであたたかいなどメリット多数。逆に北向きの家ですと、電気をつけないと暗いため電気代が余計にかかってしまう可能性も。

NG5. 周辺環境が悪い

「周辺環境が悪いのはやめた方がいいと思う。すごくいい家なのに、売れ残っててなぜ? って思っていたら、向かいの家の人が毎日嫌がらせをしてくるんですと聞いてゾッとしました」(40歳・専門職)

ご近所トラブルには巻き込まれたくないですよね…。住む前に知っておく必要があるので、内見の際には住む家の周辺環境についてもできる限りチェックしておいた方がよさそうです!

住む家に満足するためには、慎重な物件探しが大切

いかがでしたか。なかなか聞けない女性たちの本音をご紹介しました。今回の女性たちの回答、引っ越しを検討している人や、物件を探したいなと思っている人こそぜひ参考にしてください。

<筆者情報>

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。

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