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やめたらキッチン広々です!【女性約100人調査】調味料のベストな置き場所

今回は、美容や健康に関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「調味料を置くところ」をテーマにアンケートを実施。普段使う調味料をどこに収納しているのか、気を付けていることやコツなど、女性たちの実情を調査しました。

今回は「調味料を置くところ」について大調査!

調味料

誰でもおうちに1つは持っている調味料。ですが他の人が、どの調味料をどこに収納しているのか、気をつけていることやコツを聞く機会ってなかなかないですよね。そこで今回はanan Beauty+ clubの女性たちに「調味料を置くところ」について調査。まずは、どこに何の調味料を保存しているのかを場所別に聞きました。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

"冷蔵庫内"に保存している調味料を教えて!

「冷蔵庫内に保存している調味料を教えてください」と女性たちに質問。


第1位 ソース
第2位 味噌、ケチャップ
第3位 めんつゆ
第4位 マヨネーズ、醤油
第5位 酢

回答の多い順にランキングにしてみると、ソースが1位の結果に。ソースは基本的に開封後の常温保存はNGですから、冷蔵庫に保存している人が多いことに納得です。ソースはウスターソース、中濃ソースなどいろいろありますが、ソースがあればハンバーグや焼きそば、カツなどの揚げ物にかけるなど万能ですよね。

また、ランキング以外には、
・白だし
・ポン酢
・豆板醤
・コチュジャン
・マスタード
・鶏がらスープの素
・ドレッシング
・みりん
・料理酒
・ナンプラー
・柚子胡椒
・チューブのカラシ、ニンニク、ショウガ

などが挙がりました。和食には白だしやポン酢、韓国料理にはコチュジャン、タイ料理にはナンプラーは欠かせない調味料ですよね。

筆者は、みりん、料理酒は常温保存しているため、冷蔵庫に入れている人がいることに驚きました。冷蔵庫が大きくないので、たくさんの調味料を保存するスペースがとりづらいという理由もありますが…。

回答した調味料を冷蔵庫で保存している理由についても聞いてみると、

「商品に貼ってある品質表示のラベルを見て、その通りに保管しています」(28歳・会社員)

「開封済みのものは基本冷蔵庫に入れています」(39歳・会社員)

「要冷蔵と書かれているもののみ冷蔵庫に入れている」(32歳・デザイナー)

「虫対策のために」(37歳・会社員)

虫対策や、状態が悪くなってしまうことを考えると冷蔵庫で保存した方が安心できるとのこと。確かに開封済みの調味料は冷蔵庫に保存したほうが衛生面を考えるといい気がします。商品に貼ってある品質表示の説明に従うことが1番安心できそうです。

"キッチンのコンロ周辺"に置いている調味料を教えて!

続いては「キッチンのコンロ周辺に置いている調味料」について教えてもらいました。


第1位 何も置かない
第2位 油
第3位 塩

こちらは回答した女性のほとんどが「何も置かない」と答える結果に。詳しく聞いてみると、

「掃除が大変なので見せる収納はしない」(35歳・主婦)

「油がはねたら掃除が面倒なので」(39歳・会社員)

「コンロ周りは油でベタつくので基本何も置いていません」(44歳・自営業)

「頻繁に使う調味料のみ、コンロ横に置いています」(36歳・自由業)

など、コンロ周りの衛生面を考えて何も置かない人が多いようです。汚れないように気をつけて料理をしても、周辺に油が飛び散ってしまうのは避けられないですよね。筆者も、コンロ横に調味料を置いてしまったことで油で調味料がベタベタになってしまった経験あり。料理をするときに使いやすくて便利ではありますが、コンロ横に調味料を置くなら油の付着は覚悟しておいた方がいいかも。

"コンロ・キッチン下"に置いている調味料を教えて!

続いて女性たちに「コンロ・キッチン下に置いている調味料」について聞いてみると、


第1位 料理酒
第2位 油
第3位 みりん
第4位 何も置かない
第5位 コンソメ

コンロ・キッチン下には料理酒、油、みりんを収納している人が多いことがわかりました。この3つは和食を作る際は特に、頻繁に使う調味料ですよね。また、こちらも「何も置かない」と回答した人も多数。回答理由についてそれぞれ聞いてみると、

「忘れて腐ってたりするから。賞味期限を切らしてしまうから」(40歳・専門職)

「コンロ下に入れると使わなくなるから」(28歳・会社員)

「頻繁に使うものはできるだけコンロの近くの引き出しに入れています」(32歳・会社員)

「1リットルくらいの大きい容器のものは下に置いてます」(35歳・主婦)

確かに、パッと目につく場所ではないですから、収納したことを忘れてしまったり、使わないようになってしまうこともあるようです。筆者は、コストコで大きいオリーブオイルや料理酒を購入しているため、コンロ・キッチン下でないと、他の場所では重くて取り出しづらいという理由もあります。

冷蔵庫、コンロ周辺、コンロ・キッチン下以外で調味料を収納しているという人に話を聞いてみると、

「砂糖やはちみつはキッチン背面の食器棚のオープンスペースに置いています」(44歳・自営業)

「冷蔵庫にトレーを磁石でつけて、砂糖塩胡椒ごまは小分けにした入れ物に入れてすぐ使えるようにしてます」(39歳・会社員)

「シンクの上に、砂糖、塩、ハーブ類の調味料が置いています」(48歳・自営業)

「冷蔵庫の横に棚を置いていて、そこにしまっている」(40歳・会社員)

など、取り出しやすいように工夫している人も多数。頻繁に使う調味料は、取り出しやすい場所に置いておきたいですが、ゴチャゴチャしてしまったり、衛生面が悪くなってしまう収納はしたくないものです。

調味料収納で気を付けていることやコツを教えて!

続いては「調味料収納で気を付けていることやコツ」についても質問してみました。

3か月に1度は整理

「3か月に1度は調味料を整理するようにしている。賞味期限が近いものは手前に出す」(42歳・会社員)

調味料ってしばらくすると存在を忘れてしまうことってありますよね…。定期的に整理することで、使っていなかった調味料にも気付けますし、賞味期限の把握もできて、調味料を無駄にすることが減ってエコにもなってgood。

同じような調味料は買わない

「同じような調味料は買わない。例えばマジックソルト、クレイジーソルト、ほりにしなど」(35歳・主婦)

メーカーによっては名称が違うだけで、使い道や味わいが似ている調味料ってありますよね。同じような調味料が複数あると、使いきれなくて賞味期限がいつの間にか切れてしまっていた…、ということにもなりかねません。

調味料は用途によって置き場所を分ける

「調味料は、料理中に使うもの、できた料理にかけるもので置き場所をわけています」(48歳・自営業)

料理動線に合った置き場所をチョイスするって賢い! できた料理にかけるなら、冷蔵庫やコンロ下に置くのではなくダイニングテーブル付近においてもいいですもんね。使いやすさ重視で、置き場所を使い分けている人も多いようです。

ですが一方で、調味料収納を失敗してしまったというエピソードも。

「お酢はいつもコンロ下にいれているのですが、お酢はメーカーによって開封後に要冷蔵のものがあることを購入してから知った。いつもと違って冷蔵庫にしまわなければいけなくなってしまい面倒だった」(35歳・主婦)

「コンロの側、窓の側に調味料をたくさん置いてしまって、気づいたら中の調味料が固まっていた」(40歳・専門職)

調味料にも要冷蔵と常温保存のものがありますから、商品によって確認する必要があります。筆者は以前、要冷蔵なのに間違えて常温保存してしまって調味料がカビてしまった経験あり。

また、コンロの近くに調味料をおくと温度のせいで固まってしまったという失敗もあるあるかも。筆者は、コンソメのキューブをコンロ横においていて気づいたら湿ってべちゃっとしてしまって、衛生的に不安な思いをしたことあり。何をどこに置くかは、できる限り配慮することをおすすめします。

いかがでしたか。普段おうちで料理を頻繁にする人も、料理はしないという人も何かしらの調味料は収納していると思います。「この調味料、どこに収納しよう…」と迷ったときこそ、今回の調査結果を参考にしてみてください。

筆者情報

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。週7で自炊をするグルメ女子。

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