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夏も乾燥してるんです… エステティシャンが実践「今やるべきセルフハンドケア」

夏もハンドケアしていますか?「冬に比べて手指の乾燥を感じにくい」「手元がベタつくのが気になる」などの理由から、ハンドケアの頻度が低下している人も多いはず。そもそも、夏はハンドケア自体をしていないという人もいるのではないでしょうか。今回はエステティシャンの筆者が、夏の手指ケアについてお教えします。

夏も手指は乾燥しやすい!?

©寒川あゆみ
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夏は冬に比べて湿度が高いため、肌がうるおっているように感じますよね。でも実は、汗の蒸散、紫外線やエアコンの風、繰り返す手洗いや洗剤の付着などによって肌の内側は乾燥しています。

乾燥しているのにケア不足が続くと、カサつき、うるおい不足、シワ、ハリの低下、シミなどを招くことも。冬ほど乾燥を感じなくても、夏も手指の乾燥対策や予防ケアが必須です。

ベタつきを招くハンドケアをしていませんか?

©寒川あゆみ
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ハンドケアが大切だとはわかっていても、夏は汗もかきやすいし、ベタつくのが苦手という人も多いはず。もしかすると、ベタつきを感じるのは、油分が多くしっとりするタイプのハンドミルク・ハンドクリームを使っていることが原因かもしれません。または、手のひらに塗りすぎている可能性も考えられます。

日常の動作でよく使うのは手のひら側で、乾燥を感じやすいのは手の甲側。そのため、手のひらにハンドミルクやハンドクリームを塗りすぎると、ベタつきを感じやすくなるでしょう。

夏は油分が少なめのアイテムを使い、手のひらにたくさんつけすぎないようにすると、ベタつきストレスが軽減しますよ。

エステティシャンが実践する手指ケア

ローション、ジェル系のアイテムを使う

ハンドケアアイテムにもさまざまなタイプがありますよね。夏におすすめなのは、水分量が多くうるおいのある質感のミルク、ローション、ジェルタイプです。

手の甲、指になじませて、最後にティッシュオフする

©寒川あゆみ
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ハンドケアアイテムを手の甲にとり出し、もう片方の手のひらで手の甲、指先に塗り広げます。

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指の関節のシワや爪の周りは指の腹でなじませます。

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ハンドケアアイテムが手のひらにたくさんついている場合は、手のひら同士でティッシュを挟み、表面の油分を優しくおさえてオフします。

いかがだったでしょうか。 意外と夏も手元は乾燥しているし、そもそも手は人目につきやすいパーツでもあります。ベタつきが気になる人は、夏に使いやすいハンドケアアイテムに変えたり、塗り方に注意したりしながらケアしてみてください。

筆者情報

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty