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2位は眠い、1位は…? 女性約100人に聞いた「五月病事情と簡単な解決法」

連休明けに訪れる通称“5月病”は、やる気が出なかったり、眠気が襲ってきたりと、日常生活に支障をきたすことも…。そこで、アラサー世代の女性たちは「5月病を感じているのか?」を、赤裸々に語ってもらいました。「憂うつな気分は私だけ?」と悩んでいる方、必読です。

五月病を感じる?

気になる五月病について、anan Beauty+ clubメンバーにさまざまなことを聞いてみました。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

Q1. GW明けはやる気が出ないなど、五月病っぽくなりますか?

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頻度は多くないものの、約60%の人が、やる気が出ないなどの、5月病のような自覚症状があるそう。また少数ではありますが、ほぼ毎日なる人が7%、頻繁になる人が10%もいることが判明。

では実際にどんな変化が起きるのかも聞いてみましょう。

Q2. 五月病と思われる人は、どんな変化を感じますか?

  • 1位 やる気が出ない
  • 2位 寝ても寝ても眠い
  • 3位 外出するのが憂うつになる

仕事だけでなく、何をするにも「やる気が出ない」という人が圧倒的多数。体がだるく感じたり、ソファやベッドから動けなくなってしまうそう。また、GWを楽しんだことで疲れがたまるのか、暖かい気候がそうさせるのか…2位は「寝ても寝ても眠い」でした。そして3位は、ボーッとしていたいあまり、「外出するのが憂うつになる」という結果に。

他にも、「いつもなら木曜日に『あと1日!』と思えるのに、『まだ木曜かぁ…』と思ってしまう」(33歳・会社員)や、「夜なかなか寝れなかったり、朝起きるのが嫌になったりする」(31歳・会社員)と、だるさを感じている人もいます。

Q3. 憂うつな気持ちにならないために気をつけていることはありますか??

  • 1位 規則正しい生活
  • 2位 朝、窓を開けて空気を入れ替える
  • 3位 好きなことをして過ごす

連休中に生活リズムが崩れてしまうと、仕事が始まってから憂うつな気持ちになることが多いため、いつもと同じ時間に起床するようにしている人が多数。

さらに朝の目覚めをスッキリさせるために、カーテンや窓を開けて太陽の光を浴びたり空気を入れ替えるのが良さそうです。

好きなことをして過ごす人は、「お菓子を食べていい時間を作る」(29歳・会社員)、「休みの日は好きなことに打ち込む」(23歳・会社員)などです。

Q4. 憂うつな気持ちを打破して仕事モードに切り替える方法はありますか?

「憂うつな気持ちを打破して仕事モードに切り替えるのは得意ですか?」という質問では、YESが52%、NOが48%と、約半々という結果でした。

ではさっそく、仕事モードへの切り替えテクを聞いてみましょう。

音楽を聴く

「大音量でテンション高めの音楽を聴きます」(27歳・主婦)
「気分の上がるプレイリストを作ってあります」(33歳・会社員)

ばっちりメイク&コーデ

「お気に入りの服を着ると気分が上がります」(34歳・会社員)
「部屋着やボサ髪だとやる気が起きないので、ばっちりメイク&髪も巻いて、いい服を着ます」(31歳・主婦)

通勤すると勝手に仕事モードになる

「会社のビルが大きいので、ビルを見るとテンションが上がる」(36歳・会社員)
「とにかく無心のまま電車に乗る。職場に着けば無敵スイッチが入ります」(34歳・会社員)

仕事後を楽しみにする

「仕事後に遊びに行くことや、美味しいご飯のことを楽しみに働きます」(34歳・フリーランス)
「休み明けは仕事が溜まっているので、いかに効率よく終わらせて、早く家に帰るかを考えながら働く」(31歳・主婦)

やる気スイッチは人それぞれ。好きな音楽を聴いたり、気合いの入る戦闘服に着替えたり、楽しみながら憂うつな気分を切り替えられるようになると良さそうです。

Q5. 憂うつな時にするズボラ家事はありますか?

  • 1位 食事をアウトソーシング
  • 2位 手抜き料理にする
  • 3位 洗い物を減らす

家事の中でも、「料理」に関するズボラテクが上位を占めました。レシピを考え、買い物、調理、片付けまで労力がかかるので、負担に感じている人が多いのかもしれません。

そのなかでも圧倒的に多かったのが食事をアウトソーシングする人で、「朝ウーバーイーツを多めに頼んで、一日中それを食べる」(37歳・その他)や、「コロナ禍応援もこめてテイクアウト」(33歳・会社員)、「料理もせずコンビニで普段買わないものまで好きに買う」(31歳・専門職)など、デリバリー、テイクアウト、お惣菜の購入など、幅広く利用している模様。

2位の手抜き料理は、「鍋。たくさんの野菜とお肉やお魚で美味しく簡単にすましてしまう」(38歳・美容ブロガー)「ダイエットと称して、サラダやオートミールなどほとんど手のかからない料理を出してしまいます」(27歳・主婦)など。

3位の洗い物は「ワンプレートの食事にして、どうしても眠くて仕方のない時は、プレートにラップをしてその上に食事を乗せ、洗い物を減らします」(44歳・ヨガ講師)や、「洗い物は明日の自分に任せます」(38歳・プリザーブドフラワー講師)など。

掃除に関しては「やりたくない時はやらない」(29歳・会社員)と、思い切ってやらない選択をする人が多数でした。

やる気の出ない時は誰にでもある!

どうしてもやる気が出なかったり、体が重くて動きたくなかったり…そんな時は気分を切り替えるテクや、ズボラ家事で乗り切りましょう。それでも憂うつな時は、無理せず休むという方法もあります! 五月病を感じる人はかなり多いので、自分だけで乗り越えられない時は誰かと共有することもできるかもしれません。