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SNSで話題沸騰中! ダイソーで買える「フェミソープ」の本音とメリット・デメリット

なかなか人に相談しにくい“デリケートゾーン”の悩み。デリケートゾーンの乾燥や黒ずみ、ニオイについて気になっても、「対策としてどんなケアをすればいいのだろう」と感じることもあるのではないでしょうか。そんな人におすすめしたいのが、デリケートゾーン専用ソープ。そこで今回は、SNSで話題になった『ダイソー』の「アロマ フェミソープ」のレビューをご紹介します。合わせて、筆者が感じたデリケートゾーン用ソープを使うメリット・デメリットもお伝えしていきます。

デリケートゾーンをボディソープで洗ってない…?

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体を洗う際、汗や皮脂汚れを落とすためにボディソープや石けんを使用している人も多いはず。デリケートゾーンの黒ずみやにおいが気になるからと、洗浄力や刺激の強い成分が入ったボディソープを使って、体と同じように洗っていませんか?

デリケートゾーンは他の部分に比べて粘膜に近く、敏感な部位。汗や汚れも溜まりやすく蒸れやすい上に、ショーツや衣類に覆われていることから摩擦が起きやすいのです。そのため、洗浄力や刺激の強い成分が入ったボディソープで洗えば、かえって乾燥を加速させる原因になる可能性も…。

また、乾燥に気づかずデリケートゾーンをゴシゴシ洗ったり、ショーツや衣類の摩擦を繰り返すと、黒ずみや色素沈着を深刻化させてしまうかもしれません。

乾燥や黒ずみが気になる場合は、綿やオーガニックなどの肌に優しい素材、ニオイが気になる場合は通気性のいい素材や締め付け感の少ないショーツに変えるのも1つの方法です。

デリケートゾーン専用ソープを使うメリット

敏感なデリケートゾーンをケアするのに、筆者がおすすめしたいのが“デリケートゾーン専用ソープ”。一般的なボディソープよりも、以下3つのようなメリットが感じられました。

・洗浄力が控えめなので刺激が少ない
・保湿成分によって洗い上がりの肌が乾燥しづらく、乾燥による黒ずみ予防をしてくれる
・天然の香料などによって不快なにおいをケアしてくれる

使用するときにはデリケートゾーン専用ソープをしっかり泡立てて、泡をポンポンと当てる、または優しく撫でるようにして洗いましょう。ボディソープや石鹸、洗顔料など共通して言えますが、汚れを泡で落とすようにするのがポイント。必ず泡立てて使用し、過剰にゴシゴシこすらないようにしてくださいね。

また、お風呂上がりにタオルで拭くときも優しく行うようにしましょう。

使用感はどう? SNSで話題「ダイソー」のデリケートゾーン専用ソープ

SNSで話題沸騰中! ダイソーで買える「フェミソープ」の本音とメリット・デメリット

『ダイソー』から発売されているデリケートゾーン専用ソープ「フェミソープ」がSNSで話題と聞き、筆者もさっそく試してみました。

内容量は60mlと片手で持てるコンパクトサイズです。エクセレントローズ、スウィートラベンダー、リフレッシュグリーン、フレッシュサボンの4種類の香りがあり、筆者はエクセレントローズとリフレッシュグリーンを購入しました。

優しく汚れを落とし、乾燥を予防!

「100円ショップのアイテムでも、デリケートゾーンを十分にケアできるの?」と感じる人も多いでしょう。

筆者がもともと持っていたデリケートゾーン用ソープの成分表と比較してみたところ、大きな差はありませんでした。皮膚刺激性の少ない洗浄成分と、保湿や保水機能を持つマコンブエキスが入っていることから、優しく汚れを落としてくれる上に、乾燥しづらいことが特徴です。

テクスチャーと香りを比較してみた

ダイソー『アロマ フェミソープ エクセレントローズの香り』

エクセレントローズは、フローラルとローズが合わさったブーケのような香り。

匂いは強すぎず、ほのかに香るのが心地よかったです。

ダイソー『アロマ フェミソープ エクセレントローズの香り』テクスチャー

泡立てる前はやわらかいジェルのような質感です。

ダイソー『アロマ フェミソープ リフレッシュグリーンの香り』

リフレッシュグリーンは、ガーデン系のフレッシュな香りで、りんごのようなさわやかな匂いを感じました。

こちらも香りは強すぎず、敏感な人でも使いやすそうです。

ダイソー『アロマ フェミソープ リフレッシュグリーンの香り』テクスチャー

エクセレントローズ同様、泡立てる前はやわらかいジェルのような質感です。

ダイソー『アロマ フェミソープ リフレッシュグリーンの香り』泡立ち

筆者は洗顔ネットで泡立ててみました。

共通してふわっとした泡立ちで、香りがふんわり漂います。

優しい洗い心地で、肌にうるおいを補給

デリケートゾーンを洗ってみて最初に「泡あたりと洗い心地がとても優しい!」と感じました。洗ったあとも乾燥している様子がなく、肌にうるおいがほのかに残るような洗い上がり。洗浄力が強すぎたり、ピリピリしたりすることはありませんでした。

もともと使っていたさっぱり洗い上がるタイプのデリケートゾーン用ソープと比較すると、肌にうるおいが残るような感覚です。余計なベタつきやしっとり感ではなく、みずみずしいうるおいを感じました。

また、香りも優しく、洗ったあとも香りがしっかり残っていました。香りが強すぎるなどの不快感はなく、リラックスムードに導いてくれる心地よい香りです。

実際に使ってみて感じたメリット&デメリット

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実際に『ダイソー』の「フェミソープ」を使ってみて感じたメリットとデメリットについてまとめました。

【メリット】
・60mlというサイズ感がデリケートゾーンソープを使ったことがない人にとって試しやすい
・少量でも泡立ちやすい
・デリケートゾーンだけの使用なら、筆者の場合1本で3週間ほど使い続けることができた
・デリケートゾーンの乾燥や乾燥による黒ずみの予防ケアを手軽に始められる
・洗い心地が優しく、香りも強すぎない
・パッケージデザインがお風呂場に置いていても可愛らしい

【デメリット】
・デリケートゾーンのかゆみやかぶれなどに過敏な人には不向き
・美白成分が入っているわけではないので、長年の黒ずみや色素沈着を改善するものではない
・泡立てる必要がある

優しい洗浄力や乾燥しづらい洗い上がり、使い切りやすいサイズ感から考えると、コストパフォーマンスはよし! 100均のアイテムなので「香りが気に入らなかった」「思っていたのと違った」となっても後悔が少ないため、初めてのデリケートゾーンケアでも取り入れやすいでしょう。

ただ、デリケートゾーンに使うため、成分や質にこだわりたい人は、オーガニック成分や天然精油を取り入れているアイテムを選ぶほうがいいと思います。また、どのアイテムも肌が過敏な状態のときには使用を控えた方が無難でしょう。

【商品詳細】
ダイソー「フェミソープ」
価格:¥110
内容量:60ml
香り:4種(エクセレントローズ、スウィートラベンダー、リフレッシュグリーン、フレッシュサボン)

手軽なアイテムで“デリケートゾーンケア”を始めてみて

『ダイソー』の「フェミソープ」のレビューをご紹介しました。

まだデリケートゾーンケアを始められていない人は、ぜひこの機会にチェックしてみては?

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