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初潮を迎えたのに…! 女性約100人に聞いた「私の月経失敗談」

初潮を迎えたときのこと、覚えていますか? あの頃の気持ちを思い出しながら、女性約100人に初潮について語っていただきました。どう感じたのか、家族の反応はどうだったのかなど、懐かしくて共感できるエピソードばかりです。

初潮がきたとき、どう思った?

anan Beauty+ clubのメンバーに初潮の時期について聞いたところ、ほとんどの人が小学生中学年〜中学生までに初潮を迎えたとのことでした。そのときの印象について、コメントをいくつかご紹介します。

「生理についてわかっていなかったので、『ショーツが汚れるのはなぜ?』って思ってた」(34歳・会社員)

いきなり生理を迎えて、何がなんだかわからなかったというコメントがいくつかありました。ある日突然血が出ていたらびっくりしますよね。

「他の人よりも遅かったので、安心と嬉しさがあった」(40歳・会社員)

周りよりも遅れているとなぜだか焦ってしまうもの。来たときにホッとしたという意見も多く見られました。

「母親に生理用品の扱い方を習って、とても恥ずかしかったのを覚えています」(45歳・自営業)

初めて生理用品を使うときって、ドキドキしますよね。慣れるまでつけたりはずしたりに時間がかかったのも、今ではいい思い出です。

※ anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

初潮を迎えたときの家族の反応

家族に初潮をお祝いされた?

「初潮を家族にお祝いされましたか?」という質問に対して、「はい」と答えてくれた方は50%。さらにその内容を聞いてみると、おもしろいことがわかりました。

「お母さんがお赤飯を炊いてくれました」(35歳・会社員)
「赤飯を食べた覚えがあります。『嫌なことかもしれないけど、大事なことだし、お祝いごとでもあるんだよ』と言われました」(29歳・会社員)

なんと、家族の祝い方は「赤飯を炊く」が100%。“初潮=赤飯”というイメージはかなり強く根づいているようですね。

また、なかにはこんなコメントをしてくれた方も。

「お赤飯炊こうかと言われたけれど、恥ずかしかったので『いらない!』って言った気がする」(38歳・専門職)
「お赤飯を炊いてくれたけど、父に知られるのが恥ずかしかった」(27歳・会社員)

お祝いしてくれるのは嬉しいけれど、なんだか恥ずかしさもありますよね。

初潮を迎えてから困ったこと

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月経との付き合いが浅く、慣れないうちは大変なことばかり。さらに、月経は初潮を迎えてからしばらく安定しないことが多いものです。当時どのようなことに困っていたのか聞いてみました。

「生理に気づかず、よくベッドに血をつけてしまっていた」(27歳・会社員)
「制服を汚して、落ち込んだことがありました」(45歳・自営業)

いつ頃月経がくるのかわからず、下着や衣服、ベッドを汚してしまった経験は多くの方がしているよう。月経前の兆候には個人差があるので、前触れに気づかずいきなり来ることもありますよね。

「生理痛で授業に集中できなくなって保健室に通うことに」(35歳・専門職)
「痛すぎて、毎回保健室へ行くか早退していた」(31歳・その他)

月経痛の辛さに耐えられなかったとの意見も。痛みだけでなく、不安とも戦っていたのかもしれません。

「ナプキンを変えるときに音がするのが恥ずかしくて、すごく時間をかけて変えていました」(30歳・会社員)
「羽なしのナプキンを使っていたら下着が汚れて、羽つきの方が漏れにくいことを知った」(35歳・会社員)

つけ替えるタイミングや替え方など、ナプキンの使い方についても少しずつ学んでいくもの。ナプキンには大きさや羽つきのものなど種類もいろいろあって、悩んだ方も多いのではないでしょうか。

あのときのドキドキが忘れられない!

初めて月経を経験したときの気持ち、覚えている人が多くいました。心に残る体験だったようですね。

みなさんもぜひ、あのときの初々しい気持ちを思い出してみてください。

(C)Fajrul Islam/Getty Images