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おりものの4大不快症状は…? 女性約100人に聞いた【おりもの事情】

「おりもの」は、子宮、膣、汗腺からの分泌物です。月経と同じようにこの「おりもの」はかなり個人差がありそうです。ということで、anan Beauty+ clubのメンバーに、「おりもの」について聞いてみました。

みんなの「おりもの」事情は?

おりもの 不快 症状

「今日生理なんだ…」「もうすぐ生理がきそう」という会話は、女性同士、あるいはパートナーとすることがあるかもしれません。しかし、「今日、おりものが多くて」「おりものがちょっと臭って…」なんて会話はほとんどしたことがないのではないでしょうか? そこで、anan Beauty+ clubのメンバーに、「おりもの」についてリサーチしました。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織

おりものが不快と感じることはありますか?

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なんと94%のかたが「おりもの」に不快感を抱いているようです。では、具体的にどのようなことが不快なのでしょうか?

おりものの何が不快ですか?

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「濡れた感じ」「下着への付着」「蒸れ」「ニオイ」はおりものの4大不快症状と言えそうです。これらの症状に対して、何か対策はしているのでしょうか?

おりものへの対策はしていますか?

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具体的な症状と対策を聞いてみると…

「おりものが下着について、濡れてしまった下着をまた履くのが嫌。だから、おりものが気になると、吸水ショーツを履くようにしている」(33歳・専門職)

「おりものが気になった時は、すぐおりものシートをつけるようにしている。おりものシートをつけていないと、常に下着が濡れた状態になるから気持ち悪い」(29歳・会社員)

「お手洗いの時に、一度下げた下着をまた履く時、おりもので汚れているのがすごく嫌。だから、おりものシートはいつも持ち歩いている」(37歳・専門職)

「お気に入りの下着におりものがついてしまうと最悪! とはいえ、常におりものシートをするのも面倒」(29歳・会社員)

「歩いているだけでおりものが臭う時があるから、消臭効果のあるおりものシートをつけるようにしている」(33歳・会社員)

「おりものシートをつけないと濡れた感触が気持ち悪い。また、おりもので汚れているとわかっていて、お手洗いのたびに汚れた下着を履くのも嫌だ。だから、付け替えるのが面倒だけど、ほぼ毎日おりものシートをつけている」(32歳・会社員)

「生理前のおりものが多い日はおりものシートを使っているけど、それ以外の日はつけていない。だけど、下着が湿っていたりするのは不快だし、洗濯前に手洗いするのが面倒」(29歳・会社員)

どれも、わかる~! と共感できる状況と対策ではないでしょうか。

おりものの不快症状は、月経やPMS症状のように、薬を飲んだり、カラダを休めることで消失、緩和するということはありません。だから、おりものシートを購入したりお手洗いのたびにシートを取り替える手間をどこまでかけられるか、どのくらい下着が濡れているなら耐えられるか、吸水ショーツならおりものがついても平気か、おりもので汚れた下着の手洗いが面倒でないか…という落としどころを自分で見つけなければなりません。

女性のカラダって、デリケート…そして正直面倒! と思うこともありますが、自分のカラダと上手に快適に過ごしていきたいですね。

(C)Carol Yepes/Getty Images