急に生理! どうする? 女性約100人に聞いた「月経の失敗あるある」と対処法
想定外に月経が始まって「やってしまった…」という女性ならではのアクシデント、みなさんも一度は経験があるのではないでしょうか? いつでもちゃんと備えているからそんな失敗はないという人もいるのでしょうか。今回は、anan Beauty+ clubのメンバーに急に月経が始まった時の経験談や対処法について聞いてみました。
9割が経験したことのあるピンチ!
外出時、想定外に月経が始まったことはありますか?
約9割が想定外の月経を経験していることがわかりました。月経の周期をある程度把握していても、ピッタリ始まるとは限らないのが月経。さらに、わかっていたのにウッカリというケースもあるのではないでしょうか?
月経ではない時もナプキンを持ち歩いていますか?
そんな時に備えて「始まりそうなタイミングになったら」ナプキンを持ち歩く人が多くいることがわかりました。そろそろかな…と思ったらバッグに入れておけば安心。さらに周期が不定期の人や、わかっていてもウッカリタイプの人は「常に持ち歩く」のがよさそう。とてもスリムなタイプもあるので、一つくらいはポーチにしのばせておいても邪魔にはならないですよね。
今までで一番、生理が急に始まってピンチだったのはどんなときですか?
「まだ生理が始まりたてだった中学生の頃、塾のテスト中にお腹が痛いなと思いながらも、まさか生理だと思わずトイレにも立ちませんでした。ジーンズでしたが椅子にまで染みてしまい、立ち上がって物凄く恥ずかしい思いをしたことを覚えています。誰にも言えず本当に泣きそうでした」(28歳・契約社員)
「20代の時、お手洗いへ行けないタイミングで出血してしまい服を汚してしまった。その時の『やばい、やばい…』という嫌な感覚は忘れられません」(39歳・公務員)
「学生時代ですが、急に生理になりバイトの制服が漏れてしまいました」(33歳・自営業)
「仕事中に急に生理が始まりましたが長時間トイレにいけず、買い物にも行けず、さらに周りに女性がいない現場だったときが最悪でした」(37歳・専門職)
「何も気にせずソファでくつろいでいたら、ソファが血だらけになりました」(29歳・会社員)
「ディズニーランドに遊びに行った時に生理になり、子連れだったので自分の着替えはなく、汚れてしまった服のまま移動していて見えないように歩くのが大変でした」(37歳・自営業)
「旅行中、温泉に入るタイミングで生理が始まってしまった」(35自営業)
「旅行に行ったとき、マリンスポーツを予約していたのに急に生理が始まり、初めてタンポンを購入しました」(32歳・会社員)
あるある! うなずきが止まりません。まだ月経の経験が浅い10代のころは想定外の連続だったような気がします。大人になってからも、仕事中のピンチは対処が難しくてツライところ。子育て中に子どもの着替えならいくらでもあるのに…という場面は案外よく起きるんですよね! せっかく楽しみにしていた旅行中もなるべく避けたいのによりによって始まることありますね。すべてに共感の嵐です。
想定外に生理がはじまった時、どのように対処しましたか?
「コンビニでナプキンを購入した」(29歳・会社員)
「トイレットペーパーで応急処置してからどこかで購入」(40歳・会社員)
「トイレットペーパーを重ねて対処してからコンビニへ」(30歳・その他)
「とりあえずトイレットペーパーで抑えて、コンビニで購入」(28歳・契約社員)
「とりあえずトイレットペーパーをぐるぐる巻きにしてナプキンの代わりに。友人や仕事関係の女性が周りにいる時は持っていないか聞いて、なければコンビニへ」(37歳・その他)
「とりあえずトイレットペーパーを何重にもして仕込み、コンビニでナプキンを購入した」(32歳・会社員)
「ナプキンをコンビニで買うまで、トイレットペーパーで代用」(25歳・会社員)
トイレットペーパーで応急処置をして、涼しい顔でコンビニに駆け込む、そんな経験ありますよね!
「1日目はおりものに色がつく程度なので、おりものシートで対処します」(39歳・会社員)
「おりものシートをつけてるので少しの量なら大丈夫。シートをつけていない時は、トイレットペーパーで代用。1日目くらいならトイレットペーパーでも大丈夫」(33歳・会社員)
おりものシートはそんなときも役立つとは。心強い存在です。
「お腹が痛くなったら持ち歩くようにする」(33歳・会社員)
「基本的に持ち歩くようにしているので大丈夫です」(35歳・自営業)
「持ち歩いているので大丈夫」(36歳・会社員)
「常にナプキンを持っているので大丈夫」(32歳・会社員)
きちんと備えておけばピンチにはならず冷静でいられますね。
月経が始まるときに備えて、用意していることはありますか?
「いつも2つほどナプキン持ち歩いてます」(37歳・専門職)
「ナプキンをひとつだけ持っておく。ナプキンが入らない鞄には小さなタンポンをひとつ入れておく」(37歳・その他)
「ナプキンを持ち歩く。生理痛が酷いため常に痛み止めは持っているようにしています。また黒の洋服をなるべく着用しています」(29歳・会社員)
「ノーシンピュアを常備しておく」(33歳・会社員)「ナプキンを持ち歩く」(33歳・会社員)
ナプキンだけではなく、生理痛に備えて薬を常備している声も。
「おりものシートをつけておく」(33歳・会社員)
「おりものシートをつけています」(33歳・自営業)
「始まりそうになったらおりものシートをつけておく」(29歳・会社員)
「生理不順もありいつくるのか全くわかりませんでした。高校の頃からはおりものシートをつけるようになり、ほんの少しなら血を吸ってくれるので、非常用のナプキンをトイレですぐ交換してました」(28歳・契約社員)
日常的にも、生理前だけでも、おりものシートをつけておくといいですね。
「あらかじめナプキンをつけておく」(32歳・会社員)
「ナプキンをあらかじめつけておくことが多いです」(37歳・自営業)
「予定日の2日前くらいからはあらかじめナプキンをつけておく」(25歳・会社員)
「あらかじめナプキンをつけておきます。また、いつ始まってもおかしくない時で長時間トイレに行けない場合はオーガニックの紙ナプキンをつけておきます。外出の時はナプキンを鞄に入れておきます」(44歳・自営業)
いっそのことナプキンをつけておくという声も多く上がりました。始まりから量が多い人は、おりものシートよりナプキンのほうが安心かもしれません。
ピンチにならないためにできること
月経にまつわるピンチや失敗談。多くの女性が同じような経験していたことに、なんだか安堵しました。そして、その経験があるからこその日々の備えがとても参考になりました。
1.ナプキンは持ち歩く(生理痛がひどい場合は薬も)
2.おりものシートを活用
3.予定日前にはナプキンをつけておく
備えあれば憂いなし! 月経との付き合いはまだ続くので、どんなときも冷静に対処できるようにしておきたいものですね。
(C)Josette Taylor / EyeEm/Getty Images