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生理中に使いたい! デリケートゾーンウェットシートの本音とメリット・デメリット

生理中はナプキンによる蒸れやベタつきが気になったり、生理中に限らず汗や蒸れによるデリケートゾーンのニオイが気になることってありますよね。そこで今回は、そんなデリケートゾーンの悩みをサポートしてくれるアイテムについてご紹介します。

デリケートゾーンのニオイやベタつきをなんとかしたい!

デリケートゾーンは長時間着用している下着やナプキンによって多湿になり、蒸れやすい部分。また、汗や尿、経血によって菌が繁殖しやすいといった理由から、「ニオイ」が気になる場所でもあります。

そこで今回は、生理中に感じる不快なニオイや、生理時以外でも汗やおりものによるベタつきが気になるときに便利なアイテム「デリケートゾーンウェットシート」を使ってみました。

デリケートゾーンウェットシート2種を試してみた!

生理中に使いたい! デリケートゾーンウェットシートの本音とメリット・デメリット

デリケートゾーンウェットシートは、「なんとなくドラッグストアで見かけたことがあるけれど、意外と使ったことはないかも」という人が多いのではないでしょうか?

そこでドラッグストアでも気軽に購入できる『ソフィ デリケートウェットシート』と『ロリエ デリケートフレッシュシート』の使用感についてご紹介します。

『ソフィ デリケートウェットシート』

『ソフィ デリケートウェットシート』パッケージ

『ソフィ デリケートウェットシート』は香り別に「無香料」「フレッシュフローラルの香り」「フレッシュグリーンの香り」の3種があり、今回筆者が使用したのは「無香料」のものです。

『ソフィ デリケートウェットシート』開封

6枚入りで、ポーチにもすっぽりと入るほどのコンパクトさ。ウェットティッシュも取り出しやすくなっています。

ストライプ柄のデザインでシール部分は「Delicate Wet Sheet」と英語で書かれているため、バッグやポーチから見えてもデリケートゾーンアイテムとわかりにくいのも嬉しい点ですね。

『ソフィ デリケートウェットシート』生地感

髪の毛の1/1000の超極細繊維を配合したシートで、ノンアルコール、パラベン無配合と肌への優しさを考えて作られおり、水解性の不織布なので使用後はそのままトイレに流せます。

しっとりとしたウェット感があり、生地は薄すぎずしっかりとしている印象。無香料タイプなので香りもありません。

【商品情報】
『ソフィ デリケートウェットシート』
価格:オープン価格 ※1 筆者購入時は¥207
枚数:6枚×2P

『ロリエ デリケートフレッシュシート』

『ロリエ デリケートフレッシュシート』パッケージ

続いて紹介する『ロリエ デリケートフレッシュシート』は、「無香料」の1タイプのみで、15枚入りと少し枚数が多めに入っています。

『ロリエ デリケートフレッシュシート』開封

『ソフィ デリケートウェットシート』に比べて枚数が多いため、サイズがやや大きめですが、ポーチやバッグにサッと入るくらいのサイズ感です。

白とピンクのシンプルで可愛いデザインなのも良いですね。

『ロリエ デリケートフレッシュシート』生地感

弱酸性で作られており、拭き取った後も乾燥しないように天然保湿成分が配合されています。さらに、アルコールフリーで作られているので敏感肌の人でも安心して使えると思いますよ。

こちらも使用後はそのままトイレに流すことができます(※2)。

『ソフィ デリケートウェットシート』と比べると生地が少し薄く、ウェット感が少ない印象です。無香料タイプなので香りはありませんでした。

【商品情報】
『ロリエ デリケートフレッシュシート』
価格:オープン価格 ※3 筆者購入時は¥272
枚数:15枚

※2 トイレのつまりを避けるため、必ず1~2枚ずつ「大」の水量で流してください。

程よいウェット感と生地の安定感では「ソフィ」の方が良い!

『ソフィ デリケートウェットシート』『ロリエ デリケートフレッシュシート』

四つ折りにしてデリケートゾーンをふき取ってみたところ、どちらも刺激は感じづらかったです。ニオイの原因となる汗やベタつきがすっきりとする感じは『ソフィ』『ロリエ』ともにありました。

生理中にナプキンを交換するときや、おりものによるベタつきが気になるとき、デート前のエチケットなど、様々なシーンで活躍してくれそうなアイテムです。

また、トイレでさっと拭き取るだけでデリケートゾーンをさっぱりとクリアにできることや、そのままトイレに流せることも便利な理由です。

さらに、一般的な使い捨てナプキンだけではなく、吸水ショーツや布ナプキンを付けているときでも問題なく使用できると思います。

実際に筆者が使用してみたところ、生地のウェット感と厚みがしっかりとあることから、『ソフィ』の方が拭き取る際に安心感がありました。

『ソフィ デリケートウェットシート』『ロリエ デリケートフレッシュシート』シート比較

デリケートゾーンウェットシート1枚を広げてみたところ『ソフィ』(写真左)は約19.5cm×16cmで、『ロリエ』(写真右)は約20.3cm×14cmでした。

『ソフィ デリケートウェットシート』『ロリエ デリケートフレッシュシート』パッケージ厚み比較

また、シートの入っている枚数が違うため、厚みも大きく変わります。

生理期間中だけの使用であれば6枚入りの『ソフィ』の方が荷物にもならずスリムですが、ニオイケアとして枚数がある方が安心という人には『ロリエ』の方が良いと思います。

ちなみに筆者は、災害時は手や体を洗えない状況になることも考えられるので、防災グッズの中にもデリケートゾーンウェットシートを常備しています。

アルコールの含まれていないものであれば、デリケートゾーンはもちろんのこと全身を拭き取る際にも便利ですよ。

デリケートゾーンの悩みに合わせてアイテムを使い分けよう!

『ソフィ デリケートウェットシート』と『ロリエ デリケートフレッシュシート』パッケージ

デリケートゾーンのニオイや汚れ、ベタつきをオフするために、ボディソープや石鹸などでデリケートゾーンを洗っている人もいるでしょう。

しかし、デリケートゾーンは粘膜に近い場所であり、その名の通り敏感なところ。洗浄力の強いボディソープで洗ったり、刺激を与えるような洗い方はよくないと言われています。

そのため、デリケートゾーンの汚れを落としたいときには「デリケートゾーン専用ソープ」を。外出中や生理中のニオイ、ベタつき予防には「デリケートゾーン専用ウェットシート」。

さらに、デリケートゾーンの乾燥、黒ずみ予防には「デリケートゾーン専用美容液」などを取り入れるのがおすすめです。

いかがだったでしょうか?

生理中のニオイやベタつきをすっきりさせたいときに便利な「デリケートゾーン専用ウェットシート」。ぜひ商品を選ぶ際には、参考にしてみてくださいね。

【参考】
『ソフィ』公式サイト
『ロリエ』公式サイト