いまわたしたちにできること~美容・健康・環境も~

ダイエットを始めるなら今! 春から取り入れたい「簡単痩せ習慣」のポイント

春は生活の変化が起こりやすい季節。この機会に、何か新しいことを始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか? 今回は、ヨガ講師でもある筆者が、夏に向けて無理なく痩せるための「痩せ習慣」のポイントをご紹介します。薄着の季節になる前に、生活習慣を見直して痩せ体質を作っていきましょう!

春はダイエットを始めるのにピッタリな季節!

春はダイエットを始めるのにピッタリな季節!

東洋医学において、暖かい春は血や気の流れが活発になって新陳代謝が促進し、エネルギー消費量が増加するため、デトックス効果が高まるといわれています。そして、春に出回る野菜や山菜には、新陳代謝の促進や肝臓の働きを高め、むくみ・便秘の予防が期待できるものが多くあります。

肌見せが増える夏に向けて今からライフスタイルを見直し、「痩せ習慣」を作っておきましょう!

生活リズムを整えよう

健康的にダイエットをするための基本原則は「規則正しい生活」です。早寝早起きは睡眠の質を上げるだけではなく、脂肪燃焼を促し、代謝アップや食べすぎ防止にもつながります。

朝はギリギリまで寝てしまう方や夜更かしをしてしまう方は、これを機に生活リズムを整えることから始めてみましょう!

軽い運動を取り入れる

軽い運動からスタート!

運動不足の人が急に運動を始めるのはハードルが高いかもしれません。まずは、次のような軽い運動から始めてみましょう。

・エレベーターやエスカレーターは使わず、なるべく階段を使う
・歩くときの歩幅は大股で、肩甲骨を動かすように腕を振る
・歯磨き中や料理中などに、ふくらはぎを意識しながらかかとを上げ下げする
・出勤時や帰り道は1駅分多く歩く

こうした軽い運動なら、日々の生活に取り入れやすいのではないでしょうか? 毎日5~15分でもいいので、軽いウォーキングやジョギング、ヨガ、ラジオ体操といった手軽な運動を習慣にしてみましょう。

春野菜を積極的に食べよう

「食べないダイエット」は、一時的な減量ができてもリバウンドしやすく、健康面でも悪影響を与えかねません。春に出回る野菜や山菜には、新陳代謝を促進したり、デトックス効果が期待できるものも。以下のような春野菜を積極的に食べて、冬の間に溜め込んでしまった老廃物の排出を促すのがおすすめです。

タケノコ、春キャベツ、チンゲン菜、フキノトウ、菜の花、タラの芽、わらび、セリ、ニラ、セロリ、イチゴ

菜の花と新ゴボウのデトックスポタージュスープ

菜の花と新ゴボウのデトックスポタージュスープ

春野菜は「スープ」にして食べるのがおすすめです。たくさん摂ることができますし、消化も良くて体が温まります。春野菜を使ったスープレシピをご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。

【材料(2人分)】
・菜の花:1束
・新ゴボウ:100g
・新玉ねぎ:1/2個
・新じゃがいも:中1個
・水:300cc
・豆乳:200cc
・オリーブ油:適量

【作り方】
1.菜の花は固い茎と柔らかい先端に切り分けて塩茹でする(茹でた後に花の部分を飾り用にとっておく)
2.鍋にオリーブ油をひき、新ゴボウ、新玉ねぎ、新じゃがいもの順に炒める
3.しっかりと野菜に火が通ったら水を300cc加え、蓋をして10分煮る
4.3をミキサーにかけてなめらかにする
5.4を鍋に戻し、豆乳200ccを入れて塩で味を整える

今日から実践できることから始めよう!

習慣作りにおいて大事なのは、「無理をしない」こと。頑張りすぎて体調を崩したり、ストレスが溜まってしまったりすると逆効果です。日々の生活に無理なく取り入れられるものを見つけて、まずは1週間から1か月を目標にして行うと良いでしょう。続けることで、体や心にも少しずつ変化が訪れるはずです。ぜひお試しください!

©d3sign/David Madison/gettyimages

NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。