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脚痩せしない原因かも! 下半身太りに繋がりやすい「NG習慣」

立ち姿勢は意識できても、座ったときの姿勢は崩れがち。その“崩れた座り姿勢”が、実は下半身太りにつながっている可能性もあります。今回は脚痩せにもつながる、「座り姿勢」を整える方法を、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。とっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

お腹をつぶす座り方をしていませんか?

脚痩せしない原因かも! 下半身太りに繋がりやすい「NG習慣」

下半身太りが気になるときには、エクササイズをしたり、良い姿勢を心がけたりしますよね。でも、普段の生活の中で長い時間を割く「座り姿勢」を意識することは、意外と少ないのではないでしょうか。

座る時間が長いと鼠蹊部が圧迫され、下半身の血流が悪くなったり、むくみが慢性化しやすくなったりする可能性があります。さらに、前かがみになりがちな座り姿勢は、背骨が丸まってしまいお腹にお肉がつきやすくなる傾向も。

長時間デスクワークをする方や、座ることが多い生活をしている方は要注意です。

背骨を引き上げるだけで“良い座り姿勢”に

背骨を引き上げるだけで“良い座り姿勢”に

それでは、座ったときの姿勢がスッと整う方法をご紹介します。やり方はとっても簡単! 頭のてっぺんから吊るされているイメージで、みぞおち辺りまでの背骨を上に引き上げるだけ。

このとき、腰を反らしたり、胸を突き出したりしないように注意してください。反り腰で胸が突き出た体勢だと、肋骨が開いてお腹の力が抜け、下半身に負担がかかりやすくなる原因に。これでは下半身痩せは遠のいてしまうでしょう。

背骨を引き上げるだけで“良い座り姿勢”に

みぞおち辺りまでの背骨を引き上げると、自然と腰が立ち、お腹が安定します。あとは後頭部と背中のラインを一直線に揃えるだけ。これだけで姿勢が伸び、楽にお腹に力が入るはずです。

座り姿勢を整えてスッキリ脚に

お腹をピンと張ったり、腰を反らせたりする姿勢は、一見姿勢がよく見えますが、その状態を維持するのは難しいはず。それは体に負担がかかっているからだと考えられます。

下半身太りしにくい姿勢は、「リラックスしつつ安定している状態」だと覚えておくといいでしょう。まずはお腹を丸めてつぶさないことが大切。これだけでも普段の姿勢が変わってくるはずですよ。立ち姿勢や歩くときにも大切なポイントなので、ぜひ意識してみましょう。

©︎polkadot/PIXTA(ピクスタ)