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3つの“ゆる習慣”で痩せ体質に! ヨガインストラクターが実践する「体型キープ術」

現役のヨガインストラクターである筆者が、普段意識している「痩せ体質を目指すための習慣」を3つご紹介します。どれも日常的に取り入れやすい“ゆるい”習慣ばかり。忙しくてなかなか運動ができない方や、ダイエットを頑張っているけどボディラインが変わらない…とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1:正しい姿勢になっているかチェックする

正しい姿勢になっているかチェックする

体型のキープや痩せ体質になるための大事なポイントは「姿勢」にあると考えられます。「猫背」や「反り腰」のように普段から姿勢が悪いと、身体を支える筋肉が衰えて脂肪がつきやすくなったり、内臓の不調を招いたりする可能性もあるでしょう。

とはいえ、一日中正しい姿勢で居続けるのは難しいですよね。まずは日常生活で、気付いたときに「正しい姿勢」を意識するようにしてみてください。

「正しい姿勢」ができているかを確認するには、壁に背中を付けて立ったときに、かかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部がしっかり付いているかをチェック。頭が前に出すぎていたり、壁と腰とのすき間が大きいと、姿勢が崩れてきているサインです。

こまめに姿勢をチェックして「気づいたら直す」を繰り返していけば、正しい姿勢が身につけられるでしょう。

2:軽い運動習慣を取り入れる

年齢が上がるにつれて、自然と筋肉量は減っていくといわれています。筋肉量が落ちるとボディラインが崩れやすくなるだけでなく、むくみや怪我にもつながりやすくなるなど、様々な不調の引き金になる可能性が。

筋肉量を増やすためにも、運動を習慣にしたいものです。まずは普段の生活に取り入れやすいウォーキングから始めてみましょう。小股で歩くよりも、姿勢を意識しながら大股で歩いたり、なるべく階段を使うようにするだけで運動量はグッと上がるはず。

また、デスクワークのように長時間同じ姿勢でいることが多い方は筋肉が硬くなりやすく、それによって代謝が低下する場合もあります。そんな方はお家でテレビを見ながらできるような、簡単なストレッチもおすすめですよ。日常生活に少しプラスするだけの、簡単なことから習慣にしてみましょう。

3:身体を冷やさない

3つの“ゆる習慣”で痩せ体質に! ヨガインストラクターが実践する「体型キープ術」

体温が低下すると代謝が下がり、エネルギーの消費量も減少するといわれています。寒い冬はもちろん、夏場もクーラーや冷たい飲み物などで身体が冷えやすいので、湯船に浸かってしっかりと身体を温めましょう。体を冷やさないように水分補給は常温や温かい白湯にしたり、身体を温めやすい食材を積極的にとることも大切です。

また、筋肉量が落ちることでも身体が冷えやすくなると考えられます。そこでおすすめしたいのが「ふくらはぎ」のマッサージ。ふくらはぎは“第二の心臓”と呼ばれることもあり、血液などを体に巡らせる役割が。そのためふくらはぎの筋肉をほぐしたり、鍛えたりすることで血流が促がされ、冷えやむくみの予防が期待できます。体の外側と内側の両方から温めるように意識してみてくださいね。

普段の生活にプラスして“ゆる習慣”を作ろう!

過度の食事制限やハードなトレーニングは、長く続けることが難しいですよね。無理なく痩せ体質を目指すために一番大切なのは、「習慣」にすることだと筆者は思います。

短期間でがんばろうとせず、“長くゆるく”続けることが、痩せやすく太りにくい身体作りにつながるのではないでしょうか。皆さんの日常生活に取り入れやすいものから、ぜひトライしてみてくださいね!

©︎toofuneko/Indeed/gettyimages

NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。