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「疲れが取れない」と感じたら即やってみて! 全身をほぐして疲労回復を目指す「簡単ヨガ習慣」

寒暖差の体調不良や疲れが出てきやすいこの時期、みなさんはどのように体をケアしていますか? マッサージや整体に通うのもいいですが、時間もお金がかかるので頻繁に通うのは難しいという人も多いのではないでしょうか。そんなときはぜひお家でしっかりセルフケアしてみてください。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、3分で簡単にできる「疲労回復ヨガ」をご紹介します。肩こりや腰痛にお悩みの方にもおすすめなので、ぜひお試しくださいね。

ヨガインストラクターおすすめ疲労回復方法!

なんといってもまずは「ヨガ」や「ストレッチ」、「運動」がおすすめです。季節の変わり目は自律神経も乱れやすくなると言われますが、ヨガは深い呼吸とともに体を動かすので、自律神経のバランスを整えて血行を促進させるのに効果的と言われます。

習慣化することにより、普段から「疲れにくい体」を目指すことにも繋がりますよ。おすすめのヨガポーズを動画とともにご紹介しますので、ぜひ一緒にチャレンジしてみてくださいね。

\動画でトレーニングを確認!/

やり方をチェック!

【猫と牛のポーズ】

【猫と牛のポーズ】
1.肩下に手をつき、足の付け根の下に膝をつき四つん這いになる
2.背中を真っ直ぐにし、吸う呼吸に合わせて腰と背中をゆっくり反らせながら胸を引き上げ、目線は斜め上へ
3.吐く呼吸とともに背中を丸くし、お腹を背中へ押し上げ目線はおへその方へ
4.3~5回程度、呼吸と動きを連動させて繰り返す

【針の糸通しのポーズ】

【針の糸通しのポーズ】
5.四つん這いに戻り左手を上げ、吐く息で右手の下から潜らせ、左の肩とこめかみを地面につく
6.左手の平を上向きにし、右手を頭の先遠くにつく
7.数回呼吸したら四つん這いに戻り反対も同様に行う

【背中、腰、体側を伸ばすポーズ】

【背中、腰、体側を伸ばすポーズ】
8.次にかかとの上にお尻を乗せ、手の指先を遠く前に歩かせ頭を下げる
9.背中、腰を伸ばすように呼吸を入れる
10.次に両手を左斜め前へ伸ばし、身体を斜めに伸ばす
11.反対も同様に、右に手を歩かせる

【ダウンドックポーズ】

【ダウンドックポーズ】
12.お尻を持ち上げて、目線を足の方へ身体で三角形を作る
13.膝を曲げ、かかとを持ち上げお腹と太ももを寄せ、余裕があれば膝を伸ばす
14.ダウンドックでゆったり呼吸を繰り返す
15.好きなタイミングで膝を下ろしかかとの上にお尻を乗せお休みする

背骨を動かすことで自律神経の働きが整いリラックスできるので、寝付きが悪い夜や目覚めの朝にもオススメ。頭を下げることで脳もスッキリしやすくなりますよ。

疲れにくい体は規則正しい生活から

いくらヨガや運動をたくさんしたからと言っても、「睡眠不足」や「栄養不足」の状態だと疲労はなかなか取れません。疲れが溜まっているときこそ、栄養のある食事を意識して、夜更かしせずしっかり休息を取ることが必要不可欠でしょう。まずは今のライフスタイルを見直して、出来ることから始めてみてくださいね。

©Sorrasak Jar Tinyo/gettyimages

NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。