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寝ながらたった3分でOK! 気温の寒暖差による“むくみ解消”を目指す「簡単習慣」

季節の変わり目の寒暖差で、むくみが気になり始めている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、顔周りのむくみ解消を目指す簡単習慣をご紹介します。たった3分間、寝ながらできるストレッチなので、ぜひ挑戦してみてください。

すくんだ肩周りをスッキリさせよう

朝と晩の寒暖差が開いてくるこの時期に、体のむくみが気になり始める人も多いでしょう。朝起きて鏡を見ると、目やまぶたが腫れぼったくなっているなど、顔のむくみを気にしてマッサージやリンパケアをする方も多いはず。

顔のむくみを解消するためには、リンパの滞りを起こしやすい原因の1つとされる、“肩がすくんだ姿勢”になっていないかチェックしてみましょう。

肩の位置が常に引き上がり、無意識に首がすくんでいませんか? または肩が内側に丸まっている“巻き肩”になっていたり、胸を張って肩を後ろに引きすぎていたり…。これらの姿勢が習慣化していると、顔のむくみを引き起こしやすくなっている可能性大です。まずは肩周りのケアをして、肩甲骨をしっかり動かし、リンパの流れを妨げないようにしましょう。

顔周りをスッキリさせる肩と肩甲骨ストレッチ

寝ながらたった3分でOK! 秋の寒暖差による“顔のむくみ”解消を目指す「簡単習慣」

1.仰向けに寝て、両脚を伸ばしリラックスします。
2.両腕は鎖骨の位置で左右に伸ばして下ろします。肩の位置で伸ばすと肩がすくみやすくなるので注意しましょう。

寝ながらたった3分でOK! 秋の寒暖差による“顔のむくみ”解消を目指す「簡単習慣」

3.肘を曲げ肘先を持ち上げます。指先を天井方向へ。

寝ながらたった3分でOK! 秋の寒暖差による“顔のむくみ”解消を目指す「簡単習慣」

4.息を吸いながら、肘を動かさないようにして、肘から先を頭の上へ下ろしていきます。

寝ながらたった3分でOK! 秋の寒暖差による“顔のむくみ”解消を目指す「簡単習慣」

5.息を吐きながら肘を動かさないようにして、肘から先を下ろし、胴体側へ。
6.このとき肩甲骨が動いて、背中が持ち上げられている感覚を感じましょう。
7.これを1セットとして、1~6を繰り返します。

寝る前や寝起きにオススメ

寝ながらできるストレッチなので、寝る前や朝起きたときに習慣化してみてください。寝る前は体の動きを観察しながらゆっくり行うと、呼吸も深くなり、肩や肩甲骨がほぐれてポカポカとしてくるでしょう。リラックスしながら3分程度続けるのがオススメ。

ストレッチした後は、肩甲骨周りが床にぺたりと下ろしやすくなっているのではないでしょうか。背中が楽になるのと同時に、呼吸がしやすいかどうかもチェック!

また朝に行う場合は、スッキリと目覚めるためにリズミカルに動かすと良いでしょう。肩周りの位置が整い、顔からデコルテまでをスッキリさせてくれるはず。まずは2週間試してみてくださいね。

©Cecile Lavabre/gettyimages