いまわたしたちにできること~美容・健康・環境も~

連休で食べ過ぎてしまったのなら… 脚を伸ばすだけで【ぽっこりお腹】を凹ます「簡単習慣」

連休で心身ともにリフレッシュしたのに、「あれ、普段の洋服がきつくなっているかも?」と変化を感じてはいませんか? 連休で食べ過ぎてしまったせいで、お腹のお肉が気になりはじめた今、すぐに挽回していきたいものです。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、ぽっこりお腹を凹ませる方法をお伝えします。まずは2週間だけでも試してみましょう!

下腹のお肉に効かせたい!

全体的にぽっこりしたお腹のなかでも、特に下腹のお肉が気になる方もいると思います。連休中におうちでゴロゴロして過ごすことが多かった方は、いつの間にか姿勢が崩れてお腹をたるませる生活になってしまっていたのかも。

下腹が気になるなら、お腹だけでなく股関節や下半身も丁寧に動かしてあげることがポイントです。体型の変化に気がついたときがケアのしどき。これから紹介するエクササイズを、まずは二週間続けてみましょう。

エクササイズの前に背中を丸めておく

エクササイズを始める前に、まずは背中を丸める姿勢を取りましょう。背中を丸めることで、仰向けになったときに反り腰になるのを予防することができます。

特に、腹筋運動で腰が痛くなる方は、反り腰になったままでトレーニングを行なっている可能性も。腰回りにばかり負担がかかり、腹筋をうまく動かすことができない恐れもあります。腰を痛めたりトレーニングの効果を下げたりしないためにも、まずは仰向けの姿勢になり、両膝を軽く抱えるポジションを作りましょう。

IMG_4456

1.仰向けに寝ます
2.背中と腰の上部を床に押しつけるようにし、尾てい骨あたりは床から浮かせるよう意識しましょう
3.両脚を胸に引き寄せます。このとき、脚とお腹の力で引き寄せるようにし、手は軽く添える程度にしてください
4.腰回りを軽く左右にゆすり、腰をリラックスさせます

両脚を交互に伸ばすだけ! お腹周りをスッキリさせる簡単習慣

IMG_4456

1.上記で説明したように、ひざを抱えた姿勢で寝ます
2.お腹と両脚でひざを引きつけていた感覚を維持しましょう

IMG_4457

3.息を吸います
4.息を吐きながら、左ひざを抱えたまま右脚を伸ばしてください
5.脚を伸ばすとき、肋骨と腰骨を近づけるようにしてお腹を縮めた姿勢を維持し、腰が反らないように注意します

IMG_4794

6.息を吸いながら脚をチェンジ。入れ替えるときも腰を軽く丸め、お腹を縮めるようにし、お腹の力で脚を引きつけるようにします
7.息を吐きながら左脚を伸ばしてください
8.脚を伸ばしては入れ替える動きを繰り返しながら、腰骨の内側付近にあるお腹の筋肉が伸びたり縮むのをイメージしてください
9.4~7を20回行なって休憩し、余裕があれば再び20回繰り返しましょう

姿勢を意識して、2週間トライ!

脚を入れ替える動きを繰り返して腰が痛くなる場合は、お腹の力が抜けて腰に負担がかかっている可能性もあります。そのときは、エクササイズを始める前にとった基本姿勢に戻って進めるようにしてくださいね。

まずは2週間。そのあとは様子を見て3日に1回程度行いながら変化を楽しんでみてください。

©Vovatol/shutterstock

上村 由夏
「マナヨガ」代表。
20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整える“マナメソッド”を発案。
現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした『マナメソッドセラピー』でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。