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太りにくい体を手に入れる! 寝る前10回で【痩せ体質】を目指す簡単習慣

毎日トレーニングを続ける自信はないけれど、せめて太りにくい体を作りたい! という人もいるでしょう。実は、寝る前にちょっとした体のケアをするだけでも痩せ体質に近づけるんです。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、寝る前の簡単習慣で痩せ体質を目指す方法をご紹介します。

めぐりのいい体を夜のうちに作る

太りにくい体を手に入れる! 寝る前10回で【痩せ体質】を目指す簡単習慣

1日の疲れをそのままにしていると、凝った体がうまくリフレッシュされずに、猫背などの姿勢の癖がついたままになりがち。翌朝まで前日の疲れを持ち越せば、体はスッキリせず、周りからも疲れて見られる原因にもなりかねません。

特にむくみが気になる人は、その日のうちに疲れをリセットしないと、むくみが原因で太ったように感じる“むくみ太り”を引き起こす可能性も。姿勢が悪いと筋肉をバランスよく動かすのが難しくなり、関節周りの部位がうまく動かなければ燃焼効果は見込めず、全体的にぽっちゃりとした体になりかねません。

よって、姿勢の悪さを正してアプローチするのがおすすめで、寝る前に歪んだ姿勢の改善を目指したエクササイズを取り入れましょう。エクササイズをすれば血流も促され、全身もリフレッシュして呼吸も深くなります。縮んだ体を伸ばして姿勢を正していくことで、むくみ太りしない痩せ体質を作っていきましょう。

ベッドの上で股関節をストレッチ

今回ご紹介するのは、ベッドの上でも毎日簡単にできる動きです。固くなりがちな股関節周りをストレッチしながら動かすので、とても気持ちがいいですよ。

ゆっくりと動かしても体が温まるので、寒暖差が激しく夜は冷えやすい春先から初夏の時期にはぜひ取り入れて。

10回動かすだけ! 痩せ体質がベッドの上で目指せる「簡単習慣」

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1.ベッドの上や床でひざ立ちをして、両脚は肩幅程度に開きます
2.頭からみぞおちまでの背骨が上に引っ張られるようなイメージをして姿勢を整えてください
3.腰はリラックスさせ、反り腰にならないように注意しましょう
4.両腕を鎖骨の位置まで持ち上げ、両肘を軽く掴みます。肩の位置まで腕をあげてしまうと首がすくむので気をつけてください

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5.骨盤を右にスライドし、脚の付け根が伸びる位置まで移動させます

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6.そのままお尻を後ろに移動させ、上半身を軽く前に倒してください

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7.動きを止めずに、さらに骨盤全体を左横に移動させ、脚の付け根が気持ちよく伸びる位置を探します

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8.そのまま骨盤を前に突き出すようにして、脚の付け根の前側を伸ばしてください
9.5~8を1周として骨盤で円を描くように回し、脚の付け根にある股関節周りを気持ちいい程度に動かしましょう
10.まずは10周をゆっくり丁寧に進め、反対周りも同様に行います
11.慣れてきたら、15周程度まで増やしてもOKです

大きく円を描くように

両腕が鎖骨より下に下がらないように意識しながら股関節周りを大きく動かして、脚の付け根の奥をストレッチするようにして回します。気持ちいいと感じたり、凝っていると感じる部分は動きを止めてキープしてもいいですね。

立った姿勢で行っても問題はありませんが、膝を地面について固定する方が股関節周りをしっかりとほぐせます。慣れてコツがわかってきたら、立って行うバージョンも試してみましょう。その時は脚をより大きく開いて、大きな円を意識して回していくと気持ちがいいですよ。

ストレッチを終えた後は、体がポカポカして軽い脱力感を感じるはず。ほどよい疲れを感じながらリラックスして眠りにつけると、翌日は体がスッキリとしているはずです。

©Standret/shutterstock

上村 由夏
「マナヨガ」代表。
20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整え頑張らなくても、自然と痩せてキレイになっていく“マナメソッド”を発案。
現在は女性の体の巡りを目覚めさせるレッスンをテーマとし、エネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】と【ゆる痩せマナメソッド】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし外側も内側も本質的な幸せを見出セルレッスンを展開中。生徒は全国にわたり、個人レッスンはキャンセル待ちが出るほどの人気。