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毎晩カラダを伸ばすだけ! お腹が凹んで【くびれたウエスト】を目ざす「簡単習慣」

「去年履いていたボトムスがきつくなった」「春物の洋服をお店で試着しているときにお腹周りが気になった」など、洋服が変わる春はウエストの変化を感じやすいこともありますよね。思いもよらない緊急事態に、少しでも早く痩せたいと思うもの。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、毎晩の伸び縮みだけで“お腹痩せが目指せる簡単習慣”をご紹介します。2週間で2ステップのエクササイズを取り入れるだけだから長続きしやすいはず!

太ったと感じたら、まずは姿勢を意識

ウエスト周りが太ったと感じたら、まずは姿勢を見直しましょう。

姿勢を正すなら、背骨全体をすっと上に伸ばすように意識するだけでまずはOK。猫背でお腹を潰してしまうような姿勢を取っていたり、反対に、姿勢をよくしようと意識して、腰を反らしたりお腹に力を入れたりすると、腰痛や疲労を感じやすくなる恐れがあります。立っているときや座っているときに、背骨を頭から上に持ち上げるようにしてお腹をつぶさないように心掛けてみて。

正しい姿勢を意識できたら、今度は2週間で集中的にくびれたウエストを目指せるエクササイズを取り入れてみましょう。

伸びて縮むだけ! ほっそりウエスト目指す2ステップの簡単習慣

今回ご紹介するのは、2週間で行う集中エクササイズ。1週間で区切った2ステップのエクササイズを取り入れてみましょう。

縮んだ上半身を気持ちよく引き伸ばせる上に、上半身の姿勢が崩れにくい土台作りにもアプローチ。猫背に悩む方にもおすすめです。

自分の体と向き合いながら、行ってみてくださいね!

まずは1週間続けて! ステップ1  

お腹痩せ くびれたウエスト ストレッチ

1.床に座り、両ひざを曲げて右方向へ足先を向けます
2.腰が安定して座れているかを確認し、背骨全体を上に伸ばしてください。腰が不安定で座りにくい場合は、両ひざの幅を広げましょう

お腹痩せ くびれたウエスト ストレッチ

3.左手を横に下ろして床につけます。胴体が軽く傾く程度の幅を取りましょう
4.背中からお尻までのラインをまっすぐにし、上半身が丸まらないように注意してください

お腹痩せ くびれたウエスト ストレッチ

5.息を吸い、吐きながら左手で床を押してお尻を持ちげます
6.右腕を頭の先へ伸ばしながら、右体側を伸ばしていきましょう
7.6と同時に、左の体側は肋骨と骨盤を引きつけるようにしてウエストを縮めていきます
8.息を吸いながら元の姿勢に戻してください
9.5~8を1セットとし、左右10回ずつ丁寧に行いましょう

ウエストの伸びを感じて! ステップ2

お腹痩せ くびれたウエスト ストレッチ

1.左手を下にして横向きに寝ます。背中のラインをまっすぐにして上体を丸めないように注意しましょう
2.右手を体の前でつき、肘を立てます
3.左手は右の肩に軽く添え、力を抜いてください

お腹痩せ くびれたウエスト ストレッチ

4.最初に息を吐き、吸いながら右腕で床を押すようにして上体を起こします。二の腕、肩甲骨、脇腹の力も同時に意識してください
5.体の左側、ウエスト部分がしっかり伸びているのを感じましょう
6.息を吸いながら元の姿勢に戻ります
7.4~6を1セットとして、左右5~10回程度行ってください。腕だけの力に頼りすぎず、上半身全体を使って起こすように心掛けましょう

ステップ2は自分の体と相談しながら

ステップ2のエクササイズは、とてもつらいと感じる人もいるかもしれません。腕の力だけに頼るとさらに難しくなるので、息を吸うときに体が浮き上がる感覚を掴んで上体全体を使って起こしましょう。それでもきつい場合は、下側にある脚のひざを曲げると楽になりますよ。

美くびれを目指して、2週間集中的に続けてみてください。きっと体の変化を感じることができるでしょう。

©nelen/shutterstock

上村 由夏
「マナヨガ」代表。
20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整える“マナメソッド”を発案。
現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした『マナメソッドセラピー』でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。