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みるみる【お腹痩せ】が実感できる…!? “寝ながら脚を動かすだけ”の「簡単習慣」

運動が好きではない人にとっては、なるべく短期間のトレーニングでダイエットを成功させたいもの。そんな人こそ、毎日少しずつでもいいので、2週間は継続すると、体に変化を感じられることも。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、毎日たった5分でできる“お腹痩せが目指せるエクササイズ”をご紹介します。寝ながらできるので、無理なく続けられるはず!

お腹やせエクササイズはポジションが重要!

お腹痩せを目指すためのエクササイズはたくさんあります。なかには「簡単腹筋運動」といったものがあり、キャッチーなフレーズに惹かれて始めてみたものの、腰を痛めて断念したという人の話も聞きます。

腰を痛めてしまう原因の一つには、ポジションが考えられます。エクササイズはいろいろありますが、どのメニューも理想のポジションを取ることがとっても大切! 特に反り腰の人は要注意です。

今回ご紹介するエクササイズも、ポジションを意識しないと腰が痛くなる可能性があるため、丁寧に動きながら、体でコツを覚えてみてください。

量より質! 寝ながらお腹痩せを狙う「簡単習慣」

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1.仰向けに寝ます
2.腰と床の間に隙間ができないように、背中と腰の上部を床にくっつけるようにして姿勢を整えてください
3.肋骨の一番下の骨と、腰骨の上を近づけるようにしてお腹に力を入れましょう

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4.息を吐きながらお腹の力を入れたまま左脚を持ち上げ、両手でひざを抱えます

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5.息を吸いながらお腹の力で右脚を持ち上げましょう

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6.息を吐きながら、持ち上げた右脚を胸に近づけ、両手で右ひざを抱えましょう。同時に、左脚は伸ばしながら床ギリギリまで下ろします
7.このときもお腹の力が抜けないように、背中を床に押し付けながら、肋骨と腰骨の幅を近づけるように維持してください

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8.息を吸いながら、左脚を天井方向へ持ち上げましょう

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9.息を吐きながら、持ち上げた左脚を胸に近づけ、左ひざを抱え、お腹の力が抜けないようにして右脚を床ギリギリまで下ろします
10.呼吸を止めず、お腹の力を維持したまま4~9を30秒~1分間リズミカルに繰り返してください
11.1セット終えたら少し休憩し、合計3セット行いましょう

腹筋運動時に注意することは2つ!

腹筋運動をするときに大切なのは、腰を反らさないことと、胸を張りすぎないこと。2つのポイントが意識できていないと、肋骨と骨盤の位置がお腹に力の入りにくいポジションになりがち。このまま腹筋運動を続けると、腰を痛めることにも繋がります。

慣れるまでは、ゆっくりでいいのでひとつひとつの動作の中でお腹に力が入っているか、背中や腰が床から浮いていないかを注意しながら行ってみてください。しっかりできていれば、エクササイズ後にお腹の奥が疲れていることも実感するはず。まずは2週間試してみてくださいね!

©Tatchai Mongkolthong/shutterstock

上村 由夏
「マナヨガ」代表。
20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整える“マナメソッド”を発案。
現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした『マナメソッドセラピー』でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。