いまわたしたちにできること~美容・健康・環境も~

たった30秒で引き締まる!? お腹・全身痩せが叶う「一石二鳥の簡単習慣」

肌寒くなり、体を動かすことも億劫に感じますよね…。でも、お家で簡単にできるトレーニングであれば気軽にチャレンジしやすいはず! そこで今回は現役ヨガインストラクターでもある筆者が、お腹と全身に効く「一石二鳥の30秒トレーニング」をご紹介します。動画を見ながら一緒にチャレンジしてみてくださいね。

ぽっこりお腹になる原因は?

「なかなかダイエットの成果が出ない」「ぽっこりした下腹が気になる」と悩んだ経験はありませんか? そもそも女性は男性に比べ筋力が少なく、脂肪の割合が多いため、ぽっこりお腹になりやすいといわれています。

さらに、これから紹介する2つのポイントに当てはまる人は要注意! その習慣を見直さないと、理想のボディラインに近づけないかも!?

1:運動不足

shutterstock_1680844543

歳を取るにつれて筋力が低下しやすくなります。筋力の低下は、ぽっこりお腹の原因の1つです。

お腹周りの筋肉が衰えて内臓を支えきれなくなることで、内臓の位置が下がり、ぽっこりお腹に繋がる可能性があります。また、お腹周りの筋力が低下すると便秘になりやすく、それがぽっこりお腹へと導くことも…。それだけでなく筋肉量が減ると基礎代謝が落ち、体温が維持しづらくなることで、体の熱を逃がさないように筋肉が減った分を脂肪で埋めようとします。これが過剰に進むことで肥満になりやすくなるとされています。

ライフスタイルに適度な運動を取り入れることは、お腹のたるみを解消するだけでなく、筋力低下を防ぎ、体型維持やダイエット時のリバウンドを防ぐことも期待できます。なのでウォーキングやジョギング、そして適度なトレーニングを生活に取り入れてみてくださいね!

2:姿勢が悪い

shutterstock_1492613306

猫背や反り腰など姿勢の悪さも、お腹がぽっこりする原因の1つです。長時間悪い姿勢が続くことで、お腹周りの筋力が落ちて内臓を正しい位置にキープすることができず、結果下腹部がぽっこりしてしまいます。そして下腹が出てしまうだけでなく、足がむくみやすく、お尻の形も崩れやすいなど、全身のボディバランスまで悪くなる可能性があるのです。

普段から正しい姿勢を意識することは、理想の体を作ることに必要不可欠です。デスクワーク時や、電車や車の移動時間など、いま一度座る姿勢や立ち姿勢を見直してみてくださいね。

たった30秒でOK! 一石二鳥の全身痩せトレーニング

ここからは、ひとつの動きだけで全身に効かせる一石二鳥のトレーニングを紹介していきます。

運動の時間がなかなか作れない人も、30秒だけなら続けられるはず! 数十秒のトレーニングですが、しっかり全身にアプローチできますよ。

\動画でトレーニングを確認!/

やり方をチェック!

お腹 全身 引き締め

1.両脚を揃えて立ち、両手を頭の後ろで組む

2.右脚を大きく後ろに下げ、ひざを曲げ、腰を落とす

お腹 全身 引き締め

3.吐く息とともに、右ひざと左のひじを寄せる

4.再び右脚を後ろに引き、同様の動きを5回繰り返す

5.反対の脚も同様に行う

たった5つのステップで行なえる簡単トレーニング。ちょっとした隙間時間にできるので続けやすいですよ。

動きのポイントをチェック!

(1)息を吐きながら動作を行う
(2)お腹を締めて体幹を安定させる
(3)なるべく大きく動く
(4)上半身をしっかり捻る
(5)軸足をしっかり保つ
(6)スローペースで行う

初めはバランスを取るのが難しく感じるかもしれませんが、続けることで徐々に体幹が整い、安定した動きができるようになります。大きくゆっくり動きながらしっかり腰を落とす、そしてお腹を対角線に寄せることを意識して行ってみてくださいね。

続けることで、体にも心にも少しずつ変化が現れてくるはずです。自分の体調と相談しながら、できる範囲で挑戦してみてください。

©Bilanol/shutterstock
©MIA Studio/shutterstock
©fizkes/shutterstock

NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。