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ぽっこりお腹の原因は骨盤のゆがみ…!? 1日1分で【ほっそりお腹】になれる簡単習慣

1日の終わりに、なんとなくスッキリせず、お腹周りがもたついて“ぽっこり”出ていることはありませんか? それは、日中の姿勢が悪く、骨盤が傾いていることが原因かもしれません。そこで今回は、1日1分でできる“お腹痩せを目指すエクササイズ”をご紹介します。夜寝る前や朝起きたときなどのちょっとしたスキマ時間に、スッキリお腹に近づけるよう“姿勢のリセット”を試みましょう!

いつの間にかお腹がぽっこり出ていませんか?

いつの間にかお腹周りがモッタリしたり、ぽっこりと出ていたり…。お腹周りの悩みが増えてきたなら、まず骨盤の傾きからくる姿勢の崩れを疑ってみましょう。

日常的に座りっぱなしの姿勢が多かったり、背中を丸めた姿勢でお腹を突き出して姿勢を支える癖があると、骨盤が後ろや前に傾いて内臓を圧迫する可能性があります。そんな姿勢を続けると、食後にぽっこりとお腹が出る体型になってしまうことがあります。

骨盤は「床に対してまっすぐに近い“やや前傾”」が理想!

骨盤は床に対してまっすぐに近い、やや前傾スタイルが理想です。このポジションを維持できると、お腹や背中を正しい姿勢で保つことができ、お腹周りがもたつくような姿勢の崩れが起こりにくくなります。

とはいえ、1日の疲れはどうしても姿勢に出てしまいますよね。いつも完璧な姿勢でいることは難しいもの。なので、「体が疲れたな」「お腹が気になるな」と思ったときに、ケアをしていくのでOKです! 無理せず、自分のペースを見つけていきましょう。

1日1分でOK! ぽっこりお腹の引き締めを目指す「姿勢ケアストレッチ」

スッキリお腹を保つためには、骨盤が傾く原因の一つである腰周りの縮みや硬さを、気持ち良く伸ばして整えていくのがおすすめです。

行う前と行った後の体の変化を意識的に感じることで、どんなときに疲れを感じるのか、お腹周りにもたつきを感じるのか、またお腹がスッキリしているのか…などの見分けがつくようにもなれるでしょう! 

それでは、ストレッチを実践してみましょう。

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1.お腹の縮みをスッキリさせるために、まずは肋骨周りをストレッチ! 右腕を頭上にあげましょう
2.胸の横の肋骨から二の腕、腕全体をしっかりと伸ばしながら上げていきます

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3.息を吐きながら、腕と胴体を上に引っ張り、右方向へ少しだけ倒します
4.右の胸の横の肋骨周りが伸びを感じる位置でストップさせましょう
5.その状態で3~5呼吸キープしながら伸ばします

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6.伸ばしていた胴体の力を軽く抜いたら、左手を左斜め前に出します

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7.胴体を右方向へねじりながら、左手を右のひざの上におろします

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8.吐く息のタイミングで胴体を左に倒しながら、左の腕で胴体に軽くねじりを加えていきます
9.右の腰の後ろから、背中、二の腕にかけて気持ちいいと感じるところまで伸びていきましょう
10.吸う息のタイミングで、胴体と腕をおろします
11.腕を逆にして、反対側も同様に行います
12.左右交互で1セットとし、5セット程度行いましょう

強く伸ばさなくてもOK!

ねじる動きや体勢を伸ばそうとすると、つい強めの刺激を求めてしまうでしょう。ですが、普段使いにくい部位だけに、やりすぎると翌日筋肉痛になることがあります。なので、気持ちいいと感じる程度の刺激で十分!

強いほうがいいと思い込んでしまい、長い時間強く伸ばしすぎると、逆に硬くなってしまうことも。深呼吸が心地よくでき、刺激が快適である位置で伸ばすように意識してみてくださいね。

©megaflopp/shutterstock

上村 由夏
「マナヨガ」代表。
20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整え頑張らなくても勝手に痩せてキレイになっていく“マナメソッド”を発案。
現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】と【ゆる痩せマナメソッド】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし外側も内側も本質的な幸せを見出セルレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。