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膣にも乳酸菌がいいって本当? 医師が教える「デリケートゾーンの痒み、乾燥対策」

女性が自分らしく生活することを応援するフェムテックブランド『フェミフローラ』が新製品「フェミフローラN」を2023年春に発売。それを記念して医師の知見から美容・健康について多くの女性に語りかける友利 新先生と、多方面で活躍中のお笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーさんが「私たちのフェムケア」をテーマにトークショーを開催しました。

まずは、しっかりとしたフェムケアの知識を得ることが重要

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フェムケアについて聞かれるとお二人は次のように教えてくれました。

友利先生 まずはフェムケアについて簡単にご説明しますね。女性は月経やホルモンバランスなどの周期、年齢によって、カラダやデリケートゾーンにも変化があらわれます。フェムケアとは、そのような変化に応じたデリケートゾーンのケアなどだと、大まかに思っていただけたらと思います。

デリケートゾーンは女性にとって、とても大切とわかってはいても、話しづらい内容。気にはなるものの、ケアは後回しになっている人も多いかと思います。しかしお顔と同じように膣も老化していくんです。それによって、痒みや黒ずみなどさまざまなトラブルも発生していきます。

多くの人がトラブルの原因や、ケア方法などがわからないと思うので、それらをしっかり知ることが大切です。例えば専用のソープで洗う、専用のアイテムでケアしてあげるということを理解して、共有していくことが必要だと思っています。

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バービーさん 私は気になったら、すぐに検索して病院にも行く行動派ですが、SNSのコメントなどを見ていると自分で選ぶ、調べる、行動することを苦手としている人も多いと思います。特にデリケートゾーンについては聞きづらい部分もありますしね。私はデリケートゾーンが痒かった時、すぐに病院に行った経験もあるんですが、周りに聞くと、そういった悩みをなかなか言えないと聞きました。

また、YouTubeで月経用ナプキンの初歩的な使い方を動画であげたことがあるんですが、コメント欄で「今までナプキンの粘着部分を上に貼ってました」というコメントがあって、他の人に聞いたり、相談することもなく、正しい使い方を知らない人がいるという事実を改めて実感しました。そのため自分で検索したり聞いたりして正しい知識を身につけていく、選択肢を広げていくことが大切だと思います。

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友利先生 そうですよね。意外に知られていないんですが、妊娠・出産だけでなく膣は年齢によっても形が変わってくるんです。それが病気かと思って相談にこられる人もいます。痒みについてもなかなか相談できずに切羽詰まってから来院する患者さんも多いんです。でも痒みは女性ホルモンの変化や加齢によってもあらわれる症状なので、切羽詰まってからではなく、早めに相談してもらえたらと思います。

バービーさん 私も痒くなった時に心配になって病院に相談したら膣炎ですと言われました。当時は知識もデリケートゾーン専用のソープもなかったので、痒いのは不潔だからではと思って、普通のボディソープで強めに洗浄していたら、余計にひどくなってしまった経験がありました。

友利先生 そのような話は友達同士でもできないですし、お母さんに言ったら変なことをしてるんじゃないかと疑われてしまうと思い、言えない人も多いですよね。逆にお母さん世代も痒みなどがあった時、今さらどうしたんだろう? と言えない人もいます。しかし、意外にもデリケートゾーンの痒みや乾きの悩みをもっている人は多いです。まずはフェムケアの知識をしっかり得て、相談できるようになることが重要ですよね。

フェムケアのサプリが登場。膣内にも乳酸菌が大切?

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友利先生 乳酸菌というと腸にいいと思う人も多いですが、実は膣にも乳酸菌が大切なんです。膣内は酸性に保たれていて、膣内や子宮内にも乳酸菌フローラがあるんです。善玉菌がいれば悪玉菌を抑えることができるんですが、加齢やストレスで善玉菌が減ると膣内が酸性に保たれなくなってしまい、痒みなどのトラブルにつながることにもなります。そのため最近では膣内の乳酸菌が着目されています。

バービーさん 腸だと実際に摂取することで乳酸菌が届くイメージがあるのですが、膣内にはどうやって乳酸菌が届くのでしょうか?

友利先生 腸から膣にダイレクトに乳酸菌がいくわけではなく、腸から排便される過程でその乳酸菌が移行されると言われています。そのため、どんな乳酸菌でもいいわけではなく、膣内の乳酸菌にしっかりアプローチができるというエビデンスがとれている「乳酸菌 UREX」が配合されたものを選ばないといけないんです。

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バービーさん なるほど。そうすると妊活にも影響は出てくるんですか?

友利先生 そうなんです。最近は子宮内の炎症が着床を妨げているのではないかと言われています。膣内の乳酸菌フローラがバランスを崩して膣内が酸性に保たれなくなることが、慢性の炎症につながって子宮内にも波及して不妊に影響が出るのではないかと言われています。そのため、妊活において子宮内の環境を整えるために、まずは膣内環境を整えることもフォーカスされています。

バービーさん それは妊活している人にとっては大切な話ですね。私も妊活していた時期があって、カラダを温めるなどしていましたが、膣内乳酸菌については知らなかったです。

友利先生 知らない人も多いと思うんですが、膣のケアや妊活に対して「乳酸菌 UREX」が働きかけてくれることは、エビデンスとしても出ているので、知ってほしいと思います。また、デリケートゾーンについては、このようなエビデンスもしっかりとチェックして、正しい知識をもってケアすることが大事になってきます。

バービーさん デリケートゾーンについて、検索したり病院に行ったりすることは恥ずかしいと思っている人も多いかと思いますが、そんなことはないですよね。今回のお話を聞いて、自分のカラダは自分でしか守れないということや、しっかりとした情報を得ていく重要さを伝えていきたいと思いました。

フェミフローラ ラインナップ

ーーこのトークショーを開催したフェミフローラは、創業94年のわかもと製薬によって生まれました。女性のセンシティブな課題をサポートすることで女性がもっと自由に謳歌してほしいと生まれたブランドです。

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「フェミフローラN」は「乳酸菌 UREX」配合のデリケートケアのサプリメント。女性の健康な膣内には乳酸菌がすんでいて、膣内環境を整える役割をしています。しかし、その乳酸菌もストレスや生活習慣、加齢などでバランスを崩してしまいます。「フェミフローラN」は、膣内の善玉菌である乳酸菌を手軽に摂取でき、女性のデリケートなトラブルをサポートするアイテムです。

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フェミフローラ デリケートソープはアミノ酸系植物性のデリケート部分専用泡ソープ。そしてフェミフローライン デリケートケアシートは弱酸性で肌保護成分が配合されたウェットシートです。フェムケアアイテムとしてチェックしてみてくださいね。

わかもと製薬 フェミフローラ
https://www.wakamoto-pharm.co.jp