冷凍食品のストックはしません！ 約2か月で6㎏痩せた筆者が実践する「太らないための冷蔵庫活用術」

「すっきりと引き締まったボディになりたい」と思っていても、何から始めれば良いかわからないという人は多いのではないでしょうか。

約2か月で6㎏痩せた筆者は、ダイエットを経て「自分の体を作るものは、水と食事による栄養（たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラル、糖質、脂質など）」ということに気づきました。

どのような食品を購入して食べるかは、健康や美容の維持にもつながります。そのため、冷蔵庫や保存庫に何をストックしているかが、ダイエットや健康維持には重要だと考えるようになったのです。

一人暮らしをしている筆者の場合、食品の購入は週に1度だけ。足りないものがあるときは追加で購入するというルーティンです。買い物に行く際は、事前に買うものをリストアップしてからスーパーに行っています。

筆者が普段買うのは食物繊維が豊富な野菜数品の他、タンパク質を摂れる卵、豆腐、納豆、豆乳、肉、魚、ビタミンが豊富なフルーツなどが中心。以前はスーパーの特売や目についたものでその日の献立を決めていましたが、リストアップするようにしてからは次のような変化がありました。

・買い物に行って迷うことがなくなり、時間に余裕が生まれた
・安いから、食べたいからという欲求だけで衝動買いをしなくなった
・冷蔵庫にある食品で献立を考えられるようになった
・食品を無駄なく使えるようになってロスが減った

現在、筆者宅の冷蔵庫の中には次のようなものが入っています。

・食べる頻度が高いもの（卵、納豆、豆腐、豆乳、ヨーグルト）
・優先的に使うサラダ系の野菜（レタス、トマト、きゅうり）
・長期保存しやすい野菜（白菜、大根、玉ねぎ）
・たれ、ドレッシング、調味料など

冷凍保存するものは以下のように分類をして保存しています。

・野菜は鍋用や炒め用など、食べやすいサイズにカット
・焼くだけの魚、肉はカットしたり下味をつけてから1食分ずつ分ける
・おかずの1品になるような餃子や焼売
・朝食用のフルーツ
・たまに食べる食パンやごはん

あらかじめ食品を分類しておくことで、次のようなメリットがあります。

・手間が省けるので忙しい日でも自炊しやすい
・在庫の管理がしやすくなり、食品ロスの防止になる
・次の買い物時のリストアップにも役立つ

体を動かすためのエネルギー源として糖質や脂質は必要ですが、必要以上に取っていると体重増加につながりやすくなります。そのため、筆者は次のような食品はストックしないと決めています。

・うどん、焼きそば、ラーメンなどの麺類
・インスタント食品
・練り物
・揚げ物や味付けの濃い惣菜
・揚げ物系の冷凍食品
・スイーツ類

これらは手軽に食べられてお腹も満たされやすいですが、糖質や脂質が多いので、食べたいときだけ購入するようにしています。

調味料はあると便利ですが、市販のたれやドレッシングには砂糖や油がたっぷり含まれています。調味料で味付けが濃くなるとむくみを招いて太りやすくなったり、種類が増えすぎて使いきれなかったりすることも。

そのため、調味料はよく使うものだけを購入し、今あるものを使いきってから新しい商品を購入するようにしています。

現在、筆者宅の冷蔵庫に入っているのは焼肉のたれ、ノンオイルドレッシング、ケチャップ、タバスコ、にんにく、わさび、柚子胡椒、しょうが、レモン、コチュジャンです。

ちなみにここ数年はマヨネーズやマーガリンを料理に使用していません。サラダにはノンオイルドレッシングかオリーブオイルとレモン汁、ブラックペッパーを。パンにはチーズや卵、塩胡椒を軽く使う程度です。

冷蔵庫以外の場所でストックしている調味料は、砂糖代わりのオリゴ糖、酒、みりん、醤油、めんつゆ、サラダ油、ラー油、ごま油、オリーブオイル、塩、胡椒、七味です。

週に1度の買い物に行く前には、冷蔵庫の中を空っぽにすることを目標にしています。意識するようになってからは、以下のような変化がありました。

・自分が普段食べているものが把握できるようになった
・どの食品が太りやすいかがわかるようになって購入しなくなった

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎて管理しきれなかったり、無駄にしてしまったりするのは、自分の体の管理ができないのと同じだと筆者は実感しています。体をすっきりと整えたいと感じる人は、冷蔵庫やストックアイテムを見直してみたり、買い物の仕方を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

©︎Ushico/PIXTA(ピクスタ)