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あぁ~しんどい…! アラサー女性約100人に聞いた「花粉症のつらい症状と対策」

暖かい日が続いたことで花粉の飛散量が多くなり、今年も花粉飛散ピークが到来! 目のかゆみやくしゃみ、鼻水などの症状に悩んでいる人も一気に増えたでしょう。そこで、エコや健康、美容に関心の高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「花粉症」についての症状や対策法を聞いたので、まとめてご紹介します。

女性約100人に聞いた「花粉症」

止まらない鼻水、何度も洗いたくなる目の痒み、だるさ等、花粉症の症状はとにかくつらい。anan Beauty+ clubのメンバーに、花粉症の症状について聞いてみました。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、メンバーに花粉症かどうかを聞いてみました。

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なんと80%近くのかたが花粉症だという結果に。ここまでくると、花粉症ではないということは、奇跡のように感じてしまいます。

では、その症状はどのようなものだったのでしょうか?

花粉症のつらかった症状やエピソードは?

「鼻水が酷くて、ボックスティッシュを1日で1箱使ったことがある。また、昔は今のように柔らかいティッシュがなく、鼻が痛くなった」(35歳・会社員)

「花粉の時期は目ヤニが出て、1dayコンタクトでも常に目がゴロゴロする。アイメイクをする気になれない」(31歳・会社員)

「鼻水が止まらず、日常生活で何事も集中できない。また、常にカラダがだるく、特にお風呂上がりに鼻水が止まらなくなり困っている」(33歳・会社員)

あぁ、私も… と共感する人も多いのではないでしょうか。

花粉症の症状といえば、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、喉の痛み、カラダのだるさ等、多岐にわたっています。そして、厄介なことにこれらの症状は、新型コロナウイルスのオミクロン株感染時の症状と一部被ってしまいます。

先日、テレビでみた報道によれば、オミクロン株の場合は、上記の症状に加え「高熱」「激しい頭痛」「関節痛」が特徴とのことでした。それでもどちらかわからない場合、優先すべきは花粉症の症状を抑えることだそう。まずは、耳鼻咽喉科の受診がよさそうです。


※ 文・小田原みみ
※ 2022年2月26日配信

どのような花粉対策をしていますか?

続いては花粉対策について。まだ試したことのない対策があれば、参考にして!

「帰宅したら、室内に花粉を持ち込まないように、玄関で服をバタバタ叩く。空気清浄機は必需品」(27歳・会社員)

「DHAとアマニ油のサプリで花粉の症状は出なくなりましたが、花粉の時期は洗濯物は部屋干し必須」(45歳・自営業)

「洗濯物は絶対に外に干さない。帰宅したら、すぐお風呂、もしくは着替える」(38歳・専門職)

「鼻の粘膜にワセリンを塗る」(31歳・その他)

多くのかたが、ひとつの対策ではなく、さまざまな方法を掛け合わせているように感じました。

中でも多かったのが「洗濯物の部屋干し」「上着を室内に持ち込まない」「空気清浄機」でした。花粉に悩まれているかたは、この3つの対策はマストなのかもしれません。

その他にも、

「『アレグラ』を服用する」(33歳・会社員)

「花粉飛散前の注射は効きました!」(31歳・会社員)

薬や注射なども、効果的な印象です。根本的な治療はできなくとも薬の服用や専門機関を受診するのは確実な対策と言えそうです。


※ 文・小田原みみ
※ 2022年2月26日配信

花粉症にまつわる失敗談は?

あぁ~しんどい…! アラサー女性約100人に聞いた「花粉症のつらい症状と対策」

花粉症シーズンは、仕事や学校でも大きな支障が出てしまいます。「忘れられない花粉症の失敗談」については、このようなエピソードが集まりました。

「水のような鼻水がずっと止まらず、マスクの下が本当に汚くなってしまったことがある。また、アイメイクもできず、なぜか右目だけぽっこりと腫れてしまう。伊達メガネで誤魔化すしかない日々が続いたことがあった」(38歳・専門職)

「マスクをしたままくしゃみをしたら、思った以上に鼻水が出てしまい、マスクに大きなしみができた。当時はまだコロナ禍ではなく、替えのマスクを持っていなかったので、マスク無しで過ごしていたら、くしゃみが止まらなくなり、鼻水はダラダラで最悪でした」(29歳・会社員)

「学生の頃、授業中に下を向いていたら、鼻水が教科書に落ちた。しかも、それを隣の席の男の子に見られてしまっていて、涙だと言って誤魔化したことがある」(45歳・自営業)

本当に、滝のように鼻水が湧き出てきますよね…。


※ 文・小田原みみ
※ 2022年2月26日配信

花粉症時の肌荒れ、メイク崩れ等のエピソードや対策を教えて!

花粉症になってしまうと、目のかゆみや涙、出続ける鼻水でメイクどころではありません。みなさん、どうしているのでしょうか?

「アイラインとマスカラばっちりのメイクが、気づけばパンダになっている」(40歳・会社員)

「クリームを塗るけど、塗らないよりマシなくらい」(31歳・会社員)

「もう、何を対策してもどうしようもない。唯一できることは、帰宅後すぐに顔を洗うこと。こうしないと、目が腫れる」(38歳・専門職)

「肌あれがひどく乾燥してしまうので、ファンデーションを塗ると皮がガビガビで粉を吹いてしまい最悪。とにかくメイクのりが悪くなります」(29歳・会社員)

「『IHADA』のスプレーは、細かいミストなのでメイク崩れしにくい。なんとなくですが、効果が出ていると思います」(31歳・会社員)

花粉症時のメイクには、多くのかたが悩まされているのです。共感する人も多いのでは?


※ 文・小田原みみ
※ 2022年2月26日配信

やってよかった花粉症対策は?

最後は、anan Beauty+ clubのメンバーの「やってよかった花粉症対策」を紹介します。

「ミントのアロマ。鼻がスッキリするので、とにかくおすすめです!」(29歳・会社員)

「『鼻セレブ』などの少し高いティッシュは、鼻周りの皮むけが軽減される」(37歳・会社員)

「鼻に直接いれる花粉症のプッシュタイプの薬はほぼ効果がなく、よけいに酷くなった気がする。目薬は、成分によって目の周りが荒れるので注意が必要。寝る前専用の花粉症の薬は、喉が枯れることもなく、眠くもならず快適だった」(45歳・自営業)

「1番効いたのは、漢方の「小青竜湯」。市販の花粉症薬は合わなかった」(38歳・専門職)

「舌下治療をしました。だいぶ花粉症状が軽減されたので、今は毎年そこまで辛くないです」(31歳・会社員)

合う薬や緩和する方法が見つかったというかたもいれば、まだ探し中というかたもいらっしゃいました。どんな不調に対してもそうですが、誰にでも100%効く対策や治療法はありません。

ただ、花粉症対策はさまざまな方法があり、その方法は日々進化しています。


※ 文・小田原みみ
※ 2022年2月26日配信

花粉症対策は、日々の地道なケアが重要。まだ試したことのない方法があれば、試してみるのもありかもしれません。

自分に合った対策を確立できたらいいですね!

©aslysun/shutterstock