収納の正解は“隠すor見せる”だけではない! 女性約100人調査「部屋が広く見える収納術」
お部屋をキレイにしたいとき、あなたは見せて収納する派ですか? それとも隠して収納する派ですか? どちらもそれぞれの良さがあるので、どのように収納すべきか迷うところですよね。でも、それより大切なのは…? 今回は、美容やエコに関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に"収納"についてリサーチを行いました。
Q. 見せる収納と隠す収納、どちらが好きですか?

anan Beauty+ clubのメンバーに「見せる収納と隠す収納、どちらが好きですか?」とリサーチをしたところ、回答者の約8割が「隠す収納」と回答してくれました。「見せる収納」が好きな人は少数派の結果に。具体的な理由について聞いてみると…、
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
隠す収納派

まずは回答者が多かった"隠す収納"の理由。
部屋を広くスッキリ使いたいから
「目に見える範囲に、物をなるべく置きたくない」(35歳・会社員)
「生活する場所はスッキリさせたいので、クローゼットに荷物をいれています」(32歳・フリーランス)
「部屋は広くスッキリ使いたいので、物は隠して収納する方が好きです。極力クローゼットの中に収納しています。ただキッチンの調味料については見せる収納。すぐに使えて便利だから」(33歳・自営業)
最も多かったのは「部屋は広くスッキリ使いたいから」というコメント。見せる収納ですとどうしても物の面積がある分、部屋全体が狭く感じてしまうようです。
おしゃれに飾れる自信がないから
「おしゃれに収納できないので、隠す一択」(33歳・主婦)
「とにかく収納が下手でおしゃれに飾れる自信がない。なんでも隠して収納している」(31歳・会社員)
おしゃれに見せる収納をする自信がないという理由から、隠す収納を選んでいる人多数。見せる収納はセンスが問われますよね。筆者は最初はおしゃれに見せる収納ができても、徐々に物が増えてただの汚い収納になってしまいます。
見せる収納は、物が増えたときに場所をとるから
「収納は、ルール(物の住所)を作ることが大事。見せる収納のように最初からスペースを多く使う前提で置き場所を決めてしまうと、後々、物が増えたときに収納に失敗してしまうと思う」(29歳・主婦)
「隠そうとしてるけど、物が多くて結局隠せずに見せちゃった収納になっている」(39歳・専門職)
"隠す収納"は割とすぐに部屋がキレイになるものの、どこに何をしまったのか分からなくなってしまったり、忘れてしまったりなどデメリットも。
物の住所を作るとは素敵です! 筆者は収納が苦手なのですが、物の場所はあまり決めていません。だから散らかるのか…。
見せる収納派

続いて、今回のリサーチでは少数派だった"見せる収納"が好きな理由について。上手に見せる収納ができれば、美しくて取り出しやすくて素敵。
回答した女性たちに理由を聞いてみると、
可愛くおしゃれに収納すると気分がいいから
「子どもが生まれてから、可愛い物で溢れかえっている部屋を楽しく収納したいと思うようになりました! ちっちゃくて可愛い洋服やおもちゃなど、少し見えるように整理するととっても可愛くなって気分も最高です!」(31歳・会社員)
かさばってしまいがちな子どもの物は、あえて見せて収納することで気分が上がる可愛いお部屋に。お気に入りの物を見せて収納することで、来客が来たときに褒められることもあるので、そこも合わせて気分がいいです。
生活感のない部屋が好みじゃないから
「生活感のない部屋ってよく聞くけど、あまり素敵だと思ってなくて私は好みじゃないです。物をどれだけおしゃれに見せられるかがセンスの見せどころ。それに、ちゃんと物があったほうが居心地もいいんじゃないかな〜と思う」(29歳・主婦)
隠す収納派で多かった「生活感のない部屋がいい」というコメントに相反して「生活感のない部屋が好きではない」という意見も。ある程度、物がある空間で過ごした方が居心地がいいという人もいます。
部屋が散らかったときに気づきやすいから
「見せる収納なら、部屋が汚れてきた時に片付けしようと思うから」(26歳・会社員)
これはかなり実用的な意見。確かに見せる収納ならどこに何を置くか決めていることが多いですから、気を抜いて散らかしてしまうとすぐ目につきます。自分の戒めのためにも、見せる収納アリですね。
Q. 見せる収納、隠す収納、それより大事だと思うのは何?
「物を減らすこと。本当に必要なもの以外買わないこと」(39歳・専門職)
「子どもがいるので、おもちゃは5歳児でも片付けしやすいことが最優先」(33歳・主婦)
「効率! 使いたいものをすぐに使える場所に置いておきます。何か作業にとりかかる時に効率よく集中力を切らさずに取り組めます。
どこにしまったか探す時間は無駄です」(33歳・自営業)
隠す収納、見せる収納、どちらもメリットがありますが、それよりも大事なのは、自分の生活スタイルに合った効率を重視することなのかも。物が多すぎると、どちらにしても収納しづらいですよね。まずはできる限り、物を少なくして、不要な物は増やさないこと、買わないことが大事。そうすれば効率よく収納できるだけでなく、エコにもつながります!
できるだけ物を減らして、効率的な収納を
在宅でお仕事している人、夫婦で生活をしている人、子どもがいる人、心地いい収納は生活スタイルによって異なるものです。今回の女性たちの意見を参考に、ぜひ自分に合った"収納方法"を見つけてください。
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