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圧倒的にラクで便利です! 女性約100人調査「“手間が省ける”料理作りのコツ」

コンビニやスーパーで売られている「カット野菜」、使う派? 使わない派? 今回は、ライフスタイルに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「カット野菜」についてアンケートを実施。使ってよかった理由や使わない理由、どんな料理に活用しているのかなどについて聞きました。

「カット野菜」について、女性たちの本音を大調査!

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今回の調査テーマは「カット野菜」。そもそも自分以外の人がどんな食材を使って料理をしているのか、知る機会ってなかなかないですよね! どのように活用しているのか、日常的に使っているのかなど、女性たちの「カット野菜」事情を調査しました。

Q. カット野菜を利用したことがありますか?

カット野菜

まずはanan Beauty+ clubのメンバーに「カット野菜を利用したことがあるか」を聞いたところ「YES」と回答した人が88.9%の結果に。ほぼ9割の人が、1度は使ったことがあるようです。

「YES」と回答した女性たちに「どのくらいのペースで使っているか」について聞いてみると…。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

Q. どのくらいのペースで使っていますか?

カット野菜

「必要だと思ったときだけ」と回答した人が、56.3%と半数を上回る結果に。頻繁に必ず料理に使っているという人は少数派のようです。具体的にどのようなタイプの「カット野菜」を使っているかについても聞いてみると、

第1位 野菜炒め用のカット野菜
第2位 サラダ用のカット野菜
第3位 焼きそばに入れる用のカット野菜
第4位 キャベツの千切り
第5位 カレー用のカット野菜

冷凍保存タイプの「カット野菜」を購入しているというよりは、その日のランチや夕食を手軽に作るために、複数の野菜が入ったセットを都度購入している人が多い結果となりました。複数の野菜を自分でカットするとなると結構大変ですよね。カット野菜を使えば時短になって効率もいいのかも。

続いて、なぜカット野菜を利用しているのか、理由についても聞いてみました。

Q. なぜ「カット野菜」を使用していますか?

「疲れたときに、サクッと自炊したいときに楽だから」(46歳・自営業)

「必要な分だけすぐに調理できる状態で入っていて楽だから」(35歳・会社員)

「必要な分だけ入っているし、いろんな野菜が入っていて便利だから」(35歳・専門職)

「テレワーク中のランチに時短で作れるから」(36歳・専門職)

「揚げ物を食べたい時などにストックしてあると楽だから」(28歳・会社員)

「大きな野菜を買うと使い切れないことがよくあるので、カット野菜なら困ることがない」(36歳・会社員)

自炊をグッと楽にしてくれるカット野菜。疲れたときや面倒なときなど、手間を省くために活用している人が多いようです。また、丸ごと1つ野菜を買っても、使いきれないという声も多数。使いきれれば問題ないですが、食べきれずに野菜を無駄にしてしまったらもったいないですよね。カット野菜なら無駄なく使えるため、野菜を買いたくても使い切るのが苦手という人は、カット野菜を活用すると節約にもなっていいかも!

Q. 「カット野菜」を使用してよかったと思うことを教えて!

続いては「カット野菜を使用してよかったと思うこと」についてリサーチ。

「あと一品欲しいとき、時間がないとき、自炊が面倒なときに大活躍してくれる」(46歳・自営業)

「ゴミが出ない。下準備が楽」(33歳・会社員)

「とにかく楽。料理があまり好きではないので、このくらい手軽じゃないとしないと思います」(31歳・会社員)

「もう今日はお弁当でいいかな…って思った時でもカット野菜があると自炊する気がおきる」(39歳・専門職)

「手軽だし量も使いきりなので無駄にならない」(29歳・会社員)

反対に「カット野菜は使わない」と回答した人の理由についても聞いてみると、

「カット野菜は野菜を薬剤の中につけて腐らないようにしていると聞くので、なるべく使わない」(39歳・専門職)

「野菜を買うのは栄養素を求めてだと思うが、カット野菜でそれが満たされるとは思わないから」(29歳・主婦)

すでにカットされた状態で売られていて便利ですが、栄養面で心配という声も。筆者も「カット野菜は栄養がない」とどこかで聞いたことがあったため、厚生労働省のページを調べてみましたが、栄養面は損なわれない、消毒は指定された一般的なもので行われるめ安心できることがわかりました。(※)

自宅で切った野菜と、すでに切られて売られているカット野菜、どちらにしても切って水洗いをすればそこから微量の栄養(水溶性ビタミン)は抜けてしまうもの。そのため栄養面に関して大きな違いはないのだそう。また、カット野菜で使われている薬剤は、亜塩素酸ナトリウムという食材の消毒でよく使われているもの。無農薬野菜と比べると変化はあるかもしれませんが、消毒剤はカットされていない野菜でも使われているため、不安に思う必要はなさそうです。

筆者は、カット野菜はカラダにあまりよくないと思っていました…。イメージで判断してはダメですね。調べてよかった!

Q. 「カット野菜」を使ってよく作るもの、オススメを教えて!

第1位 焼きそば
第2位 ラーメン
第3位 野菜炒め

最後に、カット野菜で作るオススメ料理についても聞いてみると、上記の順番で票が集まりました。満足感のある時短料理が多いですね! 他には、ビーフン、チーズダッカルビ、鍋料理、豚汁、炒飯という回答も。

フードライターの筆者は、冷凍保存できるタイプをストックしている派です。カットブロッコリーやキャベツはペペロンチーノ風に、カットカボチャは煮物に、カットおくらは納豆や山芋に混ぜて食べると簡単でオススメ。自分で下処理せずにパパッと使えることは、カット野菜の最大のメリットですよね!

いかがでしたか。毎日凝った料理を作るのは、料理好きでも面倒なもの。忙しい日に万能なカット野菜を適宜活用して、賢くお料理を楽しみたいものです。

※ 厚生労働省「大量調理施設衛生管理マニュアル」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000168026.pdf

(C)zeljkosantrac/Getty Images