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“衣替えしない”はメリットだらけ! 女性約100人調査「圧倒的にラクな服の収納術」

ゴールデンウィークも明け、本格的な暑さを感じられるようになりました。そうなると頭によぎるのが「衣替え」。筆者はゴールデンウィーク中に衣替えを終えたのですが、実は衣替えをしない女性が増えているのだとか。そこで、anan Beauty+ clubに所属する女性たちに衣替えに関するアンケートを実施。衣替えをする人、しない人それぞれにメリットやルーティンなどを聞いてみました。

衣替えを予定していない人が過半数!

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※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
※写真はイメージです。

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anan Beauty+ clubのメンバーに「これから夏服に衣替えをする予定ですか?」と聞いたところ、多かったのは「NO」という回答。半数以上の方が衣替えをしないとのことでした。

筆者は当たり前に毎年衣替えをしていたため、結果に驚き。衣替えには結構な労力を使ってきたので、しなくていいのならしたくない…! というのが本音です。

衣替えをしない理由は?

衣替えをしないと答えてくれたかたに、衣替えをしない理由について聞いてみました。

収納が広い

「クローゼットが大きめなので、服はすべて入っている」(35歳・会社員)
「ウォークインクローゼットが広いので、すべてそこにかけていて、衣替えをする必要がないです」(35歳・専門職)

服が少ない

「服は最低限のものしかないので衣替えが必要ない」(34歳・会社員)
「服がそんなに多くないので年間を通してオールシーズンの服をクローゼットにかけている」(29歳・主婦)

回答してくれた方のほとんどが、「収納が広い」もしくは「服が少ない」という理由を挙げていました。

その他「しまい込む場所もとくにないので」(32歳・会社員)という回答も。部屋の収納スペースに合わせて服の量を調整すれば、収納があまりなくても衣替えをしなくてよくなりそうです。

衣替えをしないことのメリット

衣替えするのが面倒…という方にとって、衣替えしないことの楽ちんさは魅力的ですよね。衣替えをしないことのメリットはそのほかにどのようなものがあるのでしょうか。女性たちの意見を見てみましょう。

「季節問わず好きな服を着られる」(35歳・会社員)

「どこに何があるか覚えられる」(32歳・その他)

「季節の変わり目で気温が不安定な時にも困らずにすむ」(29歳・主婦)

「服を余計に買わなくなった」(34歳・会社員)

多かったのは、いつでもその日に着たい服を取り出せるという点。季節の変わり目や急な気温の変化にも、臨機応変に対応できるのは魅力的です。

また、自分の持っている服を把握しやすいという点も多く挙げられていました。筆者も衣替え前に服を購入すると、持っている服と同じようなものを買ってしまうことも。結果どんどん服が増えていく…なんてスパイラルから抜け出せるのは大きなメリットに感じます。

衣替え派さんはどうしてる?

一方、衣替えをする人はどのように衣替えを行っているのでしょうか。シーズンオフの服の保管方法や場所を教えていただきました。

「シーズンオフの服はIKEAで買った大きめの収納ボックスに入れています。アウター系はしまうところがないので、クローゼットにそのままかけてあります」(31歳・自営業)

「タンスの上の方の届かない場所にしまう」(39歳・その他)

「小さいタンスに入れて倉庫に置いておく」(28歳・会社員)

「ベッドの下に収納がついているのでそこに入れています」(37歳・契約社員)

「シーズンオフの収納ボックスを奥の方に入れ、シーズンの服を手前に出すだけの簡単な衣替えです」(31歳・会社員)

みなさん家にある収納スペースや収納グッズをうまく使って衣替えを行っていました。一度衣替えしてしまえばしばらく触る必要がないため、普段使わないようなスペースを利用している人が多いようです。

衣替えのマイルーティン

衣替えは毎年の恒例行事のようなもの。だんだんとルーティンが決まってくるのではないでしょうか。そこで、衣替え派さんに毎年行っているルーティンを聞いてみました。

「1シーズン来ていない服は、売るかあげる!」(26歳・会社員)

「来年も着たいと思う服だけを残す」(39歳・その他)

「着なかった服はまとめて袋に入れておいて次のシーズンで古着屋へ」(36歳・専門職)

「着なかった服や、ボロボロになってきたものは大量に処分! 基本はメルカリに出して、売れなさそうなものはリサイクルに出します」(31歳・自営業)

「久しぶりに着ると匂いやシワが気になるので、一度洗濯する」(33歳・主婦)

多くの方が衣替え時に服の整理を行なっているとのこと。一度手持ち服とじっくり向き合う時間を作れるのは、衣替えをすることのメリットとも言えそうです。

また、いらない服はただ捨てるのではなく、売る/あげるという選択肢をとる方が多いようでした。サステナブルな方法を取る方が増えているのは、とてもいい傾向ですね!

服の収納方法を教えて!

服がきれいに収納できることは、衣替えをする人にもしない人にもメリットであるはず。そこで、女性たちに服の収納方法やコツを伝授してもらいました!

わかりやすい順番で収納する

「冬物、春物で分けてかける」(39歳・その他)
「トップス、ボトムスなど分けて収納する」(35歳・会社員)

雑多に収納するよりも、ジャンル分けされていた方が見た目がきれいに。さらに、可視化することでコーディネイトがしやすくなるというメリットもあります。季節別、ジャンル別、色別など、自分が分かりやすいよう整理してみて!

ハンガーを工夫する

「ハンガーでかける収納だけにすると、シワにもならないしきれいです」(35歳・専門職)
「ハンガーを統一させる、洗濯時にハンガーに干してそのまましまう」(35歳・会社員)

まずはハンガーをすべて統一するところから始めてみるのもおすすめ。収納が一気にきれいに見えるはずです。また、かける収納をうまく活用することで、収納が楽になることもありそうです。

収納スペースを最大限に活用

「ボックスと薄めのハンガーを組み合わせてスペースを最大限使う」(29歳・主婦)
「コンパクトに畳む」(34歳・会社員)

限られた収納を最大限に使うための工夫をしているかたも。グッズを使ったり、畳み方を変えたりと、ぜひいろいろ試してみてくださいね。

服を整理する

「着なくなったらどんどん処分する!」(32歳・会社員)

いつか着るかも…と、しばらく着ていない服を溜め込んでいませんか? 使っていない服を思い切って処分するだけで、収納が一気にすっきりするはず。ぜひ一度クローゼットの中を整理してみましょう。

楽な方法を探してみて!

筆者はこれまで何の疑いもなく衣替えをしてきましたが、衣替えをしないという選択肢にも興味津々! 大量に服を手放す必要がありますが、それだけのメリットがありそう…と女性たちのコメントから魅力を感じました。

もちろん衣替えをすることにも、服を見直す機会になる、気持ちを切り替えられるなどたくさんメリットが。ぜひ自分に合った方法を模索してみてはいかがでしょうか。

(C)Liudmila Chernetska/Getty Images