難しいテクニック不要! 女性約100人調査「換気扇のおすすめ掃除法」
換気扇といえば、高い場所にあって、パーツも多く、掃除をするのは一苦労ですよね。なかなか手を付けられずに、最近お手入れができていないという人も多いのではないでしょうか。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、おすすめの換気扇掃除法についてリサーチしました!
換気扇掃除のポイントは「守り」

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずは、換気扇をキレイを保つためにしている習慣を教えてもらいました。
「レンジフードにフィルターを貼っている」(33歳・自営業)
「フィルターを貼り付けている」(36歳・専門職)
「魚焼きグリルを使わない」(35歳・専門職)
とにかく多かったのが、換気扇の汚れを防止する「フィルター」を使うという回答。少しでも汚れを付着させないように心掛けている人が多いですね。ほかにも、換気扇が汚れそうな調理は控えたり、埃がつかないようにしたりと、そもそも汚さないようにする「守り」の姿勢が見受けられました。
確かに、換気扇の掃除はとても労力が必要なので、予防に力を入れた方がよさそうです。我が家の換気扇はフィルターも使わず無防備なので、みなさんの対策を聞いて、汚れの蓄積が心配になってきました。
換気扇の掃除はハードルが高い?

ハードワークが想定される換気扇掃除ですが、みなさんどれくらいのペースで掃除をしているのでしょうか。
なんと、50%の人が「汚れたなと感じた時だけ」掃除をすると回答。月に1回、週に1回程度の人もいますが、ほかの掃除場所と比べると頻度は少なめの傾向です。
料理の頻度にもよると思いますが、私は大掃除の時くらいしか掃除をしません。私の汚れたなと感じる頻度は年に1回なのですが、みなさんはどれくらいなのか、とても気になります。
キッチンペーパーが大活躍
次に、換気扇を掃除する時に使う洗剤と道具について聞きました。まずは、洗剤から見てみましょう。
「ウタマロクリーナー」(35歳・会社員)
「お風呂場で洗うことが多いので、お風呂用洗剤」(31歳・会社員)
「油汚れが落ちやすいスプレー」(36歳・専門職)
キッチン回りで使用する洗剤の名前が多く挙がりましたが、その種類は人それぞれという印象です。食器洗い用の洗剤のほか、ハイター、油汚れに特化したスプレー洗剤を使うという人もいました。
続いて、道具についても見てみましょう。
「使い古した歯ブラシ」(35歳・会社員)
「スポンジ、布巾」(33歳・会社員)
「油拭きシート。ペーパータオル」(39歳・専門職)
ブラシやスポンジのほかに多かったのが、キッチンペーパーや油拭き用のシートです。キッチンという場所の特性から、油汚れがつくことが多いので、そのまま捨てられるペーパーアイテムが便利なようです。私も、キッチンペーパーに洗剤を染み込ませて、拭き取り掃除をしています。
換気扇はキッチン掃除の難所
もともと掃除の頻度は少なめの換気扇ですが、より掃除がラクになったり、掃除回数が減ったりしたエピソードを教えてもらいました。
「レンジフードのフィルターが汚いと感じた時には交換する」(33歳・自営業)
「換気扇の本格的な掃除は自分でやらない。掃除事業者さんに任せている」(34歳・会社員)
「逆に教えてほしい」(39歳・専門職)
多くの人が換気扇掃除に頭を悩ませていることがうかがえるコメントが集まりました。換気扇を取り外して本格的な掃除をしたい思いもありますが、確かに素人にはちょっとハードルが高いですよね。私はこれまで業者さんに依頼したことがないので、この機会に調べてみたところ、お値段は数千円から1万円以上とやや幅がありました。安くはないですが、慣れない掃除場所なので、本格的にキレイにしたい人はプロに任せるのも安心ですね。私も検討してみようと思います。
せっかくの掃除が思わぬ二度手間に…
完璧にこなすのはなかなか難しい換気扇掃除について、失敗エピソードや教訓を聞いてみました。
「フィルターの掃除の仕方が分からず、何回掃除してもお掃除フィルターのサインが点いてしまったまま」(39歳・専門職)
「油を吸ったフィルターを交換する時にゴミ袋を近くに置いておかなかったら、汚れが他のところに付いてしまった。真下にゴミ袋を広げておけばよかった」(30歳・専門職)
やはり慣れない換気扇掃除によるトラブルが多発。換気扇を掃除している間に、ほかの場所が汚れて、掃除がより大変になるなんてこともありますよね。また、掃除の結果、換気扇が壊れてしまっても大変です。心配な人は、やはりプロに任せることを検討した方がいいかもしれません。
できることだけ頑張ればOK
換気扇掃除のリサーチ、いかがでしたか? 換気扇はなかなか自分では掃除が難しい場所で、みなさんの試行錯誤が垣間見えました。プロに任せるところは任せて、自分でできる範囲の掃除で、お家のキレイを保っていきたいですね。
(C)Cris Cantón/Getty Images