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お安く買い物できています! 女性約100人調査「最近激推しの節約術」

ここ1年で、物価や光熱費が驚くほど上昇しましたよね。「節約について、以前は気にしていなかったけど意識し始めた」という人も多いのではないでしょうか。そこで、健康、エコに関心の高い女性たちが集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、食費や被服費等で新たに取り入れ始めた節約習慣や意識していることについてアンケートを実施しました。

【2023年最新版】女性たちの「節約事情」について大調査!

節約 光熱費 電気代 お金が貯まる 出費 減る 抑える

anan Beauty+ clubのメンバーに、直近1年間で、取り入れている節約習慣や意識の変化について聞きました。私たちの生活に大きく関わる食費、被服費、その他のカテゴリ別にご紹介します。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

食費の節約、どうしてる?

まずは食費について。毎日の生活に食事は欠かせませんから、特に気になります。

お肉は安い日に買って冷凍するようになった

「お肉はスーパーの安くなる時間に行って買ってきたら冷凍。特に牛肉は安くなってるのしか買っていないです」(34歳・専門職)

「食材の価格が上がっているのを感じてからは、ちょっとでも安い日に買っておいて冷凍しています。前よりも食費の節約を気にするようになりました」(31歳・会社員)

1か所で購入せず、1番安いところを何軒かハシゴするようになった

「スーパーで欲しいもの全てを買わないようになりました。肉は肉屋で、野菜は青果市場か八百屋で買うようにして節約。結果、お肉のクオリティが高くなったのに、安く買い物ができています。家でやる焼肉やしゃぶしゃぶがおいしすぎて外食いらずになった」(39歳・専門職)

「家の近所に八百屋やスーパーが何軒かあるので、買い物へ行く時はどこが安いか見てから買うようにしています。育休中なので、お散歩にもなって一石二鳥です」(31歳・会社員)

一度に買いすぎないように意識するようになった

「多く買いすぎて時々ダメにしていたので、最近はこまめに買って食材を無駄にしないようにしている」(28歳・会社員)

「節約のために、買いすぎないことを意識するようになりました」(35歳・会社員)

ついついたくさん購入して食材を無駄にしてしまうこと、ありますよね…。安いときに購入するのはもちろん、冷凍しておけば日持ちするため節約に。お肉はもちろん、魚やパンなども冷凍OK。筆者は、上質でコスパがいいのでコストコで購入して冷凍することが多いです。

他には「焼肉のタレやタコライスの素など、できている商品には頼らずに、自分でソースを混ぜたりして味付けするようにしている」(33歳・主婦)という回答も。調味料を買わずに、作れるものは自分で作ることで大幅な節約につながることも。

外食の回数を減らして、自炊メインに

「デリバリーやテイクアウトを買うのはなるべく減らして自炊しています」(31歳・会社員)

「ファミレスにちょっと行って食べるというのもやめました。ファミレスに行くくらいならスーパーで買い物をして家で食べる。たまに外食をしたくなったら、地元のおいしい焼き肉屋とかに行くようにしています。その方が結果的に満足できる」(35歳・専門職)

「夜の外食がすごく減りました。その分、お金が結構貯まる」(32歳・会社員)

どうしても外食の方が高くついてしまいますから、家でおいしいものを楽しみたいという人が多いのでしょう。他にも「外食は極力控えて、旅行では贅沢している」(25歳・会社員) という声も。すべて節約して我慢するというよりは、メリハリを大切にして楽しんでいるようです。

ファッション編

美容好きな女性たち。ファッションについては、節約意識に変化はあったのでしょうか。

ファストファッションを購入するようになった

「結婚式や特別な用事が減ったため、ユニクロなどのファストファッションが増えた」(34歳・会社員)

「前はおしゃれな服をファッションビルで買っていたけど、今は子どもと過ごすことがメインなので、おしゃれな服よりも汚れても気にならないガシガシ洗える服を選ぶようになった」(33歳・主婦)

洋服を、あまり買わなくなった

「在宅勤務であまり外に出ないので、洋服は買わなくなりました。買うときは流行に左右されないデザインやシンプルなカラーにして何年も着回せるように意識しています」(35歳・専門職)

「家で着る服を数枚でいいと思うように。出かける用ではなく、質のいい部屋着を買うようになった」(39歳・専門職)

「洋服はほとんど買わなくなった。元々いっぱいあるので買わなくても平気です」(31歳・会社員)

セール中に、来年着られる服を買っておく

「自分の服はあまり買わなくなりましたが、子どもの服はシーズンオフで安くなった時に来年着られる服を買うようにしています」(36歳・専門職)

おしゃれで高めの服を買うというよりは、気にせず何度も着られるファストファッションを選ぶようになった人が多いようです。ここ数年、物価の上昇もありますが、コロナ禍で生活が変化している人も多数。筆者も、リモートワークで家にいることが多くなり、洋服を頻繁に買わなくても問題ないなと思うようになりました。

洋服を買わないなんて嫌! という人は「セール中に、来年着られる服を買っておく」と節約に。ベーシックなアイテムや、トレンドに左右されないコートなど、セール期間なら通常の半額で買えることもありますからチェックしておくといいかも。ファッションビルのセールは冬は1月頃、夏は7月頃にセールになる場合が多いです。

そのほかにも…

「今はお金の使い時じゃないのかもと感じ、投資や貯蓄に回すようになりました」(31歳・会社員)

「家計簿をつけて毎月の支出を見比べている」(39歳・会社員)

「つみたてNISAを始めたり、ポイントを貯めたりしています」(31歳・公務員)

「コツコツポイ活をするようになった」(33歳・会社員)

「マイナンバーカードを作ってポイントをゲットしました」(33歳・会社員)

節約を意識しつつも、投資やポイ活など、使えるお金を増やす活動をするようになった人も。筆者は、マイナンバーカードのポイントは簡単に、数千円分をPayPay残高としてゲットできたので、やっていない人はぜひやってみてほしいです。

「無理をして節約する気はない。結局、物価高とか気にせずに圧倒的に稼げば良いのでは? と思っているタイプなので、仕事を頑張っています」(35歳・専門職) という声も。お金を増やすことができれば節約をしなくても生活は楽になるはず。節約を頑張ることは素敵なことですが、余裕のある人は、副業などにチャレンジするのもありかも。

本当に必要かどうかを見極めることが、節約への第一歩

いかがでしたか。物価が上がり、節約への関心がますます高くなっている女性たち。ただ単に欲しいものを買うのではなく、本当に必要なものかどうかをしっかりと吟味して、さらに安く買えるお店をチェックしてから購入している人が多いようです。我慢せずに、物価上昇と賢く付き合っていきたいものですね!

(C)d3sign/Getty Images