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もう失敗しません! 女性約100人調査「“まとめ買い”で絶対してはいけないこと」

anan Beauty+ clubメンバーに、「まとめ買い&セール」についての調査を実施! 節約のために、まとめ買いやセールで購入することが増えたのではないでしょうか。そこで、失敗談や気をつけていることについて聞いてみました。女性たちの経験談をもとに、賢い買い物の仕方を学んでいきましょう!

まとめ買いの失敗談は?

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※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずはanan Beauty+ clubの女性たちにまとめ買いでの失敗談をヒアリング。どのような失敗を経験してきたのでしょうか。

「3つ買うと2つめから50%オフと言われて買った服は、結局妥協して買ったため着ていない」(25歳・会社員)

お得感を出されると、どうしても飛びつきたくなりますよね。一度も袖を通さずに終わる服がある方、多いのではないでしょうか?

「コストコは基本まとめ買いなので、たまに失敗して苦痛な思いをします」(35歳・専門職)

コストコの商品は量が多いため、失敗すると消費が大変に。いい商品に当たるととてもお得なので、見極めが必要ですね。

「みかんを箱買いしたけど、胃腸炎になってしばらく食べられない間に腐ってしまった」(39歳・その他)

胃腸炎は予定外! 食べたいのに腐っていくみかんを見ているしかできない状況、辛いですね…。

「一人暮らしなのに洗剤のまとめ買いセールに惹かれて購入してみたら、収納が溢れんばかりになってしまった。匂いも途中で飽きたし、いくら安くても気軽に飛び付いてはいけないと教訓を得た」(29歳・主婦)

まとめて買った方が安いものの、ストックだけが増えていくことも。また、香りなどを気分で楽しみたい方にはまとめ買いが向いていないのかもしれませんね。

まとめ買いで気をつけていること

そんな失敗談を踏まえ、まとめ買いするときに気をつけていることについて聞いてみました。みなさんこれまでの経験からしっかり学んでいるようです!

ストックの数を決めておく

「1+1とかですごいお得な時以外、基本的に1つまでしかストックしません!」(25歳・会社員)
「ストックは1つだけ。大容量パックがあればそれを買う」(39歳・専門職)

無制限にまとめ買いするのではなく、ストックの数を決めておくことで収納をスッキリさせられそう。詰め替え用商品は大容量のものを買えばまとめ買いと同じようなお得感を味わうことができますね。

まとめ買いしていいアイテムを決めておく

「週1回以上使わない食品はまとめ買いしない」(34歳・会社員)

まとめ買いしても損のないアイテムを把握しておくと便利。それ以外はまとめ買いしないと決めておけば、安くなっていても我慢できそうです。

すぐに届く配送を活用

「消耗品は、ストックがなくなったらAmazonで頼んで次の日届くようにしてる」(28歳・会社員)

なるべくまとめ買いしたくないけど、なくなった時が不安…なんてアイテムは、翌日配送してもらえるサービスを活用してみて! 頼んだ次の日に届くのであれば、たくさんまとめ買いしていなくても安心です。

食品は冷蔵庫チェックが必須

「冷蔵庫チェックしてから、週に1回程度の買い物にしてまとめ買いする。冷凍できるものは冷凍するようにして、期限切れを防ぎます」(35歳・専門職)

食品のむやみなまとめ買いは腐らせてしまう可能性も。そうならないよう、買い物に行く際は冷蔵庫の中身をしっかりチェックしてから出かけるのだそうです。冷凍も賢く活用したいところですね!

セールで失敗しました…

まとめ買いだけでなく、セールにも失敗はつきもの。女性たちの失敗談を見ていきましょう。

「奇抜な服を買いすぎて着る機会がない。結局開けてすらいないし、買って満足になっている」(39歳・専門職)

セール会場には「誰が着るんだろう」と思うほど奇抜な服も。安くなっているとつい挑戦してみたくなるのですが、お披露目の機会がなくクローゼットの奥に眠るのってあるあるですよね。

「比較的お手頃ブランドのセール品の洋服は、結局品質が微妙。たとえ1,000円であっても捨てる可能性が高い。結局ほとんど着ないで売ってる。しかも売値5円とか(笑)」(35歳・専門職)

買うときは安さに気を取られており、帰って見てみると生地がペラペラ!? 結局着る機会がないとなると、どんなに安くてもムダ遣いに…。

「冬の終わりにセールで冬服を買って、来シーズン着ようと取っておいたら、次の年には流行りが変わっていて着られなかった」(39歳・その他)

トレンドの移り変わりは早いもの。その年のトレンド服はその年のうちに、ですね!

「福袋は毎回失敗している。でもなぜか1年経つと欲しくなる、誠に不思議である」(29歳・主婦)

失敗するかもしれないとわかっていても、つい手に取ってしまう福袋。あのワクワク感を味わいたくなってしまう気持ち、わかります!

「試着室がないセール会場で、セールだからいいかと買ったら結局サイズが合わずに1度も着ることはなかった」(31歳・自営業)

サイズがしっくりこないと着なくなる現象、あるある! セール品は勢いで購入に至りがちですが、サイズに関しては冷静な見極めが大切ですね。

セールで気をつけていること

上記を踏まえ、女性たちが学んだセールでの教訓をまとめてみました!

冷静な判断を!

「セールじゃなくても買う商品なら迷わず買う」(39歳・専門職)
「服のセールの時は、欲しいと思っても一旦その場を離れてお茶をして、本当に欲しい物を整理してからもう一度買いに行く」(39歳・その他)

セールだからという理由だけで購入したものは、着なくなる傾向にあり! 安さは判断を鈍らせることもあるため、一度落ち着いて本当に必要かを考える時間があるとよさそうです。

自分の買い物の癖を把握しておく

「鼻が敏感で、香りものは匂いが気に食わないと捨てたくなるので、初めてのものはネットで買わない」(29歳・主婦)
「着回し力重視なので、いくら安くても服は着回しを3着以上考えられない場合は買わない」(31歳・自営業)

自分の好みや癖を把握しておくと、買い物での失敗が減りそう。これまでの買い物での失敗例を思い返してみるといいかも。

食品は冷静に見極めを

「食品は冷凍できるもの、その日に食べるものだけをセールで買います。冷凍できない、期限が近いものは次の日までに食べると絶対わかるもの以外手を出しません」(35歳・専門職)

値引シールが貼ってある食品にはつい手を出しがちですが、一度冷静に。どんなに安くても、食べられる分だけ購入しましょう。

安さだけで判断しないことが大切!

まとめ買いやセール品は、安さに目がくらみがち。しかし買っても使わなかったり、置く場所がなかったりといった悩みのタネになることもあります。

安いだけで購入するのではなく、購入にもう一つ軸を持っておくと安心。女性たちの経験談をもとに、ぜひ本当にお得なお買い物を見極めていきましょう!

(C)Jenwit Ritbundit / EyeEm/Getty Images