朝食、何を食べてる? 女性約100人調査「朝ごはん最新事情」
今回は、anan Beauty+ clubのメンバー約100人に「朝ごはん」について大調査。美容・健康・エコ好きな女性たちに、朝ごはんを食べているのか、どのような食材を選んでいるのか、どれくらい時間をかけて作っているのかについて聞きました。
女性たちの「朝ごはん」について大調査!
まずは、anan Beauty+ clubのメンバーの「朝ごはんを食べている頻度」についての調査結果をご紹介。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
Q. 「朝ごはん、食べてる?」
65%が、ほぼ毎日朝ごはんを食べていることがわかりました。「週4〜5日は食べる」と解答した人も合わせると、7割の女性が、朝ごはんを食べることが習慣になっている結果に。朝ごはんを食べない人は全体の25%。食べない人の方が少数派のようです。「朝ごはんは食べない」と回答した人に、理由についても聞いてみると、
「朝起きたらすぐ仕事を始めるので、ランチまでは食べない。どこかに泊まったときだけ食べている」(35歳・専門職)
「仕事の都合で、毎日起きるのがお昼頃だから」(30歳・自由業)
「2食で間に合うから」(34歳・会社員)
「めんどくさい」(35歳・会社員)
と、食べたくても食べられていないということではなく、そもそも必要性を感じていない人が多いよう。筆者は、朝ごはんを食べないとお腹が空いて仕事のスイッチが入らないので、2割以上の女性が食べていないとは驚きでした。
続いて「朝ごはんを食べる」と回答した女性たちに「どんなものを食べているか」について聞きました。多かった解答順にランキング形式でご紹介します。
Q. 「朝ごはん、どんなものを食べている?」
第5位 パン
「朝はおなかが空いていてすぐ食べたいので大体買ってきたパンをそのまま食べています」(32歳・会社員)
「パン屋で買ってきたパンが好き」(36歳・会社員)
菓子パン、総菜パン系が特に人気。買っておけばすぐに食べられて手軽ですよね。ちなみに、筆者はパン屋で購入したパンを食べることが多いです。
第4位 納豆
「納豆はカラダにいいので、頻繁に朝ごはんに取り入れています」(31歳・自由業)
「納豆をよく食べる。ごはんと具だくさんのお味噌汁と一緒に」(36歳・会社員)
納豆単体、納豆ごはんにして食べる人、どちらもいました。納豆は栄養価が高く、冷蔵庫で保存できる期間が長くて優秀。ごはんだけでなく、納豆トーストにしてもおいしい。
第3位 ヨーグルト
「バナナヨーグルト。日によって、旬のフルーツを追加することもある」(38歳・会社員)
「ヨーグルトにソースやはちみつをかけて食べている」(30歳・自由業)
フルーツ入りやタンパク質が多く含まれているものなど、種類豊富で飽きずに楽しめるヨーグルト。筆者は、ローソンのドライフルーツ入りヨーグルトが満足度が高くてオススメです。
第2位 フルーツ
「コストコのカップに入ったグレープフルーツは重宝する」(36歳・会社員)
「バナナをよく食べます」(30歳・会社員)
さすが美容や健康に関心の高い女性たち。フルーツを食べていると回答した人、非常に多かったです。毎朝フルーツを食べているという芸能人やモデルのかたたちも多いようですね。
第1位 トースト
「はちみつトースト、スクランブルエッグ、コーヒーが定番です」(30歳・会社員)
「フレンチトーストに最近ハマっています」(28歳・会社員)
1番多かったのは「トースト」。食パンそのままでもいいですが、トーストするだけで抜群においしいですし、はちみつ、バター、ジャム、フレンチトーストなど、アレンジをしても楽しめて何より簡単。
今回の調査では、お米よりもパンを選んでいる人が多い結果に。また、ランク外では、前日の夕食の残りを食べている、ゆでたまご、シリアルと回答した人もいました。
Q.「朝食の用意、どれくらい時間かけてる?」
続いては、朝ごはんの「作る時間」について。
第3位 0〜3分
第1位 10分
第1位 5分
「10分」「5分」と回答した人が、同率で最も多い結果に。ほぼ全員が、朝ごはんを10分以内で準備し終えていることがわかりました。仕事をしているとギリギリまで寝ていたいですし、子どもがいると朝ごはんだけに時間を注ぐことはなかなか難しいですよね。
朝ごはんを作る手順についても聞いてみると、
「お湯を沸かしている間に、フルーツを洗ったり、納豆を混ぜたりする」(33歳・主婦)
「フルーツを食べている間にコーヒーをいれる」(32歳・会社員)
「パンを焼いてる間にコーヒーをいれる」(33歳・会社員)
「パンを焼いてる間に、チーズと玉子でスクランブルエッグを作り、パンが焼けたらケトルでお湯を沸かして、トーストにはちみつを塗って、お湯が湧いたらコーヒーをいれる」(36歳・会社員)
など、お湯を沸かしながら、パンを焼きながらなど、"ながら"で作っている人がほとんど。朝ごはんの準備についつい時間がかかってしまうという人は、同時並行で準備することを意識してみると楽かもしれません。
Q.「朝食を用意する際、時短になるよう心掛けていることを教えて!」
最後に「朝食を用意する際、時短になるよう心掛けていること」についても聞いてみると、
「普段は茶葉だけど、朝はティーバッグを使う」(33歳・主婦)
「すぐ食べられるよう、食パンはあらかじめカットして冷凍している」(32歳・会社員)
「なるべく包丁は使わない」(32歳・自由業)
「ヨーグルトに添えるバナナを輪切りにするとき、包丁は使わずスプーンで切る」(36歳・会社員)
「前日の夜に作っておく」(33歳・専門職)
包丁を使わないなど、洗い物を極力減らすために工夫している人が多いことがわかりました。朝から洗い物に時間をかけるのは面倒ですから、納得の結果です。前日に作っておくのも、朝にゆとりを持てますから賢い選択かも。
朝ごはんは、簡単でいい
女性たちの「朝ごはん事情」いかがでしたか? 朝ごはんを必ず食べることが正解でもないですし、食べない方が痩せるというわけでもありません。今回の調査では、朝ごはんの準備に時間をかけずに工夫している人が多い結果となりました。ぜひ、今後の参考にしてみてください。
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