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衣替え、どうやってる? 女性約100人の「衣替えのタイミングと簡単整理のコツ」

肌寒くなってくると、秋冬服への衣替えを考え出す人が増えてくるのではないでしょうか。そこで今回は、anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に「衣替え」について調査。いつ頃衣替えをしているのか、衣替えの際の衣類の捨て方などについて聞いてみました! 今年の衣替えの参考にしていただければ幸いです。

秋冬への衣替えはいつしてる?

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anan Beauty+ clubの女性たちに衣替えの時期を聞いたところ、かなり幅広い回答が集まりました。大きく分けると「9月派」「10月派」「感覚派」「衣替えしない派」といったところ。それぞれのコメントを見てみましょう。

9月派

「9月に薄手の長袖を出して、寒くなったタイミングで徐々に衣替えをしていく!」(25歳・会社員)
「9月末から徐々に入れ替えていく」(38歳・その他)

9月派の方の多くは、何度かに分けて衣替えをするとのこと。季節の変わり目に使えそうな衣服を9月に出し、その後気温に合わせて少しずつ秋冬服を増やしていくのだそうです。

ちなみに筆者も9月派。9月には夏服に飽きて、少しでも早く秋服を着たくなってしまうんです。多少暑くても我慢して秋服を着ています。

10月派

「10月下旬に寒さを感じるようになったら徐々に取り出しやすい服を入れ替えていく」(35歳・会社員)
「10月ぐらいから少しずつ」(34歳・会社員)

10月派の方も、一気に衣替えするというコメントはあまりありませんでした。少しずつ冬に向けての準備をしていくそうです。

冬物はニットやアウターなどかさばるものが多いことも影響しているかもしれませんね。

感覚派

「夏服じゃ寒いなと思い始めたら徐々に入れ替える」(28歳・会社員)
「体感で寒い日が増えてきたなっていうタイミングで一気にします」(27歳・会社員)

時期を決めず、寒いと感じたら衣替えし始めるという方も多くいました。必要に迫られてからの方が、やる気が出るかも…!

衣替えしない派

「年中衣替えしません。ウォークインクローゼットにずっと入れっぱなしです」(34歳・会社員)
「衣替えはしない。ただ、季節の変わり目に服の処分はします」(35歳・専門職)

衣替えは基本的にしないという方も。出したりしまったりがないのは楽そうですよね。ただ、衣替えの季節にはいらない服を精査して処理するという方も。衣替えをしない方も、季節の変わり目は意識しているようです。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

「衣替えには防虫剤を使う」が6割

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衣替えの時に防虫剤を使っているかどうか聞いたところ、6割近くの方が「YES」と回答してくれました。防虫剤にこだわりのある方からは、こんなコメントも。

「ハンガーラックにかけるタイプのものが好き。なかでも防虫剤独特のにおいは嫌いなので、アロマタイプのものを使います」(29歳・主婦)

「クローゼットにかけるタイプ。「おわり」と表示が出たら新しいものにしています」(35歳・専門職)

「フローラル系の防虫剤を使用します」(34歳・会社員)

香り付きのものやハンガーにかけられるものなど、防虫剤も種類はさまざま。面倒な作業はほとんど発生しないため、楽に衣類を保管できそうです。

筆者は「おわり」のサインを見逃してしまい、まんまと虫食いにあった経験が。使用期限にはご注意くださいませ!

衣類を処分する基準は?

衣替えを機に服を整理する方は少なくないはず。では、みなさんどのような基準で服の処分を決断しているのでしょうか。女性たちに聞いた判断基準を見てみましょう。

1シーズン着なかった服は処分

「シーズンを通して1回も着なかった服は処分する」(34歳・会社員)
「シーズン中に1度も着なければ処分します」(32歳・会社員)

その季節1度も着なかった服は処分の対象と考える人が多いよう。なんとなく手が伸びなかった服は、今後も着ないことが多いかもしれませんね。

2シーズン着なかった服は処分

「2シーズンをひと枠で考えていて、そこで着なかったものは処分します」(27歳・クリエイティブ職)
「2シーズン着なかったものは処分してます」(35歳・専門職)

1シーズンで判断せず、2シーズン着なかったもののみ処分するという意見も。しばらく着ていなかった服が急に恋しくなることってあるんですよね。後悔を防ぐために2シーズン見ておくのは賢い選択かも。

消耗具合で判断

「毛玉やほつれができていたら捨てる」(29歳・主婦)
「汚れやダメージなどが出てきたら」(34歳・会社員)

汚れやほつれ、毛玉など、服が消耗してきたと感じた時に処分する方も。筆者は毛玉ができやすいアイテムなどはなるべくプチプラでゲットして、1シーズン使い切りにしています。

トキメキ重視

「また買いたいと思うか。売られていても買いたい服のみ残す」(30歳・自営業)
「見てもときめかなくなった服は捨てます」(37歳・主婦)

ファッションにはトキメキも大切! 購入時は見ているだけでワクワクしたアイテムも、時が経つとなんとも思えなくなってしまうことってありますよね。一度着用した自分を鏡でみて、ときめけるかを判断してもいいかも。

第三者の意見をチェック

「パートナーに今後着ると思うかや、私に似合ってるかを聞く」(31歳・その他)

処分に悩んでしまう場合は、第三者の意見を聞くのもおすすめ。「似合わない!」などバッサリ切ってもらえたら、悩んでいた服も潔く処分できそうです。

捨てずに活用する方法を聞いてみた

思い切って処分を決めた服について、そのまま捨てるだけではもったいないですよね。そこで、女性たちに聞いた活用方法を紹介します。

フリマサイトで売る

「メルカリで売ったり、リサイクルショップに持っていったり」(34歳・会社員)
「ブランド物はメルカリで売ったり、リサイクルショップへ持っていく」(30歳・会社員)

最も多かったのは、フリマサイトに出品するというコメント。不要なものがお金に変わるだけでなく、捨てずに他の人に使ってもらえるというエコなメリットもありますね。

掃除に使用する

「キッチンの床を拭いてから捨てます」(33歳・主婦)
「掃除に使って捨てます。埃取りとか、雑巾代わりに重宝します」(29歳・主婦)

そのまま捨てるのではなく、掃除に使ってから処分するという方も。水回りや埃が溜まりやすい隙間の掃除などに使えるそうです。

リサイクルボックスに持参する

「ZARAにあるリサイクル回収に持っていく」(33歳・会社員)
「H&Mに持っていくと500円のクーポンと交換してくれるので、たまに持っていくようにしています」(37歳・主婦)

アパレルショップによっては、不要になった服を回収してくれるボックスが用意されています。さらに、リサイクルするとクーポンをもらえるサービスがあることも。

お店の商品でないとリサイクルできないところもあるので、持っていく前にチェックしておくと安心です。

人に譲渡する

「後輩にあげています」(38歳・その他)

状態が悪くなければ、人にあげるという選択肢も。服の趣味が合う友人や姉妹などがいる人は、譲ってみてもいいかも。

エコな衣替え、始めてみませんか?

秋冬ものをクローゼットに揃えると、新しい季節が始まるようでちょっとワクワクしてしまいます。そろそろそのワクワクを味わう時期が来るのではないでしょうか。

衣替えをするなら、着る機会のなかった服の処分も一緒に考えたいところ。どうせなら捨てるのではなく、フリマサイトやリサイクルボックスなどエコな活動につなげてみると気分良く衣替えできるかもしれませんね。

(C)CentralITAlliance/Getty Images