アイロンはかけない? 女性約100人に聞いた「アイロンがけ新常識」
美容やファッション好きな女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバーに「アイロン」についてアンケート! アイロンを上手くかけるコツや失敗談など、さまざまな観点から質問をしてみました。アイロン嫌いの方に知っていただきたい、アイロンをかけなくてもよくなるコツもご紹介するのでぜひチェックしてみてください。
アイロンがけは好きですか?
まずはanan Beauty+ clubのメンバーにアイロンの好き嫌いについて調査してみました。すると、「好き」と答えた方は約13%。「嫌い」という回答は43.5%となっています。
それぞれのコメントを見てみましょう。
アイロンがけが好き
「アイロンをかけたパリッとした洋服が好きなのと、アイロンを無心にかけていると癒される」(45歳・自営業)
「面倒ではありますが、その手間をしっかりかけることでよりキレイに着られる」(35歳・会社員)
アイロンがけが嫌い
「すごく時間がかかるし、結局かけたところで着ているうちにシワができてしまって不毛な気がしちゃいます」(30歳・自営業)
「圧倒的に面倒くさい。ほぼしたことないです」(31歳・会社員)
どちらでもない
「一度かけはじめるといろんな服をかけたくなるけど、始めるまでが億劫。嫌いじゃないけど、積極的にやる感じでもない」(38歳・契約社員)
「夏は暑いし面倒くさくなってしまうので、気分によりやりたい時とやりたくない時があります」(28歳・会社員)
夏は暑いという意見、すごくわかります…! 面倒であるうえに暑い日だと、どうしてもアイロンに手が伸びなくなってしまうんですよね。アイロンがけを好きな人がとてもうらやましいです。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
アイロンがけに対するマイルールとは
アイロンがけに絶対のルールはありません。女性たちはそれぞれ自分の中でルールを定めてアイロンがけをしているようですが、いったいどのようなこだわりがあるのでしょうか。
「一度アイロンをかけ始めたら、ついでに他の衣服もかける」(31歳・その他)
「リネンのパジャマは洗った時にアイロンがけ。気持ちいい肌触りがとても好きなので、部屋着でも心地よくいられるならとアイロンをかけるようにしています」(45歳・自営業)
「自宅でケアできるものは乾燥機にかけず脱水時間を短めにして、水分が残っている段階でアイロンをかけます」(35歳・会社員)
「必要な時にだけアイロンをかける」(28歳・会社員)
「アイロンをかけないで済むように洗濯する! というのがマイルール」(29歳・主婦)
こまめにアイロンがけをする人もいれば、なるべくかけない方向に持っていきたい人もいるようですね。
アイロンがけには失敗談がつきもの?
アイロンがけには失敗リスクもそれなりにあるもの。多くの女性たちが自身のアイロン失敗談を教えてくれました。
「お気に入りのワンピースをアイロンで焦がした」(34歳・会社員)
「服を着たままアイロンがけをしたら火傷しました」(31歳・会社員)
「光沢のある生地のスカートをアイロンがけしたら、テカテカになって安っぽく見えてしまうようになった」(30歳・自営業)
「宅急便が来たタイミングでアイロンを下にしたまま離れてしまいアイロン台が焦げた。1歩間違えたらボヤ騒ぎだったので危なかった」(30歳・専門職)
「スチームアイロンで火傷。まあ大丈夫かとスチームの威力を侮っていたら、跡になってしまった」(36歳・会社員)
「レースに高い温度で当ててしまって、レースが溶けた。かなり高めのワンピースだったので悲しかったです…」(30歳・専門職)
失敗談がこんなにたくさん! 高温のアイロンは扱うのが意外と大変。威力を侮ることなかれ、ですね。
アイロンがけ上手さんに聞いてみた!
アイロンを上手にかけられるようになれば、少しはアイロンがけの時間を好きになれるのではないでしょうか。上記で紹介したような失敗のリスクも減るかもしれませんよね。そこで、女性たちに聞いたアイロンを上手にかけるコツをまとめてみました。
「脱水をせずに干すと、水の重みで少しシワが伸びます。半乾きになったら、さらにアイロンをかけるとキレイになります」(45歳・自営業)
「アイロンをかける前にしっかりと手アイロンをしておく。袖まわりなどカーブがある部分にはタオルを通して低温でかける」(35歳・会社員)
「目につくところを中心にかけるとキレイに見える」(28歳・会社員)
ひと手間かけることによって、仕上がりが良くなるとのこと。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
アイロンがけをしないためのコツも
アイロンがけをしなくて済むようにと、洗濯時に工夫を凝らしている方も。アイロン嫌いさん必見のコツを教えてもらいました!
「洗濯を干すときに、なるべくきれいに伸ばす」(31歳・会社員)
「洗濯機から取り出したあとに一度たたんで大きなシワを伸ばしておく」(35歳・会社員)
「Tシャツなどは畳んでネットに入れる」(38歳・その他)
「いつもは乾燥まで洗濯機で済ませますが、シワになりやすそうな服は濡れたまま洗濯機から取り出してハンガーにかけて形を整え、浴室乾燥の風にかけるようにしている。洗濯機はもちろんホームクリーニングモード。もし洗濯機でシワが伸びていなかったら、シャワーを当てて無理やり伸ばす」(29歳・主婦)
アイロンの手間を考えれば、洗濯時にひと手間プラスする方が楽なものかもしれませんね!
アイロンの手間を少しでも楽に…!
ピシッと伸びた衣服はとても気持ちがいいものですが、何もアイロンを絶対にしなければならないわけではありません。アイロンがけが好きな人も嫌いな人も、女性たちのコツを上手に取り入れて、ご自身が楽な方法を見つけてみてくださいね!
(C)Merethe Svarstad Eeg / EyeEm/Getty Images