いまわたしたちにできること~美容・健康・環境も~

晴れた日にやらないと“カビ”が生えちゃうかも… 「梅雨の晴れ間にやった方がいいこと」3選

長雨が続く6月は湿気が多く、部屋の空気も重くなりがち。久しぶりに訪れる晴れの日は、ジメジメしやすい場所やレイングッズのお手入れをしておく絶好のチャンスです。そこで今回は、梅雨時期の晴れ間にやった方がいいことを3つご紹介します。

1.室内をしっかり換気する

晴れた日にやらないと“カビ”が生えちゃうかも… 「梅雨の晴れ間にやった方がいいこと」3選

梅雨時期のカラッと晴れた日には、窓を開けたり換気扇を利用したりして、室内をしっかりと換気しておきます。換気のポイントは、2か所以上の窓や扉を開けておくこと。筆者宅では、北側にあるお風呂場の窓と南側にあるベランダの窓を開けて空気の通り道を作っています。

24時間換気システムがあればONに、ない場合はキッチンやお風呂場の換気扇を積極的に利用して、短時間でもスムーズな換気ができるように工夫してみるとよいでしょう。

2.クローゼットを換気してカビを予防する

クローゼットの換気

特にしっかりと換気をしておきたい場所は、クローゼットです。

窓がないクローゼットは換気しにくく、湿気がこもりやすい場所。ホコリや汚れが溜まりやすい環境で高湿状態が続くと、革製品やバッグが傷んでしまう可能性もあります。

以前、筆者も、気がついたらカゴバックにカビが生えていたことがありました。大切な革製品も、いつの間にかカビが生えていたり劣化していたら、ガッカリしてしまいますよね。

クローゼット内でカビの発生を予防するのに大切なポイントは4つです。

・濡れた小物やバッグは、風通しのいい場所でしっかり乾燥させておく
・洗えない帽子やバッグは、使用後に汗や皮脂をアルコールで拭き取る
・クローゼット内は、スペースの2割ほどの余白をとる
・扇風機で風を送り、しっかりと換気する

一度カビが生えてしまうと、臭いが取れなかったり変色する上に、なかなか簡単には退治できなくなってしまいます。クローゼットの中にしまう前に汚れを拭いて、クローゼット内の換気も定期的に行い、カビ予防を心掛けましょう。

3.レインウェアのお手入れをする

レインウェア

梅雨時期の晴れた日には、雨具のお手入れも忘れずに! レインコートやレインポンチョなどのレインウェアは、洋服と同じように洗濯できるものが多いです。お持ちのレインウェアが洗濯機洗いOKか手洗い推奨か、洗濯表示を事前に確認しておきましょう。

長時間着用したり汗をかいて蒸れたり、泥汚れが付いたりしたときなどは、気になる汚れをしっかり落としてから、改めて防水スプレーをかけておくことがおすすめです。

洗濯

筆者が行っているレインウェアのお手入れは、以下の5ステップです

1.汚れが酷い場合は軽く拭き取ってから、洗濯ネットに入れる
(マジックテープやファスナー、ボタンはすべて閉じておく)
2.中性洗剤を使い、デリケート洗いを選択。洗剤が残らないようすすぎを多くする
3.通水性のない生地は脱水をしないように注意し、タオルに挟んで軽く水気を切っておく
4.風通しのいい日陰で干す
5.乾燥後は、防水スプレーをかけておく

防水スプレー

撥水効果が薄れたレインウェアでは、雨が染み込みやすくなるため、体が濡れて寒い思いをしてしまうかもしれません。汚れを落とし、スプレーをかけて撥水力を回復させ、雨の日でも安心してお出かけできるように整えておきたいですね。

6月中でからりと晴れた日には、部屋やクローゼットをしっかり換気して、湿気対策やカビ予防をしておくことがおすすめです。連日の雨で濡れてしまったレインウェアのお手入れもしておくと、次の雨の日も安心してお出かけできるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram▶@non.karoyakani