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結局、損しました! 女性約100人に聞いた「やってはいけない節約術」

お給料は上がらないのに物価は上がるいっぽう。なんとか家計を切り詰めたい。そこで、anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に節約術について聞いてみました。月に数万円も節約できた体験談から、節約のつもりがかえって出費がかさんでしまった...といった失敗談も!

成功した節約方法とは?

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anan Beauty+ clubのメンバーに、まずは実践してよかった節約術を教えもらいました。どのくらいの節約につながったかも気になるところです。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

飲み物を買わない

「水筒を持ち歩く。月5,000円くらい節約できてると思う」(24歳・会社員)
「コーヒー豆を買って自分でいれるようにしたら、カフェに行かなくなったのでかなり節約になった!」(32歳・主婦)
「家で飲むものをすべて水にした。お茶やジュースを買うよりも経済的」(30歳・会社員)
「職場近くのコンビニで買った2Lのペットボトルを休憩室に置いて飲んでいる。500mLのペットボトルより安く済む」(29歳・自由業)

食材を冷凍

「お肉を買ったらすぐに使わない分は冷凍して保存。余計な買い物が減り、食品ロスも激減」(32歳・自営業)

外出・外食を減らす

「外食を月1回にすることで数万円節約できた」(35歳・自由業)
「外に出ないのが1番の節約だと思う。おうちでの趣味を増やす」(31歳・会社員)
「リモートワークになり、ランチを自炊をすることで月1万3,000円ほど節約」(31歳・会社員)

少し手間がかかっても、自炊したり、水筒やタンブラーを持参したりすることで、節約と同時に食品ロスやプラスチックごみを減らせるなら一石二鳥ですね。ペットボトル飲料は1本150円程度でも、チリが積もれば結構な金額に。自分が月にいくら飲料に使っているか、1度計算してみるといいかもしれません。

ほかに、「レストランを事前に予約することでドリンクサービスをゲット! 」(37歳・会社員)、「夜の外食より昼の外食を増やす」(31歳・会社員)など、工夫をして楽しみながら節約を実践している方々もいました。

「家で暖房をつけるときはドアを閉める」(34歳・公務員)や、多くの方が回答してくれた「「エコバックを使う」のもエコと節約を兼ねていて、いいですね!

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また、節約のために見直したものについても聞いてみました。

スマホの料金プラン

「別会社にしたら6,000円くらい安くなった」(28歳・主婦)
「スマホの契約会社を変えたら料金が3分の1になりました」(32歳・自営業)
「スマホ料金。格安スマホに変えたら、月々7,000円くらい節約できた」(30歳・会社員)

光熱費

「1社にまとめたことで、月4,000円ほど減らせた」(28歳・主婦)

美容代

「黒髪にしてカラー代をうかせた! 」(32歳・主婦)

「スマホの料金プラン」と答えてくれた方が、圧倒的多数! 平均すると、6,000〜7,000円減らすことができているようです。なかには「1万円安くなった」(31歳・会社員)という人も。

ほかに、「月々の娯楽費や服代」(31歳・会社員)、「サブスク」(40歳・公務員)などを見直したという回答もありました。

安けりゃいいってものじゃない?!

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最後に、やってはみたけれどかえって余計な出費につながったり、ストレスになったりして続かなかった節約術についてもたずねてみました。

まとめ買い

「100均で安いし便利と思って買っていたけど…きちんと計算したら割高なものがあった」(38歳・自営業)
「お菓子をまとめ買いしたが、量が多くて飽きてしまい賞味期限切れに」(35歳・専門職)
「ワインのまとめ買い。飲む量が増えただけだった...」(31歳・会社員)
「特売で買った食材で自炊しようとするも、使い切れずに破棄。罪悪感を感じた」(40歳・会社員)

好きなものをガマン

「毎日の楽しみであるカフェラテをガマンするようになったら、ストレスがたまった。息抜きにはお金をかけていいかなと思った」(30歳・会社員)

セール品・安い品を買う

「セールでコスメを買ったが、結局使わなかった」(32歳・主婦)
「容量が多くて単価が安くなるような冷凍食品。一人暮らし用の冷凍庫に収まらず失敗」(31歳・会社員)
「ブランド品と見た目が似ている安い服を買ったが、結局着なかった」(40歳・会社員)

買い物の時に「安い! 」と思っても、いったん落ち着いて「本当に必要か」、「使い切れるのか」をもう1度考えてから購入を決めた方がよさそうです。

また、「暖房をなるべくつけずにいたら風邪をひいてしまった」(38歳・自営業)なんて声も。節約も健康あってこそ。無理はしすぎないようにしましょうね。

節約はムリのない範囲で楽しみながら

ムダな出費はおさえたいですが、それによって生活が窮屈になってしまってはつまらないですよね。

そのときどきで優先順位を決めて、出費を増やしたり減らしたり調節しつつ、ときには自分の楽しみのためにお金をドーンと使う余裕ももちたいもの。そのためにも、まずはできそうなものから節約してみませんか。

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