片方から丸めるよりもコンパクトに! 女性約100人の「月経ナプキンの捨て方」
anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に、使用済みナプキンの捨て方についてアンケートを実施。自宅での捨て方や他の人の家での捨て方、ナプキンの丸め方などを聞いてみました。
月経中のナプキン、どこに捨てる?
anan Beauty+ clubのメンバーに「ナプキンの捨て方」についてアンケートを実施。まずは「自宅のお手洗いにサニタリーボックスは常設していますか?」と質問したところ、グラフのような回答となりました。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
サニタリーボックスを常設している人は約4割という結果に。それ以外の方はどのように捨てているのか見てみましょう。
ゴミ箱に捨てる
「洗面所のゴミ箱に捨てる」(34歳・専門職)
「風呂場の外のゴミ箱に捨ててます」(31歳・会社員)
月経中のみ専用のゴミ箱を設置する
「生理の期間だけリビングに専用のゴミ箱を設置しているので、その都度捨てています」(27歳・会社員)
「サニタリーボックスではなく、サニタリーポケット(中の見えない自立型の袋)を生理中だけトイレに置いて、1日ごとに捨てている」(27歳・会社員)
その他
「息子のオムツ用ゴミ箱に捨てる」(31歳・会社員)
「におわないピンクの袋に入れてまとめてゴミ袋に捨ててます」(36歳・主婦)
洗面所やリビング、お風呂場など、トイレ以外のゴミ箱に捨てるというコメントが多く見られました。においが気になる方は、消臭効果のある袋を活用することもあるようです。
使用済みのナプキンの捨て方
また、使用したナプキンの捨て方についてもアンケートをとってみたところ、2つの方法に分かれることがわかりました。
包装材で包む
「片方から巻き、新しく使うナプキンを包んでいた包装材で包んで捨てます」(36歳・契約社員)
「両端から巻いて包装材でくるむ」(34歳・会社員)
包装材とトイレットペーパーで包む
「両端から丸めて、次に使う包装材でくるんで、ペーパーで巻く」(29歳・会社員)
「両端から巻くと広がらないと知ったのでその方法で丸めてます。でもやっぱり心配なのでさらにペーパーで包んで包装材を巻いてます」(27歳・会社員)
次に使うナプキンの包装材のみで包む人と、さらにトイレットペーパーを使って包む人がいるようですね。
ここで気になったのは、ナプキンの丸め方。片方からではなく、両端から丸めると開きにくいというコメントが多く見られました。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
人の家に行くときはどうしてる?
自分の家では気を遣わないとしても、人の家となるとそうはいきません。友人や彼の家に行ったときは、ナプキンをどのように捨てているのでしょうか。
ビニールを持参する
「ビニールにいれて持ち帰る」(31歳・その他)
「ビニール袋を持参で持って帰るか、ビニール袋ごと捨ててもらいます」(27歳・会社員)
サニタリーボックスに捨てる
「女友達の家であれば、友達に了承を取った上でサニタリーボックスに捨てる」(29歳・主婦)
「仲のいい友人なら、サニタリーボックスに捨てていい? と聞いてから捨てる」(33歳・会社員)
月経中は遊びに行かない/ナプキンを替えない
「生理の日は行かない」(34歳・会社員)
「あらかじめナプキンを替えていくので、友人宅などでは替えない」(34歳・専門職)
最も多かったのは、ビニール袋やポーチなどに入れて持ち帰るという回答でした。普段からナプキン用ポーチの中に小さな袋を忍ばせておくと安心ですね。
また、サニタリーボックスがある場合は使用していいか確認するという方がほとんど。一言声を掛けることで、月経中でも安心して滞在できそうです。
自分も周りも不快にならない捨て方を
ナプキンの処理方法を人に聞く機会はあまりないもの。女性たちの回答から、自分の捨て方を見直したくなった方もいるのではないでしょうか。
あまり適当に処理をしてしまうと、周りに不快な思いをさせてしまうこともあります。自分だけでなく、周りの人も不快にさせない捨て方を心掛けてくださいね。
(C)Kesinee Srisura / EyeEm/Getty Images