頑固な油汚れも一掃! 女性約100人に聞いた「キッチン油汚れの落とし方」
汚れ界の中でも「油汚れ」は厄介な部類。しつこいベタつきが取れづらく、苦労している方は多いのではないでしょうか。そこで今回は女性約100人に油汚れ対策についてアンケートを実施。大掃除をきっかけに、油汚れとおさらばしちゃいましょう!
「食器」の油汚れの落とし方
まずは「食器」の油汚れについて。anan Beauty+ clubのメンバーはどういった対策をしているのでしょうか。
※ anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
お湯につけ置き
「洗剤で洗う前に、お湯でつけおきする!」(24歳・会社員)
「お湯で予洗いして、しばらく浸けておく」(37歳・その他)
本格的に洗う前に、お湯につけておくという意見が圧倒的多数。油は高温に弱いため、お湯につけおきしておくと取れやすくなるようです。
キッチンペーパーや布でサッと拭き
「キッチンペーパーやティッシュで油を吸わせてから軽く洗い、食洗機へ」(35歳・自営業)
「キッチンペーパーやウェットティッシュなどにお湯をつけてふき取ってから洗剤で洗う」(30歳・その他)
キッチンペーパーなどを使って、洗う前に油を拭いておくという方もいました。少しでも油を吸わせておくだけで、洗うときのヌメヌメ感が軽減するようです。
こんな意見も!
「そもそもあまり油汚れがひどくなる料理を食べないようにしています、掃除も大変になるのが嫌で…」(26歳・クリエイティブ職)
そもそも油がつきにくい食事を摂るという意見も! 油汚れを滅する究極の解決策は油ものを食べないことなのかも…!?
「プラスチック製品」の油汚れの落とし方
お次はタッパーやお弁当箱といった「プラスチック製品」についた油汚れの落とし方。あのヌルっとした汚れを落とす方法とは?
キュキュットの泡スプレーが人気
「お湯にすこしつけておいてからキュキュットの泡スプレーをする」(38歳・専門職)
「キュキュットの泡スプレーしてしばらく放置」(35歳・会社員)
泡スプレーはかけて放置するだけでいいのでとっても手軽。なかでもキュキュットの泡スプレーが人気でした。
「濃縮洗剤を原液で“指で”こすりつける。スポンジでやると薄まるので。洗い流すとさっぱり落ちます」(35歳・IT系)
手荒れが気になる場合は手袋を使って。これは手っ取り早く強力な方法!
いつもの食器用洗剤でつけ置き
「洗剤を少量たらしてつけ置きしておく」(33歳・自営業)
「食器洗い洗剤と水を溜めてしばらく放置してからお湯で洗い流す。どうしても取れない場合は捨ててしまうことも」(31歳・会社員)
普段使っている食器用洗剤をつけて、しばらく放置することで洗いやすくなるそう。家にあるものでできるので、今日から実践できますね!
「フライパン」の油汚れの落とし方
フライパンや鍋など、大物の調理器具は特に油汚れがつきやすいですよね。洗うのが楽になる方法、教えて下さい……!
使った後すぐが肝心!
「とにかく熱いうちにすぐ洗う」(31歳・会社員)
「油が固まらないうちにキッチンペーパーで吸わせてから洗う」(35歳・自営業)
フライパンの素材などにもよりますが、熱いうちにさっとお湯で流したり、キッチンペーパーで油を吸わせたりしておくと洗いやすくなることも。テフロン加工されているものは急冷がNGなこともあるので要注意です。
ひどい汚れは二度洗いで落とす
「洗剤で洗う前に、お湯で予洗いする」(32歳・会社員)
「お湯でスポンジを使い一度流し、洗剤をつけて再度洗います」(35歳・自営業)
一度お湯とスポンジで洗ってから、再度スポンジで洗う二度洗い派の意見もありました。ちょっと手間はかかるものの、スッキリ洗い上がりそう。
「キッチン周り」の油汚れの落とし方
最後に「キッチン周り」の油汚れについて聞いてみました。コンロ周りやキッチンの壁、ベタベタにならないコツとは?
都度拭きでこびりつき防止!
「汚れたらその都度拭く!」(24歳・会社員)
「料理した後はすぐ拭くようにしている」(34歳・会社員)
汚れを溜めないコツは、汚れたらすぐに対処すること。気づかぬうちに油は散っているもの。今日は大丈夫かな…なんて油断せずに、料理をした日は毎日拭いておくと、大掃除で苦しまずに済みそうです。
スプレーを駆使
「跡が残るような汚れの時はオレンジの成分が入ったスプレーで拭き取り」(33歳・会社員)
「炭酸ソーダ洗浄液を吹きかけて拭き取り掃除をします。2回拭きしたらどんなにベタベタでも大抵きれいになります!」(29歳・専門職)
スプレータイプの掃除用品を使っている人も。ちょっとした汚れなら乾拭きでも落ちますが、頑固そうな汚れにはスプレーを吹きかけて蓄積を阻止しましょう!
ヌメった汚れとおさらば!
油汚れといえば、あのヌメヌメした触感がなんとも不快。とはいえ放置しておけばどんどん落ちにくい汚れへと成長してしまいます。
毎日続けやすいような簡単お手入れに加えて、一度徹底的に掃除をしておくと気持ちもスッキリするかも。大掃除をきっかけに、油汚れと対峙してみてはいかがでしょうか。
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