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あっという間にキレイに…! “普段は掃除しない場所”の「簡単お掃除術」3選

換気扇やガスコンロ、窓、網戸、お風呂場など、年末の大掃除では、普段は掃除しない場所もきれいにしたいですよね。しかし、まとめてやろうとすると時間が足りなかったり、やり方が分からなかったりと、やり残してしまう場所が出てくるもの。そこで今回は整理収納アドバイザーの筆者が、掃除で見逃しがちな場所と、簡単な掃除方法をご紹介します。きれいな部屋で新年を迎えましょう。

手が届きにくい「高いところ」はモップで一気にからめとる

天井照明

天井の照明や壁掛け時計、エアコン、本棚の上…などの高いところは、踏み台に乗らないと届かないので掃除する機会が少なく、気づくとホコリがこんもり積もっていることも。大掃除のときにこそ、届きにくいところのホコリを一気に取り除いておきましょう。

高いところには、『クイックルハンディ 伸び縮みタイプ』が便利! モップのふわふわ繊維がホコリを絡めとるため、軽くなでるだけであっという間にきれいになります。柄の部分は角度を変えられるので、壁掛けのインテリアなど凹凸がある部分にもちょうどいい角度でフィットします。

モップは使い捨てなので、あちこち拭き取ったらポイッと捨てるだけ。高いところの掃除にぜひ持っておきたい、必須の掃除アイテムです。

スマホやテレビなどの「電子機器」をすっきり拭き取る

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スマホやパソコン、テレビなど、いつもよく触る電子機器は、皮脂や汚れが結構溜まっています。日常的にさっと拭くくらいはしていても、スマホケースの内側や、テレビの背面、コード回り、リモコンなどはあまり掃除しませんよね。

電子機器の掃除は、マイクロファイバークロスで簡単にきれいになります。筆者のおすすめは『あっちこっちふきんMサイズ 薄手版』。繊維がとても細かく、水で濡らして固く絞って使うと、水滴が小さいので拭き跡がほとんど残りません。

掃除道具

スマホやテレビ画面の掃除は、電源を切ってから行いましょう。固く絞ったマイクロファイバークロスでやさしくなでるだけで、皮脂汚れもきれいに落とせます。

液晶画面はとてもデリケートなので、上から下へと一定方向に、力を入れずにやさしく拭いてくださいね。

キーボード掃除

キーボードやリモコンのボタンの細かい凸凹には、ほんの少しだけ湿らせた綿棒で拭き取るのがおすすめ。汚れが気になる場合は何度か繰り返した後、さらにマイクロファイバークロスで乾拭きをすると、特別な洗剤を使用しなくても十分きれいになります。

マイクロファイバークロスを使うときのポイントは、水分を固く絞って「少しだけ湿らせる」こと。ティッシュでは細かい繊維がついて傷つけてしまったり、アルコールは液晶画面のコーティングを剥がしてしまったりする恐れがあるので、筆者は電子機器の掃除には使用していません。

「キッチン家電の見えないところ」も動かして汚れを拭き取る

あっという間にキレイに…! “普段は掃除しない場所”の「簡単お掃除術」3選

ガスコンロ周り、冷蔵庫の中は大掃除しても、キッチン家電や冷蔵庫の裏、下の隙間まではどうやって掃除したらいいかわからず放置…なんてことはありませんか?

冷蔵庫はコツを掴めば、ひとりでも簡単に動かせます。筆者宅で使用している冷蔵庫は下の手前にあるカバーを取り外し、左右のネジを回して浮かせると、奥にあるキャスターで冷蔵庫を前後にスライドできます(※)。

背面のホコリはクイックルハンディで、下の汚れは濡らしたマイクロファイバーで拭き取れば、今まで気づかなかったホコリや汚れもさっぱり!

※冷蔵庫によって対応不可のものもあります。ご自分の冷蔵庫でできるかご確認ください。

冷蔵庫裏

電子レンジ、トースターなどキッチン家電の下は、ホコリや食材の小さなゴミが入り込んでいて、意外に汚れている可能性大!

大掃除を機に家電を動かしてみると、キッチンの隅々まで掃除ができるので、とても気持ちがよいですよ。

伸び縮みするハンディモップ、万能に使えるマイクロファイバークロスや綿棒を使えば、高いところから見えないところまで、1年溜まり続けたホコリや汚れをさっぱりきれいにできます。

どれも10~15分ほどでできる掃除なので、大掃除の際にぜひ取り入れてみてください。隅々まですっきりきれいにした部屋で、明るく気持ちのいい年始を迎えましょう!

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram▶@non.karoyakani