ただ着るだけではない! 女性約100人に聞いた「あったかインナー活用法」
着るだけで暖かい「あったかインナー」は寒い冬に頼りになる存在。冬の定番品のイメージがありますが、インナーとして1枚着るだけじゃない着用法があるって知っていましたか? 今回は、anan Beauty+ clubのメンバー約100人に「あったかインナー」の活用法について聞いてみました。
「あったかインナー」の活用術を教えて!
冬に、セーターなどの中に「あったかインナー」を着る。さらに気温が低いときはもっと高機能なタイプを選ぶ。そんなふうに寒さ対策をしている人は多いのではないでしょうか。
今回、anan Beauty+ clubのメンバー約100人に「あったかインナー」の活用法を聞いてみたところ、さらに上級な着用アイデアがどんどん出てきたので、さっそくみていきましょう。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
「あったかインナー」合わせワザで完全防寒!
「ユニクロの普通のヒートテックの上に極暖のヒートテックを着る」(32歳・会社員)
「アウトドアや外にいる時間が長い時など、しっかり防寒したいときはヒートテックのキャミソールと長袖タイプの2枚重ね! 冬場はものすごく重宝していました!」(34歳・会社員)
「ものすごい寒いスキー場に行くときは、ヒートテックを2枚重ねにする」(33歳・専門職)
「普通のヒートテックを3枚重ねる、“3ヒート”という技をしています(笑)」(29歳・会社員)
しっかり防寒したいなら「あったかインナー」自体を重ね着してしまうという方法がよさそう! 2枚でも足りず3枚も重ねるとは。若干きつくならないか気になるところです…
「トップスだけじゃなくて、レギンスなど下半身用も併用するとより暖かいことに気づきました。その日履くスカートの長さに合った裏起毛のレギンスを履くようにしています」(27歳・主婦)
「ヒートテックを重ね着することや、タイツも極暖を履いて冷えないように心がけています!」(24・会社員)
「冬はユニクロの極暖の上下を着ています。すごい寒い日は靴下も!」(35歳・自営業)
上から下まで全身「あったかインナー」で包めば、寒さも怖くない!
ちゃっかり防寒してるのはヒミツです!
「キャミソールタイプ、半袖、長袖とそれぞれ数枚揃えています。寒がりだけどデコルテなどを出したいコーデの時にもインナーで防寒をしたいので首回りなどが大きくあいているヒートテックを選んでいます」(34歳・会社員)
「ベルメゾンのホットコットは胸元ががっつりあいているので、Vネックなんかでも見えなくて重宝しています。ユニクロなどもあわせて、Vネック、Uネック、クルーネックといろいろなタイプのものを持っていて、トップスに合わせて着用しています」(29歳・会社員)
「ボートネックの服を着る時には、首元が広めのタイプを着て、見えないように工夫してます」(31歳・主婦)
「暖かいのはもちろんですが、重ね着しても首元から見えないようなあきの広いデザインを選んでます」(31歳・専門職)
どんなに寒くたってオシャレを楽しみたいから「あったかインナー」のお世話になっているのに、それがチラっと見えてしまったらオシャレも台無し… とくに首元から「あったかインナー」がうっかり出ないように気を遣っている様子。
「白ニットの日はチラ見えしても目立たないように白のヒートテックを着ています。ヒートテックはピンクも持っていてお気に入りです」(34歳・会社員)
もし見えてしまったときのことを考えて、着る服と色をそろえておけばバレにくいかも。
「タートルネック型のインナーはパーカーの中に着たりして、もはやチラ見せでオシャレにしてしまう」(33歳・専門職)
逆に、いっそのこと見せてしまうオシャレもありのようです! この場合は、うっかり見えてしまうのではなく、見せるための「あったかインナー」を選ぶことが大事ですね。
もっと理想的な「あったかインナー」は?
年々進化していく「あったかインナー」だからこそ、もっと改良されていきそうな予感。そこで、みんなの理想的な「あったかインナー」を聞いてみました。
「超極暖が薄くなれば最高です! それで胸元がレースならもっと最高です!」(34歳・会社員)
「超絶薄くて超絶あったかいもの」(37歳・専門職)
「超薄型インナー」(40歳・会社員)
「超薄型の暖かいインナー」(31歳・専門職)
今でも十分薄いのですが、“薄型”ではなく“超薄型”が開発されたら、ファッションの幅もさらに広がるかも! 収納や持ち運びにも便利になりますね。
「あったかインナーで肌荒れしてしまうことがあるので毎日着ても肌荒れしにくい素材のものがほしい」(27歳・主婦)
「あったかインナーは、防寒できるけど肌のことを考えると気をつけなくてはいけない素材もあると聞いたことがありました。とくに気にしてなかったのですが、そう聞くと肌への優しさを考えた素材も気になり始めました」(34歳・会社員)
「綿100%のあったかインナー」(29歳・会社員)
肌表面の水分を吸収して発熱する化学繊維の「あったかインナー」が多く、敏感肌の人は乾燥したり肌荒れしてしまうケースがあるようです。それに対応するように、肌面は100%綿素材のものなども次々に発売されていますので、試す価値はあるかもしれません。
「室内では暑すぎる、外では少し寒い、みたいな状況を、調節してくれるようなものがあればいいな」(37歳・専門職)
「ベスト型のヒートテックのようなインナーで、暑くなったら首と手を通さなくてもすぐに脱げるもの」(30歳・その他)
「体温を感知して暖めてくれるインナー」(32歳・会社員)
中に着ているものなので、屋内外の気温差に合わせて調整がしにくいのは難点ですね。「あったかインナー」自体が温度調整してくれるか、さっと脱げる仕組みがあるとよさそう。
冬も暖かくオシャレを楽しもう!
みんなが実践している「あったかインナー」活用術を知っておけば、これから寒さが厳しくなっていってもちょっと安心! 防寒の基本の“重ね着”ですが、外に重ねるのではなく、中に重ねるのも定番になりそう! それでも寒がりさんは、トップスとボトムス両方の全身「あったかインナー」がオススメ。
そしてうっかりチラ見えにはご注意。見えない襟ぐりのものか、見えても大丈夫な色選びなどで対策を。
これだけ対策をしておけば、よっぽど寒い場所に長時間いない限りは乗り越えられそうですよね。
さらにこの記事が「あったかインナー」の商品開発をしているどなたかの目に留まったならば、超薄型でしっかり暖かくて、肌にやさしい素材で、気温に合わせて調整しやすい最強の「あったかインナー」をぜひ開発してください!
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