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ネギ、水菜、小松菜も!  買った野菜の根を育てて収穫する「リボべジ」で食費節約!

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。17回目は、お家の中で再生野菜「リボベジ」を行っているecocoのメンバーえりかさん。今回はゴミも減らせて節約にも繋がるエコなリボベジについてご紹介します。

ゴミも減らせて節約に! キッチンで簡単リボベジに挑戦

©宮本志保
©宮本志保

【最近やってるecoなこと】vol. 17

リボベジとは、“リボーンベジタブル”の略で、再生野菜のこと。スーパーなどで購入した野菜の根を捨てずに栽培することをいいます。キッチンなどの小さなスペースでできるので初心者でも気軽に挑戦できることも魅力の一つ! 家にあるコップやタッパーを使って水耕栽培で育てるのも良いですが、土に植えて育てることもできます。

リボベジ エコ エシカル サステナブル 野菜 節約

リボベジのメリット

リボベジをすることで生ゴミを減らすことができます。成長も早いので1〜2週間で収穫ができますよ。基本的に1つの野菜の根から1〜2回楽しめるので、食費の節約にも繋がります。

小ネギのリボベジ

購入した野菜を再生できると知って捨てるのがもったいないと感じ、えりかさんは小ネギと豆苗の再生野菜を行っているそう。今回は小ネギの成長過程の写真を見せてくれました。

必要なもの

  • 小ネギの根
  • コップ

1日目

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小ネギは青い部分も長めに残すと成長もしやすいそうです。基本的にリボベジは毎日新鮮な水に替え、容器を綺麗に洗い、水を入れすぎず、日当たりの良い場所で育てることが成功する秘訣!

3日目

リボベジ エコ エシカル サステナブル 野菜 節約

3日目ですでに先端部分が伸びているのがわかります。

5日目

リボベジ エコ エシカル サステナブル 野菜 節約

5日目では収穫できるほどの長さに!
冷蔵庫で保存するより、キッチンで水耕栽培をして保存する方が野菜の成長も楽しめるし食べるところが増えるので一石二鳥では…。

えりかさんは、今後「大根の葉」に挑戦したいそうです。いままで捨てていた大根の葉っぱを使ってお味噌汁や手作りふりかけを作ってみたいとのこと! 醤油、みりん、ごま、鰹節を入れて炒めるだけで簡単に栄養価の高いご飯のおかずができますね。

リボベジのオススメ野菜

初心者の方でもリボベジに挑戦しやすいお野菜は以下です。

  • 豆苗
  • 小ネギ
  • 長ネギ
  • 大根の葉
  • 小松菜
  • 水菜
  • 人参の葉

根っこやヘタの部分も多めに残すと成長しやすくなります。

私も豆苗、小ネギはよくスーパーで購入するのでリボベジは何度か実践しています。スープや炒め物で使ったり、さまざまな料理に入れられるので簡単に栄養が取れてオススメです! 特別に購入するものや肥料も必要ないですし、短期間で成長するので初心者の方でも挑戦しやすいですよ。ぜひ一度試してみてくださいね。

えりか
34歳、公務員。最近はベランダでの家庭菜園にハマっているが、無農薬で野菜を育てる難しさを実感している。オーガニックってすごい!