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節約などメリットが4つも…! 「マイボトルの使い分け」で得するエコ生活

女性たちが実際に行っている、身近なエコ活動をご紹介。5回目は、マイボトルを使い分けているecocoのメンバー萌さん。マイボトルを利用する際に気をつけていることをご紹介します。

©宮本志保
©宮本志保

日本のペットボトルの現状

【最近やってるecoなこと】 vol. 5

ペットボトルは使い捨てされるケースがほとんど。

2019年の日本のペットボトル国内年間出荷量は236億本。2004年が148億本なので1.60倍に。また、CO2排出量は2019年2,231千トンで2004年は2,089千トンなので1.07倍と増加しています。(※1)

日本国内のペットボトルの回収率は93%。一見高そうに見えますが、約20億本が未回収ということです。そう思うと恐ろしいですね。(※2)

今、日本をはじめ世界中の企業で、プラスチック問題について脱プラスチックや循環型リサイクルなどの取り組みが行われています。

※1 PETボトルリサイクル推進協議会HPより
https://www.petbottle-rec.gr.jp/data/weight_saving.html

※2 PETボトルリサイクル推進協議会
https://www.petbottle-rec.gr.jp/data/transition.html

マイボトルについての調査

マイボトルについてecocoメンバーにアンケートをしてみました。

マイボトルを持つことで良いと感じたことは、以下4つ。

1. ペットボトルなどのゴミを減らせる
2. いつでも飲める
3. 節約になる
4. 温度をキープできる

持っているマイボトルの数は、2個がもっとも多い結果に。多いと6個以上持っているという人も!

マイボトルの使い分けは、気分によってだったり、職場用、プライベート用、ジム用など場所や用途よって使い分けている方もいました。

また、荷物がかさばらない折り畳みができるボトルが欲しいとの声が多かったです。

3個のボトルを使い分け

萌さんはステンレス、プラスチック、アルミの3種類の素材のボトルを持っていて、シーンによって使い分けているそう。

エコ マイボトル

萌さん ステンレスボトルは保温性があるので白湯、コーヒー、紅茶、お茶などの温かいものを飲む時用。プラスチックボトルは、透明で中が見えるのでシェイクやプロテインを作る時に使って、ヨガやスポーツをする時に持って行きます。ちゃんと混ざっているか確認できるのも大きなポイント! アルミボトルは一番容量が大きいものですがボトル自体が軽いので、夏場など冷えた麦茶をたくさん飲む時に使用しています。

家でも愛用中

ーーステンレスボトルは家で仕事をしていると座りっぱなしで身体が冷えるので、夏でも温かい飲み物を入れてデスクに置いているそう。

萌さん プラスチックボトルには朝食代わりにプロテインを飲むのに使ったり、置き換えダイエットをしているので置き換えシェイクにも使っています。

エコ マイボトル

萌さん お気に入りはステンレスボトル。とにかく冷めない! 一生冷めないんじゃないかってくらいずっと温かい。容量も400ml弱入るのでコーヒーショップのコーヒーもピッタリ収まるし、持ち運びしやすいサイズなのがポイント!

エコ マイボトル

ーー保温性も高く、ふたやせんにパッキンがついているものも多いので密閉力もあり機能性の高いステンレスの人気が高いですね!

お手入れもしっかり

茶渋などの汚れは重曹やクエン酸、酸素系漂白剤などを使って落とせるのでお使いのボトルに合わせた方法でしっかりお手入れも忘れずに。

マイボトルを持ってエコに楽しもう

最近では、全国各エリアに無料の給水器が設置されていたり給水器が設置しているお店も増えていて、わかりやすい設置箇所マップアプリも出ています。外出中、中身が空になっても安心!

そしてお店によってはマイボトルを持っていくと割り引きを受けられたりします。マイボトルを持って、ぜひ利用してみてくださいね。


尾谷 萌
片付け、整理整頓が大好きなのですが、リサイクルできるものは積極的に寄付したり、メルカリなどで売って、できる限りゴミにならないように気をつけています。