「自転車生活」は手軽なeco…私が選んだ“心豊かな暮らし方”
エコに興味をもって活動している女性が増えています。いつもの生活のなかで、無理なくエコなことをしている人に、身近なエコ活動を教えてもらいました。こういうことなら自分もできるかな、と思えるヒントがたくさん。エコ活動をする団体『ecoco』の代表の平野絢子さんが紹介していきます。まず初回は、ご本人の活動から。
エコな自転車女性
【最近やってるecoなこと】 vol. 1
私はCO2の排出量がゼロの自転車を愛用中。
お気に入りの自転車を購入し、友人とのランチやお茶、近所の買い物などは自転車で行くことも多いです。
きっかけは交通費の節約
あまり周りに自転車女子はいないのですが、購入のきっかけは、近所で自転車に乗っている人を見かけたり、交通費の節約もできるし気軽に運動にもなるので、自転車がほしいと感じたことでした。
近くの自転車さんを巡ったり、ネットでどんな自転車がかっこいいのかなど調べて、どんどんほしい欲が高まり購入しました!
もちろん、CO2排出量がゼロということも大きな理由です。
自家乗用車は地球温暖化の原因にもなる
地球温暖化の原因になると言われているCO2。国内のCO2総排出量に占める割合は運輸部門が約18%。そのなかで、自家用乗用車は約46.1%と、半数近くが自家用車由来です。
今は、大気汚染物質が少なかったり、CO2を全く排出しないエコカーと呼ばれるものも増えてきているので、全ての車がCO2を排出するわけでは無いですが!
出典:国立環境研究所「日本の温室効果ガス排出量データ(1990~2018年度)確報値」
参考:国土交通省ホームページより
私はなるべく、家から6kmくらいの範囲は自転車で移動するようにしています。疲れたら、公園などで休んだり、通りすがりのカフェなどでお茶したりするのも楽しいです。そうやって、車を使わずに行動することを選んでいます。もちろん、車がないと難しいこともたくさんあるのですが!
私が愛用しているのはこちら。
お気に入りの『LOUIS GARNEAU』(ルイガノ)。
こちらは2代目で、1代目は家の駐輪場に置いていたら盗まれまして!
もう盗まれたくないので、今は家の中に大切にしまっております。階段を上がったりするので、比較的重量も軽いミニベロにしました。
見た目もとても可愛くて、コンパクトなのでとても気に入っています!
自転車に乗るメリット
自転車に乗るようになって良かったなと思うことを下記にまとめました。
1. 節約になる
2. CO2を排出せず環境に優しい
3. 運動になる
4. 新しいスポットを発見できる
自転車に乗るようになって、普段行かないような場所にも行けるようになり、移動範囲も広がり、新しい発見もできるようになりました。
運動にもなり、気分転換にもいいので、自転車に乗るようになって心が豊かになった気もします。
車を持たない選択
自転車に乗らない時は、徒歩はもちろん電車やバスなどの公共機関を利用したり、タクシー配車アプリを利用しているので、車は所有しなくても不自由なく暮らしています。
車を利用する場合はカーシェアリングを利用しています。夫がカーシェアリングの会員になっていたので、私も最近家族会員で登録しました!
土日祝はけっこう予約で埋まっていて、なかなかタイミングも合わず借りられない時もあったり、家から1.5kmも離れた場所に行かないと借りられないということも多いですが…。
地元に帰った時も基本電車やバスで移動しています。電車やバスで行けないところはカーシェアリングやタクシー、たまに親に車を借りるので、今のところ自家乗用車は持たない選択をしています。
自転車移動でフットワーク軽く
いろいろな土地や場所に行くことが好きなので、自転車を使うことによって、より移動も軽やかになり、好きなスポットも増えました。
今はシェアサイクルも増えているので、ぜひ自転車生活を試しみてくださいね。自転車事故が多くなっているという現実もあるので、保険に入ったり、交通ルールは厳守にて!
ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。