1位は断トツ! 女性約100人に聞いた「春の肌ゆらぎ対策」
anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に「春(3月~4月)に肌がゆらいだことがあるか、ゆらいだ場合はどんな対策をしているか」をアンケート。すると、7割以上が肌ゆらぎを感じていて、各々具体的な対策をしていることがわかりました。アラサー女性のリアルな春の肌ゆらぎ事情をお届けします。
「3月~4月は肌がゆらぎがちですか?」の問いに7割以上がYESと回答。
「3月~4月に肌がゆらいだことがある、または毎年ゆらぎがちですか?」と問いに全体の7割以上がYESと回答。
では、どんな「肌ゆらぎ」なのか。具体的な症状を聞きました。
乾燥&花粉のWパンチ
「おそらく乾燥と花粉の影響で、痒みが出る」(33歳・会社員)
「花粉のため鼻周りが乾燥する」(34歳・会社員)
「花粉症で鼻や頬、口まわりが荒れたり、皮がはがれたりする」(33歳・会社員)
「花粉症で鼻をかみすぎるせいか、鼻周りが乾燥する」(31歳・会社員)
「花粉のせいなのか、ほかの症状はないのに肌荒れだけはします」(35歳・会社員)
この時期になると多くの人が花粉によって肌がゆらぐと感じていました。なかには、鼻づまりやくしゃみなど花粉症特有の症状は無く、肌荒れのみ感じる人も。
皮ムケ、ガサガサ、化粧ノリの悪化など乾燥が深刻化
「乾燥で季節の変わり目には必ず顔の顔がむけがち」(41歳・会社員)
「乾燥で皮がむけて、目の周りが赤くなったり腫れる」(37歳・会社員
「乾燥し、小さな湿疹みたいなものができる」(35歳・会社員)
「口周りが乾燥してガサガサになる。花粉症のためマスク必須で、マスクでさらに擦れてガサガサにめくれる」(38歳・会社員)
皮ムケや湿疹、赤みなど乾燥が原因で肌トラブルを感じている人も多くいました。
春だけ、肌質が変わる?
「普段は脂性肌よりなのですが、春は乾燥しがちです。頬のあたりがパリッとします」(30歳・会社員)
この時期になると、頬だけ乾燥が目立ち肌質が変わったように感じる人もいました。このシーズンだけのスペシャルなお手入れの必要がありそう。
YESの方にお聞きします。何か対策をされましたか?
具体的な肌のゆらぎ症状を感じている人は、どんな対策をしているのか。
こちらも具体的にお答えいただきました!
皮膚科で治療
「皮膚科で薬をもらう」(34歳・会社員)&(35歳・会社員)
「皮膚科で薬をもらう(塗り・飲み薬どちらも)。ひどい時はステロイド注射を打ってもらう」(37歳・会社員)
セルフケア派
「化粧水、乳液、美容液、クリームを重点的に塗る」(33歳・会社員)
「そのシーズンは毎日パックして保湿を意識」(29歳・主婦)
「メイクの上から使えるクリームを持参する」(38歳・専門職)
ティッシュにこだわる人も
「ティッシュをグレードアップしてあまり刺激をおこさないようにする」(31歳・会社員)
具体的な対策の多くは皮膚科での治療でした。セルフケア派は、保湿に重点を置いたスキンケアで肌を労わっている様子。また、花粉症の人は、毎日何回も鼻をかむことで小鼻がティッシュの擦れで傷つかないように、質の良いものに変えて刺激を軽減する工夫をしていました。
みんなが実践する「肌がゆらぎやすい季節に、肌がキレイに見える工夫」とは
多くの人がこの季節になると肌のゆらぎを感じ、それぞれ対策していることがわかりました。
では、改善の努力をしつつ、見た目のキレイさを保つためにはどんな工夫をしているのでしょうか。
薬、睡眠、保湿
「よく寝る。ニキビにはオロナインを塗る」(35歳・主婦)
「この時期パウダーを使うとカサついて見えるので、ツヤ肌を意識したベースメイクに切り替える。また、メイクの最後にミストをふりかけて乾燥を防ぐ」(30歳・専門職)
いつものメイクやスキンケアを行うのではなく、症状に合わせて薬やよく保湿することで美しさをキープしているようです。
以上が「春の肌ゆらぎ」についてのアンケート結果でした。
毎年この季節になると繰り返し肌トラブルを感じる人は、かかりつけの皮膚科を見つけておくと安心です。寝る間を惜しんで、丁寧に保湿をしていても改善しなかった肌トラブルが、皮膚科で処方された内服薬や塗り薬を使うとすぐ治まることも珍しくありません。毎年肌トラブルを感じる人は一人で抱えず、皮膚科医に相談してみてくださいね!
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