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“牛乳石鹸”が再ブーム!? スキンケアに「固形石鹸」を使うメリット・デメリットを解説

昔から愛されている固形石鹸といえば、『牛乳石鹸』の「赤箱」「青箱」。一度は使ったことがある人が多いのでは? そんな『牛乳石鹸』が、じわじわと注目を集めているのをご存じでしょうか。そこで『牛乳石鹸』の「赤箱」「青箱」の商品の特徴や違いをご紹介します。固形石鹸を使うメリットやデメリットもまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

長年愛される「牛乳石鹼」の赤箱・青箱とは

「牛乳石鹸」の歴史

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『カウブランド』の牛乳石鹸は、さかのぼること1928年に誕生! アラサーの筆者は子どもの頃から使っていて、実家には牛乳石鹸の箱が置いてありなじみ深いものでした。

時代によって少しずつ箱のデザインは変化しているそうですが、目元は愛らしく、行儀のいいしっぽ、清潔な足元の“牛のマーク”は初代デザインから受け継いだままなんだとか。

2015年から現在のデザインとなり、“COW”のロゴは金色に。「赤箱」にはしっとり、「青箱」にはさっぱりと、洗い上がりの特徴が書かれています。

また、牛乳石鹸は1日に最大50万個も作られているとのこと。職人さんが5~7日かけて、釜の中から石鹸成分をかくはんしながらクリーム状にし、長い棒状になった石鹸を機械で切り分け、おなじみの牛マークを型押ししているそうです。

「牛乳石鹸」の色と牛マークの秘密

種類は赤箱と青箱の2つ。誕生当初は、しっとりタイプの「赤箱」のみでしたが、日本全国の人に使ってもらうために、さっぱりタイプの「青箱」も開発し、1949年から販売開始。特に関東で人気商品となったことから、今でも関西では「赤箱」、関東では「青箱」が多く販売されているんだとか。

たしかに関西出身の筆者が、小さい頃によく使っていたのは「赤箱」。「青箱」は数年に1回見かるほどでした。現在もドラッグストアでは「赤箱」が置いてあることが多く、「青箱」を見かける機会は少ないです。

牛マークは、古くからの格言「商いは牛の歩みのごとく(前へ進んでも後ろへ退くな、ねばり強く前進せよという意味)」がシンボルとなったそうです。

赤箱と青箱の違いは? 泡立ち・使用感・香り・サイズを比較

「赤箱」と「青箱」は、石鹸の泡立ちや使用感、洗い上がり、香り、さらにサイズまでも違うことをご存じですか?

今回は、それぞれの違いを比較してみました。

赤箱

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「赤箱」は豊かでクリーミーな泡立ち。

お肌の保護成分であるミルク成分とうるおい成分スクワラン配合で、しっとりすべすべな洗い上がりです。

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やさしいローズ調の香りに癒されながらケアできるのも魅力!

レギュラーサイズ(100g)は、1コ¥110円です。

青箱

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「青箱」は豊かでソフトな泡立ち。

お肌の保護成分であるミルク成分配合で、さっぱりすべすべな洗い上がりです。

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さわやかなジャスミンの香りが特徴!

レギュラーサイズ(85g)は1コ¥88です。

写真左「赤箱」、写真右「青箱」
写真左「赤箱」、写真右「青箱」

「赤箱」と「青箱」では、同じレギュラーサイズでも形や大きさが少しずつ違いますね。

レギュラーサイズ以外にも、「赤箱」には少し大きめサイズの125g「赤箱125」と「ギフト用」があり、「青箱」には大きめサイズの130g「バスサイズ」と「ギフト用」があります。

【商品情報】
しっとり「赤箱」(レギュラー)
価格:¥110
サイズ:100g

しっとり「赤箱」(赤箱125)
価格:¥132
サイズ:125g

しっとり「赤箱」(ギフト用)
価格:¥1,100
サイズ:100g/10コ入り

さっぱり「青箱」(レギュラー)
価格:¥88
サイズ:85g

さっぱり「青箱」(バスサイズ)
価格:¥126
サイズ:130g

さっぱり「青箱」(ギフト用)
価格:¥880
サイズ:85g/10コ入り

泡立て方のコツも! 赤箱・青箱を使ってみた

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固形石鹸を使用する際は、ボディタオルや泡だてネットなどを使って泡立てるのがおすすめです。

今回は、筆者が普段から実践している泡立て方をお伝えしますね。

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【泡立て方】
1.ボディタオル、もしくはボディネットを少し濡らします。

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2.石けんをネットにこすり、なじませます。

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3.ネットをくしゅくしゅとこすりながら泡立てます。

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4.ある程度泡立ったら、泡を絞ります。
5.泡を潰さないように、3・4を繰り返して泡を大きくします。

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手のひらいっぱいに、泡立ったら完了です!

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洗う際は泡を肌に広げ、潰さないように洗いましょう。

肌をこするというより、なでるように洗うのがポイントです。摩擦は肌への負担になるので避けましょう。

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「赤箱」(写真左)と「青箱」(写真右)の泡の質感も比較してみました。

「赤箱」は泡のキメが細かく、なめらかでもったりしたホイップのような質感。洗ったあとも、しばらく肌がしっとりしていました。

一方「青箱」は少し泡のキメが大きく、空気を含んだふわっと軽い質感が特徴。洗ったあとはさっぱりします。

似ているようで泡の質感や洗い上がり、香りまで違うので、肌タイプや好みによって使い分けるのがいいですね。

液体ボディソープと比較! 「固形石鹸」のメリット・デメリット

最後に液体ボディソープと比較して、固形石鹸のメリット・デメリットをお伝えします。

【固形石鹸のメリット】
・少量でも泡立ちやすい
・ボディソープに比べて持ちがよく、コストパフォーマンスがいい
・界面活性剤や洗浄成分が必要以上に入っていないものが多いため、肌に優しく、敏感肌でも安心して使える
・アイテムによっては顔も体も使える

【固形石鹸のデメリット】
・泡立ての手間がかかる
・水に濡れるとヌルッとして溶けやすいため、使用後は石鹸ケースなどに入れる必要がある

最近は泡で出てくるボディソープもありますが、中には界面活性剤や発泡剤が含まれていたり、洗浄力が高すぎるものがあったりします。それに比べると、固形石鹸はシンプルな作りが多いです。

また、毎日使うものなので、コスパのよさも譲れないですよね。固形石鹸だと1コ100円ほどで買える商品も多く、高くても1,000円ほどで3か月ほど使える場合もあります。

総合的に見て、筆者は固形石鹼の想像以上の優秀さに驚きも感じています。

昔からなじみのある『牛乳石鹸』ですが、意外と知らなかったことも多いのでは?

最近は固形石鹸だけでなく、「赤箱」の使用感や香りを楽しめる「泡ボディソープ」や「ミルクバス」、全身に使える「ビューティクリーム」、ハート型の石けんと泡だてネットがセットになった「ハート缶」なども数量限定で発売されています。気になる人はチェックしてみてくださいね!

【参考】
『牛乳石鹼』公式サイト