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日焼け止めは伸ばして塗っちゃダメ! 肌が老ける「日焼け止めのNG塗り方」

夏の初めはしっかり紫外線ケアをするのに、段々めんどくさくなってサボってしまう…という人が多くいるようです。ですが、8月の後半や9月はまだまだ紫外線の強い時期なので、しっかりとケアすることが大切。そこで、うっかり日焼けしてしまう人がやりがちな、NG日焼け対策&改善策をご紹介します。

やりがちな「日焼け止めNG塗り方&改善策」!

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「日焼け止めを塗ったはずなのに焼けてしまった」という経験をしたことがある人が多いかと思います。もしかしたら、日焼け止めの塗り方に問題があったのかも? そこで、やりがちなNG塗り方と、その改善策をご紹介します。

NG1 手のひらになじませてから塗る

ムラなく塗るために、手のひらで日焼け止めを伸ばしてから腕や脚などの肌に塗るのは、実はNG。手のひらになじんでしまうので、思っているよりも、目的の部位には塗れていない可能性があります。手のひらについた分がもったいないし、薄くなりすぎるせいで、むしろムラになることも。

腕や脚には日焼け止めを直接のせ、肌全体になじませましょう。顔は、頰や鼻など高さのある焼けやすい部位に乗せてから、顔全体になじませます。

NG2 しっかり伸ばす!

全身にムラなく塗るために、しっかりと伸ばす人がいますが、伸ばしすぎもNGポイントです。日焼け止めの種類にもよりますが、規定の容量が肌に付着しておらず、日焼けしてしまうことがあります。

日焼け止めは、伸ばすよりも、肌へ叩き込むように抑えるイメージでたっぷり塗りましょう。日焼け止めに塗る目安量が記載されているので、しっかりチェックすることも大切です。

NG3 朝、強い日焼け止めを塗って安心する

SPFやPA値の高い日焼け止めは、効果が高いのは事実ですが、朝一度塗っただけで安心してしまうのはNG。汗やこすれで落ちてしまうこともあるので、注意が必要です。

日常やスポーツ、海など、シーンによって日焼け止めを使い分けている人は多いと思いますが、どんな日焼け止めでも、こまめに塗り直すようにしましょう。特に、汗をかいたときや、手を洗ったとき、服でこすれる部分などを意識しすることで、うっかり日焼けを防ぐことができます。

NG4 日焼け止めしか使わない

紫外線から肌を守ってくれる日焼け止めですが、目のケアも大切です。目に紫外線が入ると日焼け、シミやソバカスの原因になるだけでなく、目の中で紫外線が蓄積され、ドライアイや充血の慢性化、白内障を引き起こす可能性もあります。

目の紫外線ケアは、物理的遮断が大切なので、日傘や帽子、サングラスなどを使用しましょう。UVケア用のコンタクトレンズもあるので、活用してみてもいいかもしれません。紫外線ダメージを受けた目のための目薬もあるので、薬局で相談してみてください。

NG5 髪の日焼けを気にしない

肌と同様に、髪も紫外線ダメージを受けるので注意が必要です。髪が紫外線ダメージを受けると、たんぱく質が壊され、パサつきや、髪のツヤが失われたり手触りが悪くなる原因に。また、髪が濡れた状態で紫外線を浴びると、毛髪の中で酸化が起き、ダメージを受けやすくなるので、さらに要注意です。

髪の紫外線ケアには、帽子や髪用のUVケアスプレーを使用しましょう。また、髪の分け目を変えることで、紫外線ダメージを分散することもできます。髪は太陽に一番近いパーツということもあり、日焼けしやすいので、ダメージケア用のシャンプー&トリートメントを使用するのもおすすめです。

しっかり紫外線ケアをすることで秋冬も美しくいられる!

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紫外線は思っているよりも肌や目、髪へダメージを与えます。夏のうちからしっかりケアすることで、秋冬の乾燥に備えましょう。

(C)Emilija Manevska/Gettyimages
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