使い切れないのは私だけじゃない…女性約100人に聞いた「リップ、チークの捨て時」
最新のリップを塗るだけで、あっという間に旬顔に。そして、するとしないとでは、仕上がりの印象にかなり差が出るチーク。これらのアイテムって毎日使ってもなかなか減らないと思いませんか。皆さん、使い切っているのでしょうか? anan Beauty+ clubのメンバーに、リップ、チークの捨て時について聞いてみました。
リップやチークを使い切ることができますか?
マスクでほぼ口元と頬が覆われているとはいえ、飲食等で外すとき「あぁ、ちゃんとメイクしておけばよかった」と思ったことはありませんか?
使用頻度は減少しているかもしれませんが、リップとチークは顔の印象をかなり変えるコスメ。これらのアイテムを、いつも最後まで使い切れますか? また、使わなくなったアイテムはどうしているのでしょうか。anan Beauty+ clubのメンバーにリサーチしました。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずはリップについて。
リップを最後まで使い切れないかたは、6割ちょっと。最後まで使い切るのは難しいアイテムと言えそうです。使わなくなったリップはどうしているのでしょうか。
「使用しないまま1年経っていたり、匂いが変わっていたら捨てる」(35歳・自営業)
「しばらくはとっておくけど、5年とか経ったらもう完全に諦めがつくので捨てる」(31歳・主婦)
「とりあえず、リップ用BOXに収納。久しぶりに使ってみようと思うこともあるのでなかなか捨てるタイミングがありません。思いっきり整理整頓しよう! という時に一気に処分」(34歳・会社員)
「口に使うものだから一定の期間がたったら捨てる」(33歳・専門職)
「変質が早いので、ワンシーズンで処分」(33歳・自営業)
「落ちやすいやつは結局使わなくなってしまうので捨ててしまいがち」(31歳・専門職)
「とっておく」というかたもいらっしゃいましたが、使わなくなったリップは「潔く捨てる」という傾向が高いと感じました。コメントにもありますが、「口に使うものだから」「品質が変わりやすいから」という理由が多くあがりました。
続いてチークについて。
チークは使い切れるかたと、使い切れないかたがほぼ半数ずつという結果になりました。どうして使い切れないのでしょうか?
「クリームチークは捨てる。パウダーは取っておく」(31歳・主婦)
「使い切る前に割れていることがほとんど」(29歳・会社員)
「あまりにも底見え範囲が大きくなってきたものは、チークがきれいにブラシにつかなくなってくるので捨ててしまいます。完全に使い切るのが難しいので、ちょっともったいないなぁと思うことがあります」(34歳・会社員)
「前までは気に入っていたのを使い切っていたが、最近はマスクでチークを使わなくなってきたので、ほぼ使い切れない」(37歳・専門職)
チークを使い切れないかたの多くに「割れてしまった」「ブラシにうまくつかなくなったから」という回答があり、「本当は使い切りたいけどできない」という気持ちが浮き彫りになっているように感じました。
コスメを最後まで使いたい
まだ使おうと思えば使えるのに、捨てるという行為は、多かれ少なかれ心の中に罪悪感があります。以前、筆者はミニサイズのリップを購入し、初めて使い切ることができました。このように、最後まで使い切れるサイズのコスメがもっと流通すればよいのにと感じます。
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